本日は、ハリウッドスターのヴィンディーゼルの筋肉やトレーニングについてお話ししたいと思います。
日本のトレーニーのみなさんこんにちは!またまた筋肉系有名人の筋肉について一般トレーニーである私が勝手に語るコーナーでございます。50代からトレーニングをするのはもう遅いなんて思っていませんか?
「もうおっさんだし…」「頑張っても若いのには負けるよ。」など…しかし、それはいいわけです。確かに筋持久力だったり心肺機能に関しては年齢が若いほうが圧倒的に有利と思われます。
ところが、とある文献によれば、「筋細胞は80歳までは合成する。」という面白い研究結果がまとめられていました。しかも、これは80歳まではということなのでもしかしたら100歳でもトレーニングを続ければ強くなるかもしれません。
実際、ベンチプレス100kgを挙上していた70代後半のおじいさんもいましたからね。つまりは、筋肉に関しては年を重ねたからと言って諦める必要はないのです。そこで、中年トレーニーの目標としては良い存在だと思うのがヴィンディーゼルさんです。
ハリウッドスターで身長182㎝、体重102kg。まるで格闘家のような体つきをしているムキムキマンです。しかも、現在50歳という年齢にも関わらず、分厚い筋肉、格闘技の練習もこなすほど疲れ知らず。そんな、ヴィンディーゼルさんについて語ってみたいと思います。
ヴィンディーゼルの筋肉について勝手に語ってみます。

1.分厚く柔らかそうな大胸筋
筋肉は力が抜けている時には柔らかく、力が入ったときに硬くなるこれはスポーツ選手からしたらとても理想的な筋肉です。なぜなら、怪我をしにくいからです。それに、ヴィンディーゼルの大胸筋は形がイイです。
日本人の大胸筋はあまり形が良くないぞと批判するトレーニーもいますが、ベンチプレスばかりやってインクラインベンチプレスやデクラインベンチプレス、ダンベルフライ、などいろいろなトレーニングをしないことが原因だと考えられます。
もちろん、日本人でもプロだったりその道に非常に詳しい人はやりますが、普通のトレーニーはベンチプレスだけで満足いている場合が多いのです。ヴィンディーゼルのような形もよく、柔らかそうな大胸筋を作り上げるなら様々な大胸筋トレーニングに加えストレッチ運動も必要になるでしょう。
2.本当に50代?腹直筋がやばい
日本のトレーニーは欧米のトレーニーと比較すると腹筋のバルクが少ない傾向にあります。フィジーク選手、ボディビルディングの選手でも腹筋は割れているのですがやはり欧米人の腹筋と比べると厚さが全然違うのです。
例えば、ヴィンディーゼルの腹筋をみるとこんなに分厚いのです。そして、非常に柔らかそうな感じですよね。youtuberのサイヤマングレートさんはこのようなタイプの腹筋をしていますがごくわずかだと思います。
恐らくですが、普通にクランチなどのトレーニングをやるだけではこのような腹筋はつけられないでしょう。とあるボディビルダーの方が「ベンチプレスやスクワットをやっていれば腹筋は勝手につく。」
と語っていましたが、ある程度はつくでしょうが、やはり専門的な腹筋トレーニングを導入して、尚且つどこまで追い込むか?どういうトレーニングをするのか?こういうところも腹筋のバルクも大きくできるかも関係してくるでしょう。
3.盛り上がったゴツイ肩
ヴィンディーゼルの注目するところは大胸筋や腹直筋だけではありません。盛り上がっているゴツイ肩です。トレーニングの時期もよりますがこの写真では横に肩が広がっているのがよくわかります。
三角筋の前部と中部の膨らみ具合と割れ目具合も素晴らしいです。ベンチプレスで高重量を持ち上げていれば自然と三角筋の前部は強化されていきますが、中部となるとサイドレイズなどのトレーニングで鍛えこむ必要があります。
しかも、丸くてここまで大きくふくらますにはそれ相応のトレーニングが内容でないとなかなか難しいです。体つきをみるとものすごくストイックなトレーニングをこなしているのが想像できます。
4.逞しく太く鍛えられた腕
肩の下に走る上腕三頭筋、上腕二頭筋、そして前腕屈筋これらの筋肉が太くて逞しいです。やはり、腕を太くするなら二の腕のトレーニングは課題となります。多分ですが、ライン具トライセプスエクステンションなどのトレーニングはやっているでしょう。
そして、この力こぶをみると絶対にカール系のトレーニングはやっています。重量を上げつつ尚且つ上腕二頭筋に負荷がかかるようにする。これって結構難しいですが、ヴィンディーゼルの肉体をみるとボディビルダーも顔負けな超上級者ですからね。
ヴィンディーゼルはどんなトレーニングをしているのか?

これまでは、ヴィンディーゼルの筋肉について勝手に語ってしまいましたが実際にはどのようなトレーニングをこなしてるのでしょうか?海外のサイトにヴィンディーゼルのワークアウトメニューがありましたのでまとめてみました。
1.胸のトレーニング
ベンチプレス 8レップ×4セット
デクラインベンチプレス 8レップ×4セット
ダンベルフライ 8レップ×4セット
プッシュアップ 8レップ×4セット
インクラインダンベルプレス 8レップ×4セット
ローケーブルクロスオーバー 8レップ×4セット
2.二の腕のトレーニング
オーバーヘッドトライセプスエクステンション 8レップ×4セット
スカルクラッシャー 8レップ×4セット
リバースグリップトライセプスプッシュダウン 8レップ×4セット
インクラインバーベルトライセプスエクステンション 8レップ×4セット
ダンベルトラセプスキックバック 8レップ×4セット
ディップス 8レップ×4セット
3.背中・肩のトレーニング
ショルダープレス 8レップ×4セット
ラテラルレイズ 8レップ×4セット
ラテラルプルダウン 8レップ×4セット
ベントオーバーロウ 8レップ×4セット
デッドリフト 8レップ×4セット
ショルダーシュラッグ 8レップ×4セット
4.脚のトレーニング
バーベルスクワット 8レップ×4セット
スタンディングカーフレイズ 8レップ×4セット
相撲スクワット 8レップ×4セット
ランジ 8レップ×4セット
フロントスクワット 8レップ×4セット
パワークリーン&スナッチ 8レップ×4セット
さらに、格闘技の訓練なども行っています。
ヴィンディーゼルはとにかくストイックな感じがしますね。通常のウエイトトレーニングももちろんですがパワークリーン&スナッチなどで瞬発力を強化、格闘技でスタミナ強化、身体操作のマスター。
というとこからもただのウエイトトレーニーではなく使える筋肉。動ける筋肉を作り上げていると思われます。ハリウッド俳優でアクションシーンもありますからやはり動けなければだめですからね。
ウエイトトレーニングの内容もどれだけの重量で行っているのか?これは不明でしたが1種目当たりのレップ数、セット数ともに普通だと思います。しかし、やはり形のよいボディを作り上げるにはいろいろな種目を取り入れるのは必須なのでしょうね。
べちプレスもベンチプレスだけではなく、デクラインベンチプレスやインクラインベンチプレスを取り入れ、中、下、上と大胸筋の各部位を鍛え上げる。これは重要ですし、ベンチプレスだけやっているよりもパワーも上がるはずです。
そんなわけで、ヴィンディーゼルのトレーニングから学べたことは、様々なトレーニング種目を組み合わせる、瞬発的なトレーニングを取り入れる、スポーツを導入して筋肉に身体操作を理解させる。これを意識することで重くても俊敏な肉体を手にすることができるでしょう。
参考文献 https://www.popworkouts.com/vin-diesel-workout/