堺部元行の筋肉が凄い!筋力トレーニングについて勝手に解説します。

ボディビルダーの堺部元行さん、

ご存知でしょうか?

フィットネスクラブミッドブレスのヘッドパーソナルトレーナーを務められている方。何が凄いのか?さすが現役のボディビルダーということもあり体つきが普通のトレーニーの次元を大きく上回っています。

普通のスポーツジムであれば少しマッチョでも凄いと思われますが、やっぱりこういう本物を見るとレベルの違いを体感すると思います。

また、体全体のバルクを増やしたいとか、自分がムキムキマッチョマンになりたいと考えているなら堺部元行さんは参考になる体かもしれません。自分が目指す体つきに近い人物を目標にしたり、参考にしてトレーニングに励むと結果も出やすくなりますよ。

ちなみに、堺部さんはボディビルディングでフィジークのように、肩を大きくして上半身をバランスの良い逆三角形にするというよりかは、肩、腕、胸板、胴体、下半身、とすべてにおいて筋肉を作り上げる感じですかね。

全体的に分厚い筋肉を手に入れたいとのであればとても参考になると思います。そんな、堺部元行さんのトレーニングについて勝手に解説してみたいと思います。

堺部元行とは?

堺部元行さんはもともと小学校から大学まで水泳に励み結果を残されてきた方です。国体でも優勝の経験があり、日本水泳連盟2級水泳指導員の資格も保有している方です。現在は、パーソナルトレーナーとして活動されています。

堺部元行のプロフィール
名前 堺部元行
身長 170㎝
体重 88kg
BMI 30
出身地 三重県
出身校 日本体育大学・法政大学
職業 パーソナルトレーナー、ボディビルダー

堺部元行さんはもともとロサンゼルスオリンピックに向けて水泳に全力投球していました。日体時代は監督に体の小ささを指摘されたそうです。水球という競技は水の格闘技と言われるぐらいハードな種目です。

ですから、練習のほかにウエイトトレーニングも行わないといけない。それでも過不足。結局、オリンピックに出場することもできず、2年間大学で水泳の研究をすることに。研究員として残ったのです。

しかし、あるとき教授にとある高校へ教師として働けといわれ、体育の教師をやりながらスイミングスクールへ通う。ところが、それでは練習量が足らず、学校にあるトレーニングルームでウエイトトレーニングを始めます。

堺部さんは26歳まで水泳をされていましたが、選手として開花するにはちょっと遅すぎる。そんな中でプールで自分の姿を鏡で見ると体の変化に喜びを感じます。もしかしたらボディビルダーになったほうがいいんじゃないかと思い、そこで水泳をやめてボディビルディングの道に進みます。

堺部元行が本格的にボディビルダーとして活動するまで。

昔のボディビルダーのジムは今のように丁寧に教えてくれるわけでもなく、本当に見様見真似。「レップ」という言葉すらわからなかったので大変だったそうです。今であれはネットで検索すれば簡単に調べることができますが、当時はそんな便利なものはありませんでした。

百科事典で一つ一つ調べていくしかなかったのです。

そんな中、まず初めに言われた課題は「とりあえず太れ。」ということです。入会した7月1日は68kg程度だったのでそれではまだ駄目。そこで、とにかく食べることを意識して、年末の忘年会には98kgまで太ることに成功しました。

すると、今度はトレーナーに「大会に出ろ!」とかなりいきなりなんですが、「次はどうしたらいいですか?」と質問すると「痩せろ。減量しろ。」と言われたそうです。要するに気が付かぬうちにバルクアップされていたんですね。

高度なウエイトトレーニングをやりながら太ることを意識すれば脂肪の下にある筋肉がいい具合に出来上がってきます。なぜなら、栄養不足にならず筋肉が分解されずしっかりと栄養が供給されどんどん成長していくからです。

そのまま大会に出場するも、7位で終わってしまいました。そこで、このままではダメだと思い、一年間じっくりと体を作りこみ次の大会では優勝。そこから、堺部元行さんのボディビルディングの活動が本格的にスタートしたわけですね。

