メタンジエノンという筋肉増強剤をご存知でしょうか?世界でもっとも有名であろうと思われるダイアナボルとういアナボリックステロイドがあります。アーノルド・シュワルツェネッガー、シルベスター・スタローンなど今活躍するハリウッドスター。
体のバルクを人一倍大きくするために使われてきた効果的な筋肉増強剤です。しかし、現在では販売終了となりました。このストロイドを飲みたければ、主成分であるメタンジエノンが含まれているものを購入する必要があります。
しかし、アナボリックステロイドすべてにおいて言えることですが、アミノ酸サプリメントとは異なりステロイドですのでなんか知らの副作用があるのでは?ここがとても気になるところですね。
そこで、こちらではメタンジエノンを使った筋肉増強における効果的な飲み方。そして、安心してご使用していただくためにどのような副作用があるのか?これらについてまとめてみましたので参考にしてみてください。
メタンジエノンの筋肉増強効果はどれほどか?

メタンジエノンは化学的に生み出されたテストステロンのようなもの。厳密にいえばテストステロンの同位体です。これを経口摂取して体内で溶け込ませるとテストステロンと全く同じ働きをします。
つまりは、もともと体質により筋肉がつきにくいとか、テストステロンの数値が低い場合、もっと筋肉増強を行う場合にメタンジエノンの力を使ってテストステロンの量を増やすことができます。
ソ連のパワーリフティングの選手がオリンピック試合でとんでもない力を発揮しました。あまりにも強すぎてアメリカの選手が全く歯が立ちませんでした。しかし、その後ステロイドによるものだということを知ったアメリカが対抗策としてシバ社に依頼してダイアナボルことメタンジエノンを開発したのです。
1.たった1か月で5~8kgの筋肉量を増やせる
もちろん、どのような食生活を送っているか?これにもよるでしょう。いくらタンパク質を合成できるからと言って材料が少なければ成長はしにくいですからね。ただ、実際にメタンジエノンを使用した方の結果を見ると凄いです。
わずか2週間程度メタンジエノンを摂取し続けただけで、165lbsから171lbsまで体重を増やすことに成功したのです。結果的に、6lbs増加していますので筋肉量は2.7kg増加したことになります。
一見すると、大したことはなさそうに思われるかもしれません。ところが、いくらウエイトトレーニングを頑張ってもなかなか初月から筋肉量をここまで増やすのは難しいです。1か月丸ごと行えば5kg増しですからね。
5kgの筋肉量を増やすのに1年かかってもできない人もいるぐらいです。普通の食事、普通のトレーニングをしている具体では難しいレベルです。メタンジエノンを飲むだけで筋肉が増強さえれてしまいますのでこれほど便利なものはないですね。
2.古くから愛されている
また、メタンジエノンはダイアナボルのときから使用されているのでアナボリックステロイドの中でも一番古いものだと考えられますね。それから今でも使用されているのでトレーニーには愛されています。
サプリメントのように経口摂取が可能なのですので、少し過剰摂取気味だと感じるのであれば摂取量を簡単に抑えることができるのもメタンジエノンの魅力的な部分ですね。安く購入できるうえ効果が期待できるコストパフォーマンスは高いステロイドといえます。
メタンジエノンの副作用は危険なものなのか?

メタンジエノンは安くて効果が大きく期待できるコストパフォーマンスが非常に高いステロイドです。しかしその反面、副作用が強いということも理解しておかなくてはいけません。そこで、あらかじめメタンジエノンの副作用を把握しておいたほうが良いと思いますので簡単にまとめました。
1.肝臓への負担が大きい?
メタンジエノンで気を付けるべき副作用は肝臓への負担です。それは、メタンジエノンを固めているコーディング剤に問題があります。17αアルキレート加工が施されています。これは肝臓で解毒することができない化学物質です。
例えば、プロテインやHMBサプリメントなどであれば摂取した後に肝臓でろ過が行われます。これが普通なのですが、メタンジエノンはあえて体内に停滞させるために肝臓に残るコーティング剤を使用しているのです。
むしろ、プロテインのように簡単にろ過されてしまってはメタンジエノンの効果を大きく発揮することができないのでわざと解毒できない17αアルキレート加工を採用しているのです。
しかし、実際問題メタンジエノンの毒性はそこまで高くはないのも事実です。それは、マウスの実験が証明しています。マウスに1日あたり200mgのメタンジエノンを投与したところ、マウスの肝臓の数値。
ALT/ASTにほとんど変化はありませんでした。通常私たちが病気を患ったときに飲む薬のほうがメタンジエノンよりも毒性が強いものもかなり多いのでここはあまり神経質になる必要もないかと思います。
ただ、だからと言って肝臓のケアをしない。というのは危険かもしれません。念のためシリマリンという薬で肝臓のケアを行いましょう。
2.男性ホルモンの分泌が低下
メタンジエノンを投与すると体内のテストステロンの数値が急激に高まります。すると、脳が「テストステロンの数値が十分だからこれ以上は作る必要はない。」と判断してテストステロンの分泌能力が低下します。
こればかりは仕方がないことかもしれませんが、メタンジエノンの摂取をやめてからしばらくはテストステロンが作りにくい体になります。これを避けるには、クロミッドというステロイドを使用します。クロミッドを使えば短期間で元に戻すことが可能です。
3.女性化
実は、テストステロンの一部は、エストロゲンに変換されます。これはアロマターゼというホルモンの作用によるものなのですが、メタンジエノンで急激に男性ホルモンを分泌させてしまいますと、このようなことになりうるのです。
メタンジエノンで大量に作ったテストステロンの分、大量のエストロゲンが生まれます。このエストロゲンは乳首の受容体と結合し、乳首を大きくし、女性のような胸の形になります。これは気を付けないといけない副作用です。
せっかくアナボリックな体にしようと思っていたのにこれでは目的と違った結果になってしまいます。ところが、これはメタンジエノン自体はそこまで問題ではないのです。メタンジエノンのほかに、テストステロンエナンセートなど別の要因が重なることで生じるものです。
もし、女性化を防ぐならノルバデックスという薬を使用します。これを摂取すれば先に、乳首の受容体に結合しますからエストロゲンが作られたとしても女性乳房化を防ぐことができるのです。
メタンジエノンはどのようにして飲めばいいのか?

