プロテインの効果的な活用法!痩せる飲み方/太る飲み方を解説します。

本日はプロテインにて痩せる飲み方と太る飲み方についてお話ししたいと思います。

巷では、プロテインに対して様々な誤解が生まれていることがあります。例えば、「飲むだけで筋肉がつけることができる」「飲むと寿命が縮む」「飲むと身長が縮む」「プロテインで作った筋肉は偽物だ。」

などなど。この時代に根拠もなくそのようなことをいう人がいますが、はっきり言います。プロテインはただのタンパク質です。タンパク質を効率的に摂取するようにしたのがプロテインというだけです。

肉、魚、大豆、卵などもタンパク質ですがそれからとれる量はほんのわずかなのでプロテインを飲んだほうが効率的でしょう。という便利な栄養補助食品です。そのため、何も特殊なものでもありませんし、普通の食品と考えたほうが良いです。

そんな中で、プロテインは飲むと太るのではないか?という疑問。ネットの掲示板でも書き込みがあるような話題なので今回はこれについて僕が経験した知識を盛り込みながら解説していきたいと思います。

プロテインを飲めばどちらかといえば痩せるはず。

基本的にプロテインを飲めば痩せていくはずです。バルクアップに使用する人がいるのでイメージ的に「太る」と思われるのかもしれませんが、基本的にはプロテインは痩せるものだと考えられます。その理由を書いてみました。

1.プロテインは体の材料

筋肉が付くプロセスは「筋細胞の破壊」→「栄養摂取」→「筋細胞の修復」これです。栄養摂取により筋肉細胞が修復されればその個所が少し大きくなりますがこれが筋肉がついたという証拠。

この材料はいろいろなものがありますが、メインはプロテインになります。もちろん、筋肉をつけるだけではないのです。皮膚、血液、内臓、血管、骨など体のパーツすべてタンパク質を材料とします。

W:F:P=6:2:2です。体の中の2割は「P」すなわちプロテインで構成されていることになりますのでそれだけ重要なのですね。なぜ、痩せることができるのか?理解するためには重要だと思いましたのでこの話をしました。

2.筋肉=金肉

筋肉は金属と例えるとよいかもしれません。特に鉄。鉄の性質として熱を保持しやすいところにあります。温めるとものすごく熱くなりますよね。心臓がエンジンだとすれば筋肉はその周りにある鉄壁や鉄筋になります。

心臓がフル活動すれば筋肉に血液が送り込まれます。有酸素運動や筋力トレーニングを行った状態ですね。一度、温まればインターバルを入れない限りなかなか冷めることはないです。この時筋肉は体温を上げるために何をしているのか?

体中にあるエネルギーを燃焼しているのです。それは、血中にあるブドウ糖も含まれますし、遊離脂肪酸も含まれます。つまりは、筋肉量が多いほどエネルギーの燃焼効率が高まるということが考えられるわけです。

3.細胞の代謝

栄養学や解剖学において、「代謝」と呼ばれるものは二種類あります。それは、「エネルギー代謝」「新陳代謝」になります。エネルギー代謝は、何もしなくてもカロリーが消費される基礎代謝、運動でエネルギーが消費されるエネルギー代謝です。

一方で、新陳代謝とは、細胞が入れ替わりを行ったり、成長を行うとき細胞分裂を行う。これによる代謝です。ただ、この二つの代謝を別ける人も多いですが、私個人の見解ですと似たようなものだと考えられます。

結局、細胞分裂を行うときにもエネルギーを使わけで、筋肉細胞の再生を行うときもエネルギーを使っているわけです。体中に栄養を送り込む時点でカロリーは消費されているのです。それを考えるとこれも基礎代謝に入るのでしょう。と考えられます。

4.プロテインを飲むと痩せる理由

以上のことからプロテインを摂取するだけでカロリーは消費されるという結論になります。細胞は常に入れ替わっているわけですから、それの材料となるプロテインを常に供給できるのであればカロリーも消費されます。

代謝が上がれば脂肪も燃焼されていきます。もちろん、これを筋力トレーニングなどの運動と組み合わせることでその効果は大きくなるでしょうが、何もしなくても比較的エネルギーは消費できると考えられます。

逆に、タンパク質が不足してしまうと、筋肉を削ることになりますから基礎代謝が落ちていきます。ただ、プロテインを必要量摂取していればある程度のタンパク質は維持できるためどう考えてもプロテインで痩せることは可能なのです。

プロテインを飲んでも太るケースもある?

これまで、プロテインを飲んだら痩せます。などということをお伝えしてきましたが、プロテインは飲み方次第では太る場合もあります。太りたい人、太りたくない人は参考にしてみてください。

1.一気にがぶ飲み

これは賛否両論あるのですが、プロテインを一度に吸収できる量は決まっていまして、20~30gまでらしいです。それ以上摂取すると脂肪になり蓄積されてしまうそうです。ただ、この説が本当かどうかはわかりません。

ただ、ホエイプロテインであればわずか1時間で吸収されてしまいますので、20~30gを1時間おきに飲めば問題ないということにもなりますが、吸収が遅い、カゼインプロテインやソイプロテインは一気に飲むと吸収しきれなかったものが脂肪へ変わるということらしいです。

2.眠る前に飲む

眠る前にプロテインを飲むと吸収されないという説もあります。吸収されないタンパク質は太る原因だとされていますが、これも微妙な説かなぁ~と思います。実際私はプロテインは寝る前に飲んだりしますがそんなに太るということはありません。なのでこれに関してはかなり怪しい。まあ、どれぐらい続けるかということも関係してくるのでしょうが、ちょっと寝る前に飲んだところで変化はなし。

3.糖分が含まれているプロテイン

プロテインを飲んで一番太る可能性が高いのは甘味料や脂質を使っている飲みやすいプロテインを飲んでいる場合でしょうね。確かに甘いからぐびぐび飲めるのですが減量向きではありません。逆に、ウエイトアップを目指している方はこういうプロテインがおすすめです。

プロテインの太る飲み方、痩せる飲み方

1.プロテインの痩せる飲み方

基本的に摂取量を守っていれば激太りすることはなかなか考えられないです。どのプロテインを飲むかにもよりますが、吸収される時間に合わせて、1度に20~30g程度の摂取量にしておきます。もちろん、この説が正しいかどうかは不明ですが念のためにこれぐらいにしておくとよいでしょう。もう一つは眠る前です。この時間帯は避けておくと太らずに痩せるプロテインの飲み方ができます。

2.プロテインの太る飲み方

プロテインを飲んで太りたいなら一番お勧めなのが、甘味料が含まれているプロテインを水ではなく牛乳と一緒に飲むことです。カロリーを大きく摂取することができるので太りやすくなります。

そして、これであれば寝る前に飲むことで効果がその効果もさらに大きくなるでしょう。また、飲む回数を増やすことで太ります。1日3~4回ではなく、5~10回とかこれぐらい飲んでもよいですし、一度に20~30gではなく60gぐらい平気で飲んでしまうとかね。

バルクアップで脂肪や筋肉も同時に摂取しようと考えている人はこういう飲み方をしたりしますが、デメリットとしてはプロテインを大きく消費するのでその分お金がかかってしまうところですかね。

パーソナルトレーニングジム-24/7

[PR]