今日は総合格闘家の、
杉山しずかさんについてです。
トレーニングというのは様々な可能性を秘めていると思います。たとえば、運動不足でトレーニングを始めてみたら面白くなってしまい、フィジークの大会などに出場するレベルになったとか。一生懸命ベンチプレスをやっていたらいつの間にか100kg突破していたとか。
ちなみに、ベンチプレス100kg突破できるのは日本全体でいえば1%程度らしいですよ。また、筋トレは自分に自信をつける良いツールでもあります。ベンチレスの挙上量が以前よりも増えたらそれは成功体験となり自信につながります。
筋肉の厚みが増えたらそれは自分がこれまでに積み上げてきたことが正しいとそこでもまた自信を持つことができます。そういうことからトレーニングというのは自信をつけるためにもやってみるとよいかもしれません。
また、そこから格闘技にチャレンジするという人も少なくはありません。格闘家、ボディビルダーの角田信明さんはトレーニングからスタートしています。筋力ともに身体能力を上げればそれが自信となり、特に学生時代はしょぼくって力もなかったのに、テストステロン豊富な大人ときに体を鍛えムキムキになれば弱気から強気へと気持ちも変化するものです。
さて、格闘技といえば、最近は女子格闘家。きれいな選手が増えてきましたよね。総合格闘家の杉山しずかさんもとっても美人な方です。
杉山しずかとは?

名前 杉山しずか
生年月日 1987年2月11日
出身地 アメリカ合衆国
身長 165㎝
体重 58kg
職業 トレーナー(トライフォース赤坂勤務)
バックボーン 空手
空手道禅道会横浜支部所属。東海大学体育学部卒業。大学在籍時にJEWELSでプロデビューし、2009年3月に大学を卒業します。バックボーンは空手ということもあり、元々は打撃主体のファイティングスタイルでしたが、現在はブラジリアン柔術青帯を習得しており寝技でもしっかりとTKOを決めるシーンも珍しくはなくなっています。立ち技、グラップリング、柔術、いずれも実力の高い選手です。
杉山しずかの体作りに対する考え方とは?

