スクワットは毎日してもいい?その効果について書いてみました。

本日はスクワットは毎日やってもよいのか?毎日やって効果はあるのか?それについて書いてみました。

筋力トレーニングは毎日するべきなのか?それとも、毎日してはいけないのか?これについてはいろいろと賛否両論あると思いますが、個人的には何を目的にしてどんなスクワットをやるかによると思います。

私が学生の頃の部活の顧問はどちらかというと科学的なトレーニングよりかは根性論で激しい筋肉痛の時にもトレーニングをやらせたものです。大人になってから本格的にトレーニングを学んでからそれは間違いだということに気づきましたが当時は何も知らない中学生だったので顧問の指導のもとトレーニングを続けていました。

また、自分でも自宅でスクワットといった基本的なトレーニングを一生懸命やっていました。今考えると笑ってしまうようなトレーニングですがそれでも多少はパワーは上がったのではないかなと思いましたね。

では、今日はそのスクワットを毎日やったほうが良いのか?それとも毎日やらないほうが良いのか?これについて僕が思ったことがいくつかありますのでまとめてみました。

スクワットを毎日やってもよいケース

実はスクワットを毎日やっても問題ないケースというのがあります。スクワットに限らず腕立て伏せやベンチプレスなどでも同じことが言えますけどね。これについて書いてみましたので参考までにどうぞ。

1.自重トレーニング

筋トレは毎日やらないほうが良いという買い込みの中に自重トレーニングも含まれていたりしますが、私個人的には自重トレーニングの場合は比較的毎日やっても問題ないのではないかと思っています。

何故、自重トレーニングの場合は毎日行ってもそこまで問題ないのかというと、始めたてのころは筋肉痛になりやすいです。この時というのは無理せずに筋肉痛が治るまで安静にしておいてください。

「トレーニング」→「超回復」をしばらく繰り返しているとある時を境になかなか筋肉痛にならなくなってきます。よほど回数を重ねないと筋肉痛にならなくなるのが自重トレーニングというモノです。

筋肉痛にならないということは、筋細胞が破壊されるほど追い込まれてはいないということになりますので翌日トレーニングを行ったところでオーバーワークになるとか、身体的にはさほど問題ないと考えられるからです。

要するに、筋トレを毎日やってはいけないというよりかは、損傷した筋肉を動かすのがあまり良いことではないため休息を入れるのであり、そうでなければそこまで気にすることもないでしょう。

2.ダイエット

ダイエットや健康のために行っているスクワットです。ウエイトを使うにしても重量が物すごく軽くして行うもの。エアロビクスなどでバックスクワットを取り入れているものがありますが、何回もできるぐらい軽い重量を扱います。

なぜかとういと、こういうスクワットというのは筋肉を損傷させるために行うのではなく、筋肉を動かすことにより消費カロリーを稼ぐことが目的なため慣れると筋肉痛にならなくなります。

これも、初めのうちは休んだほうが良いでしょうが、慣れてきたら別に毎日やってもよいです。有酸素運動と同じ理論になりますのでむしろ毎日やったほうが良いスクワットなのではないかと思います。

3.限界重量

限界重量を更新して筋力を向上させるようなトレーニングの場合毎日やらないほうが良いでしょう。筋力アップを行う場合は筋肥大とは異なり、90%以上の重量を1~3回ぐらい行うというやり方です。

人によっては100%にほぼ近い重量を1回だけ行う。このトレーニングはあまり筋肉痛にはなりませんし、筋肥大もされにくいです。ただ、パワーは上がっていきます。筋肉痛にならないからと言ってこれは毎日やるべきか?

それともやらないべきか?とういと賛否両論ありますのでなんとも言えないのですが、個人的には毎日やってもそんなに問題はないのではないかと思います。ただ、骨にもかなり刺激がかかるので無理して毎日行うことはおすすめしません。

スクワットを毎日やらないほうが良いケース

1.パンプアップ

筋肉を大きくするトレーニングのやり方としては、80%ほどの重量を10回×3セットほど行う王道の方法です。このトレーニングの場合はマックス重量で数回しか行わないトレーニングと比較してじっくりと筋肉に刺激を与え続けるので筋細胞も損傷しやすいです。中級者以上になると狙った個所はほぼ確実に筋肉痛にすることができます。このように筋肉痛になった場合は無理してトレーニングをするのはおすすめはできません。

2.筋肥大

筋肥大を目的とするトレーニングは「1」以外にもあります。「1」を基本とするとさらに強度を上げるやり方です。ジャイアントセット法などで行うのですが、スクワットを行ったらインターバルを入れずに、別な種目を入れます。さらにインターバルを入れずにもう一種目。

これを3セットぐらい繰り返し行うので「1」よりも恐ろしくきついです。筋力だけではなく、筋持久力、心肺機能なども強くないと重量にもよりますがなかなか辛いのではないかと思います。

目的次第でスクワットのやり方も異なる

毎日50回スクワットをやってもいいとか、毎日100回スクワットやってもいいとか、いろいろとあります。要するに筋肉痛にならないようなやり方であれば毎日やったところでそこまで問題はないのではないかと思います。

しかし、このように毎日できるようなスクワットは筋肉を大きくしたり、脚を太くするという意味では適していません。どちらかというと、下半身にある大きな筋肉を動かすことにより消費カロリーを大きくするところにあります。

逆に、脚力を強化したいとか、スクワットの挙上量を大きくしたいというようなトレーニングであれば毎日やるよりかは、筋肉痛がしっかりと回復されるまで待ってトレーニングを再開するほうが良いでしょう。

パーソナルトレーニングジム-24/7

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