本日は水泳ダイエットの効果についてお話したいと思います。
よく、有酸素運動でも水泳はダイエットに非常に効果的だといわれていますね。例えば、水泳といえば代表的な種目であるクロール。泳ぎやすいですし、全身をフル活動させてのでスピードも出ます。
これの、消費カロリーは、実はランニングよりもやや少ないぐらいなのです。水泳って消費カロリーが高いからランニングよりもエネルギーを消費するのではないかと期待している人もいらっしゃるようですが違うんです。
体重60kgの人が60分泳ぎ続けた場合になりますが、504キロカロリーの消費。それに対して、以外にも平泳ぎは非常に消費カロリーが高く、603キロカロリーも消費できるというのです。ここまで来ればランニングと同レベル。
ちなみに、ランニングは、体重×距離になりますから60kgで10km走り切れば600キロカロリー燃焼することができるいう計算です。
水泳の消費カロリーの秘密

平泳ぎが消費カロリーが高いです。水泳が消費カロリーが高くなる理由は水圧にあります。普通に歩くよりも水の中を歩いた水中ウォーキングを行ったほうが消費カロリーが高くなるのも常に水圧に抵抗して前に進むためです。
実際、オリンピックに出場するような水泳選手だったり、シンクロナイズドスイミングの選手は1日で4000キロカロリーも消費できるといわれています。そのため、食事もそれに応じてたくさん食べるのです。
水泳選手をみるとバキバキに割れた体型をしている人もいれば、男性でもある程度皮下脂肪をつけている人もいますね。あれは、水中での浮力をつけるため。沈まないようにするために体つくりを行っているんですね。
話しがそれましたが、このようにオリンピックに出場する人であれば消費カロリーも多いです。なぜなら、ずっと泳ぎ続けることができるのですから。もし仮に、これを貴方が真似することはできるでしょうか?
水泳の消費カロリーは個人差が激しい。

確かに、水の中を遊泳する行為自体は消費カロリーが高くなると思われます。しかし、1時間も泳ぐことはできる人はよほど水泳に慣れている人でないと無理です。しかも、かなりのローススピードになりますからね。
もし、泳げるけど普段ほとんど水泳を行ってい。けれども水泳が消費カロリーが高いからという理由でチャレンジするのはあんまりおすすめはできません。おそらくですが、25メートル、50メートルも泳いで苦しくなりしばらく休んでしまう。100m泳げれば十分だろうとういぐらいでしょうか。
ちなみに、有酸素運動全般的にいえることですが、大きな効果を出すには長時間続けて行うことです。確かに、50m泳いだら休憩を挟んで再開するのでも効果はないことはないですが、それぐらいなら陸上の有酸素運動で休憩なしでやったほうが効率的でしょう。
そもそも、有酸素運動の醍醐味は、名前のごとく酸素を供給し続けることで脂肪が遊離脂肪酸となり血中に溶け込み、それが燃焼されていくからよいのです。ところが、短時間の有酸素運動の場合はこのうま味が大きく期待できないのです。
水泳は上級者向けの有酸素運動

以上のことからも、「水泳は水圧がかかるから消費カロリーが高くなる。」という話しを私たちのような素人が鵜呑みにしてはいけないのです。もちろん、これは間違えたことではありませんが、重たい水圧がかかっている水中で長時間泳ぎ続けることは現実的に考えて可能だろうか?
もし、あなたがダイエットに取り組んでいるとして、その中の有酸素運動を水泳にしていても効果が期待できないというのであれば、泳いで休む、泳いで休むの繰り返しをしていることが原因かもしれませんね。
なので、どちらかというと上級者向けの有酸素運動です。というよりも、水泳を有酸素運動として取り入れて何時間も泳ぎ続けられるような人というのはダイエッターというよりかはアスリートです。
しかも、かなり上級アスリートだと考えられますから真似すること自体が難しいと考えられるのですね。私も昔スイミングに通っていましたが、60分泳ぎ続けるのも結構大変に感じてしまいますからね。
初心者には陸上系の有酸素運動をおすすめします。

このことからも水泳でカロリー消費を行う難しさはよく理解できたかと思います。もし、水中系で消費カロリーを固く安定して稼ぎたいならば、水中ウォーキングでしょうね。これであれば、水の中をただひたすら歩くだけになりますから休まず行うことが可能かと思います。
ただし、その代り水中といえどウォーキングですからそこまで消費カロリーは大きくないです。体重60kgの人が60分歩き続けてようやく、250kcalとかそんなレベルです。もちろん、水の抵抗があるので多少は高くなりますが大きな差はありません。
それであれば、ウォーキングから徐々にスピードを上げて、走ることになれ、ランニングを有酸素運動として取り入れたほうがよほど効果的と考えられます。それだけ水泳でカロリーを消費るのは難しいということになります。