もち麦ご飯ダイエットで痩せない?太る原因について考えてみた。

一時期、テレビでもとりあえげられた餅麦ダイエット。ぽっちゃりアイドルpottyaの犬童舞子さん、橋本一愛さんがチャレンジしてダイエットに成功したということで話題になりましたね。その影響で一部のスーパーではもち麦が売り切れて購入できない状態に。。。

流石テレビの力と言いますか、影響力がものすごいものがあります。確かに、もち麦を食べるだけで痩せることができるのであれば非常に楽ですから障壁も低くて非常に取り組みやすいダイエットではないでしょうか?

ネットを調べてみると確かにもち麦ダイエットで痩せることができたという人もいます。逆に実践してみたけど痩せるどころか太ってしまったという書き込みも見られました。同じものを食べて痩せる人、太る人が何故出てくるのでしょうか?

その理由はダイエットの本質を理解して取り組んでいるか?どうかです?そこで、今回はもち麦ダイエットを実践しても痩せることができない人の傾向についてお話ししていきたいと思います。

もち麦ごはんは痩せる食べ物ではない。

早い話し、餅麦を食べたからと言って痩せることはありません。確かに世の中にはカプサイシンやL-カルニチンなど脂肪を燃やしやすくする成分はありますけれども、それを摂取したからと言って劇的に痩せるというものはないのではないかと思います。

では、どうしてもち麦を食べることで痩せることができるのでしょうか?早い話が、カロリー制限、糖質制限を行う上で効果的な食品だからです。あとは、普通のご飯よりもインスリンを上げにくいから脂肪細胞が蓄積されにくいということです。

1.ご飯と餅麦の栄養価を比較

では、白米と餅麦の栄養価を比較してみましょう。100gあたりの数値をみると、白米はエネルギー(358kcal)、タンパク質(6.1g)、糖質(77.6g)食物繊維(0.5g)一方で、餅麦はエネルギー(340kcal)、タンパク質(10.6g)、炭水化物(78.1g)、食物繊維(12.9g)

カロリーは多少白米のほうが多い、糖質は餅麦のほうが多い。なので、餅麦はダイエットとして効果を発揮するものではない?このように疑問を抱く人もいるかもしれません。ここで糖質が少なければダイエット効果は高いでしょうが。。。

2.重要なのはカロリーや糖質だけではない

糖質制限ダイエットの理論から考えると、カロリーや糖質の高さで考えるでしょう。ただ、実際問題、太る太らないの要素はそれだけで考えるべきではありません。たとえば、玄米は糖質の量を白米と比べると多少少ないぐらいです。

それなのに太らない理由はGI値が低いからです。ご飯はGI値80程度に対し、餅麦や玄米は食物繊維が豊富なのもありGI値は50程度。ですから食べてもすぐに血糖値が上昇しません。胃の中で炭水化物と食物繊維を分離させる工程が生じるため血糖値が急激に上昇しません。

これが、同じ量の糖質を摂取しても太らない秘密なのです。ただ、ご飯よりも太りにくいというだけであり、餅麦を食べることで痩せるというわけではありませんのでこれはご理解ください。

もち麦ごはんダイエットをチャレンジしても太る人の傾向

1.エネルギーの制限ができていない

太る人の特徴をみると、消費カロリーと摂取カロリーのバランスが明らかに悪かったり、糖質を過剰に摂取していることが多いです。逆にこれを本当の意味で理解できていればなかなか太ることは考えられません。

そりゃそうです。消費できるエネルギーしか摂取しないということになるわけですから。ここで、もち麦を恐ろしいぐらい大量に食べていたり、お菓子など糖質の高いものを食べていたらさすがに痩せることは難しいです。

2.エネルギーの燃焼効率が悪い

基礎代謝が高く摂取した分をしっかりと燃焼できている。あとは運動によりエネルギーが燃焼できているなら心配ありませんが、それが円滑ではないのであれ代謝が低いカラダということになりますからたくさん食べれば蓄積されていきます。

重要なのは摂取する糖質を抑える役割

そもそも、餅麦ごはんの役割は何か?これを知っていますか。ご飯で摂取する糖質を抑えるためにあえてご飯に混ぜて食べるわけです。これによりせかっく血糖値の上昇を低く抑えることができているのに、追加で糖質を摂取していたら太らないわけがありません。

なので、せっかく餅麦ダイエットを実践するのですから成功させましょう。そのため、どうすれば痩せるのか?どうすれば体の脂肪を燃焼できるのか?などダイエットの本質を抑えて取り組んでいきましょう。そうすることでよい結果は出せるかと思います。

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