プロテインを飲むと筋肉がムキムキになりゴツゴツな体型になるのではないか?と不安に思われる人もいますが、ハッキリいってプロテインを飲んでもムキムキになるものではありません。あくまでもムキムキになる材料に過ぎないからです。
高強度のトレーニングを続けて毎日しっかりとプロテインを飲んでいるというのであれば3か月、6か月やってようやく少しずつ筋肉が付き始めるという程度です。だから、プロテインだけで劇的に筋肉が増えるというのは勘違いです。
質の高いトレーニング、質の高い食事、これを繰り返すことによってようやく筋肉が増えるものです。ちなみに、プロテインを活用したダイエット方法があるのはご存知でしょうか?基本的にどんなプロテインでも実践可能です。
なぜなら、タンパク質の特性上、「飲むだけで痩せる。」ということはありませんけれども、新陳代謝を高める。細胞の入れ替わりに効果的なので間接的に基礎代謝を上げることができる。これを利用したプロテインダイエットについてお話ししたいと思います。
プロテインを活用したダイエット方法について。

プロテインでダイエットを行うには置き換えを行うことで効果を発揮するものです。一般的にはトレーニングのあとに飲むことで筋細胞の修復を狙うのですが、効果的なダイエットを行うなら食事の置き換えがでしょう。
なぜなら、ダイエットで失敗する人のほとんどは、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが取れていないから太ることが多いです。普段から高重度のウエイトトレーニングを行っている人は基礎代謝が高いので少し食事制限するだけでも簡単に痩せます。
私が、1日15分のウエイトトレーニングだけで体脂肪率10%以下を維持しているのもそーいうことです。しかし、筋肉量が少なく、尚且つカロリー摂取が多い場合はほぼ太ります。そこで、食事制限の一つとしてプロテインを活用するのです。
糖質が含まれていないプロテインであれば、摂り方次第にもよりますが太らないです。置き換えを行うことでカロリーのコントロールも行えます。
ソイプロテインを置き換えダイエットとして活用することをおすすめします。

ハッキリいってどんなプロテインでも置き換えとして効果が期待できます。しかし、無駄なカロリーや糖質を抑えたいのでできれば無添加なものが良いでしょう。また、よほどのトレーニングと食事を摂らないと筋肥大はなかなか進まないと思います。
しかし、バルクアップを目指すわけでもない。どちらかといえば、シュッとした体型を維持。そして健康的になりたいのでれば「ソイプロテイン」をおすすめします。ダイエットだけではなく美肌にも良い。そして、プロテインの中でも比較的ダイエット向きです。
1.消化吸収が遅い
ソイプロテインの場合は消化吸収速度が非常に遅いです。およそ6~7時間ほどかかるといわれています。そのため、トレーニング後の栄養補給には向いていないのですが、消化吸収が遅いということはその分腹持ちがよいということにもなります。
ダイエットで重要なのはやはり腹持ちの良さ。私も朝、プロテイン、サプリメント、フルーツしか摂取しませんが、お昼過ぎまでお腹を持たせることができます。まあ、プロテインだけではなく栄養価の高いものを摂取しておけば比較的長くお腹が持ちます。
この特徴を利用してソイプロテインでダイエットを行います。
2.男性は使っても大丈夫か?
男性がソイプロテインを使うかどうか?イソフラボンと似たような作用があるため男性が摂取するとテストステロンを下げるのではないか?と不安に考える人もいますがソイプロテインである伸びている人もいますからね。
プロテインの種類よりかはどれだけトレーニングを頑張っているか?どれだけしっかりと食事を摂取しているか?こっちのほうが重要です。それこそ、ベンチプレス150kgとかその辺のレベルになったら気にすればよい話しで、普通のトレーニングをしている段階ではさほど影響はないと思います。
もちろん、過剰摂取はだめです。台湾で水や酒の替わりに豆乳を飲んでいた男性が女性化したというニュースもありましたからさすがにそこまで摂取しなければ問題ないといえるでしょう。
ソイプロテインを活用した置き換えダイエットのやり方とは?

男性も女性も性別に関係なく実践できるソイプロテインを活用した置き換えダイエット。もちろん、トレーニングの後に飲むとかそーいうやり方でも効果がないとはいいませんが、ダイエットサプリメントとして活用するおすすめなやり方を解説します。
1.朝ご飯として
カロリーを抑えるとうい意味で何かの替わりにソイプロテインを飲むのが一番効率的と考えられます。例えば、一食ご飯を抜くだけでカロリーは大きく抑えることができますね。しかし、それでありますと、栄養不足が原因で筋肉が細くなる。
このリスクが考えられます。すると、基礎代謝もどんどん衰えていきますから逆にダイエットとしてはマイナスなのです。そこで、余計にカロリーや糖質を摂らないようにプロテインで置き換えダイエットを行うのです。
しかし、一つ気になるのは朝ご飯を抜いてプロテインにしてよいものか?朝はこれからエネルギーになるのでご飯をたくさん食べるべきでは?確かにそれは間違えた考え方ではありませんが、起きたばかりというのは内臓も眠い状態です。
ようやく動き始めるということなので徐々に動かしていく必要があります。そこで、ここでたくさんの食物を詰め込むのではなく、ほんの少し。そして、徐々に内臓が消化に慣れてきたら食事を多くとる。
ですので、朝ご飯はプロテインやサプリメント、フルーツでよいのです。昼ご飯はある程度高カロリー、夕ご飯は摂取カロリーを低くする。これを行うだけでも随分とカロリーのコントロールが行えます。
2.間食として
空腹を抑えるために間食としてプロテインを飲むことで空腹を抑えることができます。普段であればここでお菓子を食べてカロリーオーバーになる人であればそれをプロテインに変えるわけですから、摂取カロリーを大幅に抑えることができるのです。
確かに、砂糖、甘味料無添加のプロテインだからといってカロリーが0というわけでもありませんけれども、それでもお菓子などを食べるよりかははるかにカロリーも低くなりますし、何よりも一番太る原因となる糖質を摂らなくて済むので効果は高いのです。
3.食事の前に摂取
例えば、夕飯の食事量を抑えたいこれども、どうしてもたくさん食べてしまうとういう場合は食事の前にプロテインを軽く飲んでおくだけでもそれだけど空腹を抑えることができるで食事量も大きく減らすことができるのです。
ソイプロテインダイエットのまとめ

いかがでしたか?
ソイプロテインダイエットのやり方についてお話しさせていただきました。ソイプロテインを使ったダイエット方法はあくまでもソイプロテインで摂取カロリーを抑えるというものです。確かに、ソイプロテインは大豆たんぱく質であり、細胞の新陳代謝を高めるという意味ではそれを飲むだけでもダイエット効果はない。わけでもないです。
ただ、それで期待できる効果はごく限られたものですから普段、カロリーオーバーをしている中でソイプロテインを摂ったとしても痩せることはまず考えられません。だからこそ、摂取カロリーや糖質を抑えたうえでソイプロテインを飲むのです。
ただ、食事量を抑えるといっても空腹を我慢するというのは逆にダイエットや筋肉にとってもマイナス効果でしかありません。結局代謝を落とすことは良くないことです。それに、なかなか空腹を我慢することができないでしょう。
そんなときに、おやつの替わりにソイプロテインを飲むのです。ソイプロテインは腹持ちが良い。ただ、私の経験上これだけですと強い空腹には絶えられないと思いますので、サプリメントやナッツ類、栄養価が高くて腹持ちの良い固形物を摂取することをおすすめします。