俳優さんは役作りのために体を鍛えこむ。脱ぐシーンのためにカッコイイ体を作る必要がある。一方で、逆に太っているオタクの役を演じることもあるのであえて太るとか、さらには、病気の役を演じるためにガリガリになる必要があるとか…
売れっ子で様々な役を演じる俳優さんほどウエイトコントロールも大変です。格闘技の選手も減量だったり増量だったり大変ですが俳優さんはある意味もっと大変かもしれません。例えば、鈴木亮平さん。
凄いイケメンな方ですが、一時期話題になったのは、2015年10月31日公開の『俺物語!!』で増量してもともとあった筋肉の上から脂肪をつけて体格の良い剛田猛男の役を見事に演じ切りました。
HK 変態仮面 アブノーマル・クライシスでは、引き締まった割れた筋肉ボディ。趣味のボクシングで鍛えぬいた鋼のボディは誰もがほれぼれするような肉体美。では、そんなわけでここでは鈴木亮平さんの筋肉を拝見。
それでどんなトレーニングを行っているのか?勝手に妄想する。そして、減量だったり増量だったりそんなお話もしていきたいと思います。
鈴木亮平の筋肉から筋トレ内容を語ってみる。

まずは鈴木亮平さんのスペックです。身長186㎝、体重75kg。体重に関しては常に変動があります。痩せるときはものすごく痩せますて56kg。増量するときは83kgです。こんなに体重の増減を繰り返して体に絶対に悪いだろう…と思ってしまいますが筋肉はやっぱりすごいです。
1.分厚く出来上がった完成度の高い大胸筋
2014年8月30日公開の映画『TOKYO TRIBE』に登場する金髪の男。メラを演じたときの鈴木亮平さんの大胸筋が分厚いです。あまりトレーニングに関しては語られていないのでよくわからないですが、可動域を意識するためダンベルベンチプレスを取り入れているらしいです。
確かにダンベルベンチプレスを低重量で行っている動画もありましたがそれだけでここまでの大胸筋を作り上げることは困難でしょう。おそらくですが、普通にバーベルベンチプレス。僕の見立てでは余裕で100kgは挙上できる。
少なくとも80kg程度の重量のトレーニングは行ているのではないでしょうか?高負荷を数回ガツンと持ち上げるよりも10回ぐらいはできるような重量で入念に筋肉に刺激を与えているようなトレーニング方法が想像できます。セット数も多くしているかもしれません。
2.盛り上がった肉厚な腹直筋
ただ、脂肪を薄くするだけで腹直筋を盛り上げているのとは違います。しっかりと腹筋を鍛えこんで成長させているのがうかがえますね。どのようなトレーニングが想像できるか?ここまでバルクを大きくするなら、ネガティブ、ポジティブの両方で腹筋へ刺激を与える必要があります。
ポジティブ動作のクランチで徹底的に腹筋を追い込む。ボクサーなのでクランチ、シットアップ、その辺はしっかりとやっていることでしょう。それか腹筋ローラー。高負荷であればケーブルクランチによるポジティブを高負荷。
多分これはないかな?と思いますがもしかしたらドラゴンフラッグもやっているか?ネガティブで腹筋を強化するうえでは最適なトレーニングではありますが鈴木亮平さんはやっていなさそう。
3.スレンダーなきれいな背中
HK 変態仮面では結構ボディビルダーのような体つくりをしました。一度脂肪をつけて体重は15kg増し。そこから徐々に脂肪を落とし最終的には無駄な脂肪をなくしバキバキに割れた体を完成させました。
TOKYO TRIBEのときは大胸筋は分厚く、腹筋のバルクも素晴らしかったのですが、そこからさらに脂肪を極限まで落とした状態なのでバキバキにラインが入った姿がとてもかっこいいです。特に脊柱起立筋、広背筋のラインがシュッとしているボクサー体型です。
鈴木亮平の体つくりは真似できるものなのだろうか?

1.変態仮面の時は食事量が半端ない
変態仮面の時はボディビルダー顔負けの体型を作り上げました。コンテストに出場していても恥ずかしくはない。それぐらいの体つき。それを完成させるには、増量期、減量期が必要です。1日8回も食事を行い、さらにはサプリメントやプロテインも摂取。
増量期を終えたころには体重は15kgも増加しました。そこから原料をしていい最終的は筋肉量を増やし無駄な脂肪を落とす。これに成功したのです。これはかなり難しくて減量失敗すると筋肉まで落ちてしまうのです。
いかにして筋肉を残して脂肪を落とすか?そのためにあえて太るわですがそれをやっても失敗する人は失敗します。バルクアップにチャレンジしてみるのはありかもしれませんが結構大変ですよ…
2.ガリガリに痩せる
さすがに、鈴木亮平さんの慎重が186㎝なのでその状態で56kgとなると相当なダイエットですよね?適正体重よりも20kg以上も少ないのです。さすがにここまで落とすとなると筋肉も随分落としたのではないでしょうか?
天皇の料理番では過酷な減量にチャレンジしました。白米など炭水化物、糖質を一切断つ!確かにこの減量法は効果的でありすぐに脂肪も落ちます。ただ、諸刃の剣でもあります。脳の唯一のエネルギーはブドウ糖です。
ブドウ糖が血中に回らないということは、脳がエネルギー不足となり悲鳴を上げます。結果的に筋肉を分解してエネルギーへ変換するので筋肉量は減る。脳も委縮のリスクが高まる。なのでこんな過酷なダイエットはおすすめしません。
3.時間がなくてすぐに増量
鈴木亮平さんは今では超売れっ子の俳優さんです。映画、ドラマには引っ張りだこ。天皇の料理番の撮影が終えたら、すぐさま俺物語に向けて体重を30kg以上も増量する必要があったのです。いいですか?
56kg→86kgですよ。しかもこの体を完成させるのに与えられた時間はわずか40日です…1か月と10日で30kgも増やせなんて冗談だと思います。「ふざけんなよ!」と言いたくなりますが俳優業というのはそれだけ過酷だということなのでしょう。
俺物語の鈴木亮平さんのカラダは太ってはいますがガタイが良い。しっかりと筋肉が出来上がている体型です。体重を増やすためにもしっかりとトレーニングを行い、これまで断っていた糖質もがっつりと摂取。
カロリーもたくさん摂取するという食べない生活から逆転して食べる生活へと変わります。リアルボクサーの減量、増量みたいですよね。
鈴木亮平の筋トレとダイエットは参考になるか?

いかがでしたか?本日は俳優の鈴木亮平さんの筋力トレーニングやダイエット方法についてお話ししてみました。鈴木亮平さんはボクシングをされているということもあり筋トレのほかにも有酸素運動をしっかりと行っている。
動画でもランニングマシンで走りこむシーンがありまました。ただ、ランニングをするだけで脂肪が簡単に落ちるものではない。どちらかとういと、食事と筋トレが効果を発揮してくれるのです。
鈴木亮平さんはウエイトコントロールが本当に自由自在と言いますか、一気に体重を落としたと思ったら、今度は40日間で30kgも増やす。1日800g弱も増えている計算ですからね。凄いですが、絶対に体に悪いのであんまり参考にはならないと思います…
本来であれば規則正しい食生活を行い筋トレもして徐々に脂肪を落とし筋肉も増やしていく。こういうやり方が理想なのですが役者さんの場合はいろいろな役を演じなくてはいけないからこればかりは仕方がないのかもしれませんね。役者魂!というやつでしょうか。