堺部元行のトレーニングについて勝手に解説してみます。

1.大胸筋のトレーニング

大胸筋を鍛える種目といえばベンチプレスを想像される方も多いでしょう。ベンチプレスは王道であり誰もが知っている種目ですからね。堺部さんもブログでベンチプレスをされている様子を投稿されていました。

しかし、ベンチプレスで限界まで追い込むのは苦手らしい。100kg×15回で始まり、140kg×10回、その後は、ダンベルフライ、ダンベルプレスなど可動域の大きな種目で大胸筋へストレッチをかけながら徹底して追い込みます。

最後は、自重トレーニングのディップスです。前傾したやり方で行うとディップスは大胸筋にフルに重量が乗るので疲労した状態であればよい追い込みになります。

大胸筋は非常に鍛えやすい個所ではありますが、少しポイントを意識するだけで激しい筋肉痛へと追い込むことができるのです。何気なく行うよりも、伸展、収縮を意識することにより本当にトレーニング効果は上がるはずです。

2.下半身のトレーニング

堺部さんは下半身のトレーニングは、レッグプレス、レッグエクステンション、ハックスクワットと複数の種目を取り入れています。別な日では、ランジやスモウスクワットなど別なトレーニングも導入されていました。

流石、ボディビルダーの大会で好成績を残されている人はレベルが違うと感じたのは、本当に追い込むということです。

我々普通のトレーニーも追い込んでいるつもりですが、オールアウトできていない可能性もあります。特に、筋肉痛が襲ってこないという人はその可能性が高いので徹底的に追い込むならやはりプロを見習いましょう。

私はベンチプレスはがっつり追い込むのですが、上がらなくなるまで。大胸筋でプッシュできなくなるところまで追い込みます。最後は背筋力、脚力をフルにを使って無理やりにでもラックに戻しますが、危険なのでトレーナーの補助をつけることをおすすめします。

堺部さんも、レッグプレスなど力が入らないところまで追い込みまくっちゃいますからやっぱりそれぐらいやらないと大きく超回復の効果は得られないのです。

3.背中を鍛えるトレーニング

背中を鍛えるトレーニングといえば、デッドリフトでしょ。ビッグスリーをしっかりとやりこまないで体を大きくするのはなかなか難しいです。特に、スクワット、デッドリフトの二種目はとても非常に重視すべきところです。

しかし、堺部さんのブログをみるとデッドリフトはやっていないということはありませんが、あまりやっているシーンがありません。それよりも、ラットプルダウン、ショルダープレス、といったトレーニングが目立ちますね。

筋肉を大きくするならスクワット、デッドリフト、ベンチプレスは避けられないと思いますのでおそらくどこからデッドリフトはやっていると思います。そうでないとなかなかここまで強い背中を作ることは難しいのではないだろうかと。

4.腕のトレーニング

ケーブルカール、ライイングトライセップスエクステンションなどダイレクトに腕を鍛える種目をされています。腕を鍛えることで、胸、肩、背中の重量が上がると語っています。確かに、幹となる太い部分から鍛えるのは効率的です。

大胸筋、広背筋、大腿四頭筋などこういった個所を鍛えこんで体を大きくする。しかし、だからと言って細い枝となる部分をおろそかにしてよいものか?それはだめです。バランスを考えると結果的にすべての筋肉を鍛え上げる必要があるのです。

上腕ばかり鍛えるのではなく、前腕も鍛えないとバランスの悪い腕になる。これと同じことです。ボディデザインを考えると肩だけ大きくして腕は少し細くしておくという考えもありますが、その中でも全体のバランスを考えるべきです。

ということで、これ以外にもたくさんのトレーニングをされています。すべてに共通しているのは胸だからと言ってベンチプレスだけではなく多種目やる。足だからと言ってスクワットだけではなく多種目やる。

このような鍛え方をすることによりいろいろな刺激がかかりますから筋肉も成長しやすくなります。

パーソナルトレーニングジム-24/7

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