杉山しずかさんは、アスリートというだけありまして体作りに関してはしっかりと考えられています。30歳になった現在もパッと見は若々しいです。それには普段意識していることが効果を結び付けているのかもしれませんね。
1.食事
杉山さんいわく、お肉が大好きなんだそうです。しかし、お肉ばかり食べていると内臓疲労が懸念されます。内臓疲労が酷いと試合に出たときに良いパフォーマンスを出せませんからね。私の自虐ネタを話すと、
試合当日の朝まで飲んで試合に挑みましたがぼろ負けしました(笑)それから反省してアスリートはここぞというときは常にコンディションを整えておくことが勝負の分かれ道と心がけるようにしましたね。
なので、毎日のようにお肉は食べない。そこはバランスの良い食生活を心がけるようにし、日によっては肉は食べず、プロテイン、サプリメントなどでタンパク質を補っているそうです。また、常に体重を意識したり、体全体の筋肉のバランス、姿勢などもチェックするようにしていると仰います。
2.体幹トレーニング
強いカラダを作ることも重要ではありますが、出産後は怪我をしないようにと体幹トレーニングやストレッチなどの運動を心がけて行っているそうです。フォームローラーなどを使って筋膜リリース法を実践されているそうですね。
確かに、ウエイトトレーニング。まあ、どれだけの重量で行うかにもよりますが怪我のリスクもぐんと上がりますからね。特に、マックスの9割とかでやっていると関節の損傷リスクは一気に上がりますし、
変な鍛え方をしてしまいますと、筋肉のバランスが悪くなってしまいますから、試合においてパフォーマンスを高めたいのであればそこは意識すべきところでしょう。
3.十分に睡眠をとる
やっぱり、睡眠は重要ですよね。私なんてトレーニングをしていようが関係なく3~4時間しか寝ないので見習うところはありますが、杉山さんは思いっきり体を動かしたら思いっきり休むことを意識されているようです。
眠るときに昼間のスパーリングのことを思い出すとついつい興奮して眠れなくなることもあるそうですが、そういうときは映画をみたり、いつもしないような作業をしてみたりすることで眠れるようになるそうですよ。
休日も無理はせずに子供と一緒に昼寝を入れるなど十分に眠る時間を確保しているといいます。このように休む時間をしっかりと入れることにより、試合のパフォーマンスだけではなく美しく健康的な体でいつづけることができるのかもしれません。
4.美容法
杉山さんは1日あたり5~6リットルの水を飲むそうです。確かに人の体の6割は水分でできているため、ある程度の水分摂取は必要です。最低2.5リットル~3リットルは飲んだほうが良いといわれていますね。
杉山さんは飲み過ぎじゃないのか?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。確かに普通の生活を送っているのであれば、杉山さんの体格からするとかなり多めですが、格闘技の練習をすれば大量に汗をかきます。
何もしなくても脱水される水分と、運動によって脱水される水分をす考慮すればこれぐらいは飲んでいても全くおかしいことではないのです。
そして、トマトジュース、ココナッツウォーター、コーヒーなどその時々に自分の体が求めているものを意識しながら健康飲料も楽しんで飲んでいると仰います。月1ペースでネイルサロン、ヘアサロンへ行く。これもリフレッシュとなるから良いのだそうです。
5.メンタル管理
杉山さんはメンタルコントロールを非常に重視しております。確かに格闘技は怒りに任せて戦っても勝てないです。私もそういう試合経験がありました。柔道の試合でちまちまと足払いをしてくる相手にムカついて怒りに任せて思いっきり投げ飛ばそうとしてもかからない。
冷静さを欠いているから正しく技をかけられないのです。格闘技はどんな時も常に平静。これが重要なんですよね。杉山さんの場合はアルコールを摂取しないそうなので発散するところは食べ物。暴食に走るらしいのでが一回だけ。
思いっきり食べたらあとは寝る。そして、忘れる。これが秘訣らしいですよ。常にプラス思考でいることにより試合のコンディションも高めることができるのです。
杉山しずかのトレーニングはどんなものがある?

1.バトルロープ
格闘技をされている人はバトルロープをトレーニングとして導入することは多いです。重たいロープを波を打たせながら上下に振る。腕や肩の可動域にもよりますが、手首、体幹、背中、肩、腕を鍛えることができる種目です。
バーベルやダンベルとは何が違うのか?ロープに波を作ることにより、あらゆる方向から様々な負荷がかかります。ダンベル、特にバーベルは動きが固定されるため刺激もワンパターンになりやすいのです。そういう意味では不規則な動きができるこういうトレーニングのほうが格闘技には合っているかもしれません。
2.ケトルベルデッドリフト
ケトルベルをもって、足幅は狭く、可動域もそこまで大きくはない。どちらかといえば、ハーフデッドリフトに近い感じですかね。これを回数重視で行っています。挙上用も大きくはないので自重デッドリフトに少し近いです。
3.赤ちゃんスクワット
赤ちゃんを抱きかかえてスクワットを行う。産後ダイエットの種目の中でこれはありますけれども、不安定な赤ん坊を抱きかかえながらのスクワットは通常のダンベルスクワットと負荷のかかり方が異なるの。重すぎずに体幹から鍛えることができるので産後ダイエットにはちょうど良い。
4.スパーリング
ミッド打ち、スパーリングはもちろん。確かに格闘技は筋力トレーニングも重要ですが、こういった練習に一番近いトレーニングが基本となりますから技術を向上させるためには常に動いている人間相手に戦うのが一番でしょう。また、体全体の筋肉がバランスよく強化されるのもよいところ。
杉山しずかさんのインスタグラム https://www.instagram.com/cisyumm1/