これまでのことから、命の危険は少ないと思われる副作用ではありますが、それでも摂取に気を付けないと体つくりにとってマイナスになるかもしれません。そこで、メタンジエノンをどのようにして飲むべきか?また摂取量はどれぐらいなのか?お話ししたいと思います。
1.1日あたり20~30mg
これまでの説明からもメタンジエノンは強力なアナボリックステロイドということがご理解いただけたかと思います。そのため、摂取量はそこまで多くなくて大丈夫です。逆に過剰摂取による副作用が怖いです。体重にもよりますが、男性で普通体重よりも少ない場合は20~25mg、それ以上や少し体が大きい場合は30~35mg程度からスタートしましょう。
2.二か月以上は続けない
間違えてはいけないのは、メタンジエノンはサプリメントではありません。アナボリックステロイドです。そのため、長期間の投与は体への負担が大きいです。17αアルキル加工がされているので肝臓での解毒が円滑に行えない。
これが続くと肝臓への負担が大きくなり、ろ過に悪影響を与えるため体全体に問題が生じます。肝臓は人間の臓器の中で最も強く、その25%を失ったとしても2か月あれば再生することができるといわれているほどです。
ただ、そのように強い肝臓でもさすがに過度に追い込んでしまいますと本来なら修復することができる自己再生能力が低下してしまいます。ですので、メタンジエノンを使用する場合は長くても2か月程度にしておくべきなのです。
3.一か月ではダメなのか?
このようにメタンジエノンは強力なので2か月ではなく、1か月に程度にする人もいますが、それは、もったいないというか中途半端です。それぐらいなら初めから使用しないほうが良いかなと思います。
なぜなら、メタンジエノンを投与して1か月ぐらい経過するとようやくテストステロンが増加、筋肉量が増え始める。ここで高タンパクの食事を行いトレーニングでがっつりと追い込んでやると筋肉の増強が進みやすくなります。
ここからが勝負というときにメタンジエノンの投与をやめてしまいますと結果も中途半端になってしまいますと、ステロイドを投与して大きな効果を期待するのにそれが達成できないかもしれないのです。なので、2か月ぐらいは続けることをおすすめします。
4.5mgを3時間おきに摂取
メタンジエノンは効果がものすごく高いアナボリックステロイドですが弱点もあります。それは吸収スピードが速いところ。2~3時間程度で吸収されてその後効果がなくなってしまいます。ですので、あえて5mg程度に小分けにして、3時間ごとに摂取するのです。1粒10gなどの錠剤のものであれば半分にカットして摂取します。
メタンジエノンはどこで販売されているのか?

メタンジエノン、オキシポロンなどのアナボリックステロイドは日本でも比較的簡単に手に入ったりします。ただ、多くは偽物を販売している業者だったり、運営実態がわからないような怪しい業者も多数ございます。
また、筋肉増強の効果もあるでしょう。しかし、問題はそこではありません。ここまで、メタンジエノンについて語ったのに大変申し訳ないのですが、当サイトでは絶対に照会できません。
他にもいろいろなメディアさんが紹介はしていると思いますが、未承認医薬品を個人輸入するところまではオーケー。しかし、それを製造、販売することはアウト。また、広告として紹介するのもアウト。
国から認可されている者であればよいのですが、そんなの証明できるものはありませんでした。つまりは、違法?とは断定はできませんが国内で販売されているアナボリックステロイドはほとんど怪しいです。。。安全に体つくりをするならやっぱHMBでしょ。