本日は、
豚肉
についてです。
筋トレをされているの中には食事を気を付けている方は非常に多いのではないでしょうか?体作りは「栄養素」「食べ物」を取捨選択することができないとなかなか難しいですからね。トレーニングを始めたばかりの頃は、あまりそーいうことは考えないかもしれません。
でも、つづけていくと、次第に「効率的に筋肉をつけたい!」「筋肉量を絶対に減らしたくない!」「もっと力をつけたい!」となったときに、確実に食事の管理を意識するようになるでしょう。
では、筋肉をつける食事といえばどんなものをイメージされますか?
例えばこれ。ボディビルダーが普段から食べている食事。鶏肉ブロッコリーですが、低脂肪、高たんぱくな食品の代表格と言っても良いのではないでしょうか。ただ、これってあくまでも減量時だったり、絞り込むときに中心的に食べるものです。
ところが、普段食べている者って意外と低脂肪でない場合もあるんです。なぜなら、タンパク質だけではなく、そのほかの、脂肪、炭水化物も筋肉の成長を考えると重要な栄養素だからです。そこで、体つくりにおすすめな食品の一つとして豚肉を紹介します。
豚肉はどうして体つくりにオススメな食材なのか?

1.脂肪は意外と太らない。
脂肪って太るイメージが非常に強くはありませんか?だけど、脂肪って意外と太らないんです。確かに、脂っこい食べ物を食べ過ぎると消化分解にエネルギーは使いますので胃は持たれることはありますが、脂肪が脂肪として吸収される量って少ないのです。
だけど、
「脂肪がたくさんある人って太っていますよね?」
「豚って太っていますよね?」
というコトからも、イメージ的には太りやすいのではないか?と思ってしまいますね。だけど、実際、豚って脂っこい食事をしているわけでもありませんし、太っている人の食生活を見ても必ずしも脂っこい食事ばかりではないんです。
2.太りやすいのは糖質である
「太る」「太らない」ということを考えると、脂質よりも糖質のほうが圧倒的に太ります。糖質が太る理由は、本来はエネルギーとして使われる糖質でも過剰に摂取しすぎてしまいますと、処理することができず、インスリンと共に細胞に入り込んで脂肪として蓄積されてしまうためです。
もちろん、過剰摂取しなければまったく問題ないですし、体作りのためにあえて過剰摂取する場合もありますが、ダイエットを意識した場合、脂質制限よりも糖質制限を行ったほうが圧倒的に効率がよいといえます。
3.タンパク質の吸収には脂肪も重要
意外と脂肪の重要性は軽視されがちですが、脂肪の存在はなくてはなりません。基本的に栄養素ってなんでもそうなのですが、単体よりも様々なものが混ざり合ったほうが吸収率は上がります。これはタンパク質だけに限らず、ビタミン、ミネラルなども同じことがいえます。そのため、油を制限しすぎるのではなく、うまく活用することで効果的な体作りが行えます。
豚肉の中でも高たんぱくな部位を紹介します。
100gあたり | エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
豚ロース(赤身) | 150 | 22.7 | 5.6 | 0.3 |
豚ロース(脂身つき) | 263 | 19.3 | 19.3 | 0.2 |
豚かた肉(赤身) | 127 | 20.9 | 3.8 | 0.2 |
豚かた肉(脂身つき) | 204 | 18.5 | 14.6 | 0.2 |
豚もも肉(赤身) | 143 | 21.9 | 5.3 | 0.2 |
豚もも肉(脂身つき) | 225 | 19.5 | 15.1 | 0.2 |
このようになっています。
豚肉でも、赤身ロースの場合は脂肪が非常に少なく高たんぱくですね。
圧倒的に安いのは細切れ肉でしょが、薄切りロース、薄切りもも肉も普段から食べるには十分手が届く値段なので体つくりをされているならぜひ取り入れてみると良いですよ。