本日は韓流スターのイビョンホンの筋肉について語りたいと思います。
筋肉ムキムキといえば欧米人のイメージが強いですよね。日本人よりも欧米人。実際、ハリウッドで活躍する俳優たちはおじさんになっても逞しい筋肉ボディを維持し続けています。やはり、欧米は誰でも筋トレするような教育だからでしょうか?
しかし、別にハリウッドだけではないです。すごいマッチョがいる国。それは韓国です。韓国は徴兵制があります。そのため若い人は結構ムキムキだったりします。福岡の温泉にいったとき、韓国人の軍人さんがいましたがやっぱり体つきは良かったです。
軍人だけではない。韓国にはマッチョな俳優もいます。それが、イビョンホンです。演技力も体のスペックも非常に高い役者さんでしてハリウッド映画にも進出しています。
2013年、『G.I.ジョー バック2リベンジ』のストームシャドー役で出演。
2015年、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』に、T-1000役で出演。
恐らくジムに通ってしっかりと鍛えこんでいる人でも。ボディビルダーでも、彼の肉体は評価するのではないかなと思います。女性だけではなく男性をも釘づけにしてしまうそのメタルボディについて勝手に語っていこうと思います。
イビョンホンの筋肉がガチですごすぎる!

身長177㎝、体重72kg、BMI22.9、推定体脂肪率10%という体型です。腕が太く体のバルクが大きい。という欧米的なムキムキという感じではないです。日本で言われる細マッチョ。それよりも筋肉が多い理想的な体型です。
1.立体感のある大胸筋はベンチプレス
韓国の軍隊はベンチプレスなどのウエイトトレーニングは普通に行います。この大胸筋はプッシュアップなどの自重トレーニングだけでは作り上げることはできないでしょう。それにしては分厚いです。
神経系の開発がどれだけされているかにもよりますが、これぐらいの大胸筋であれば100kg以上は持ち上げられても全然不思議なことではありません。いや、しかしきれいな大胸筋が出来上がっています。
ベンチプレスといえばシャフトの81㎝ラインに手を合わせてグリップします。ここから乳首の上あたりまで垂直にウエイトを下していきます。これが通常のベンチプレスになるわけですが、実はこれだけすと形の良い大胸筋を作りにくいのです。
だから、インクラインベンチプレスで大胸筋の上部を鍛えたり、デクラインベンチプレスで大胸筋の下部を鍛えるなど全体的にバランスよく強化していくことで形の良い大胸筋を作り上げることができるのです。
イビョンホンはこのように大胸筋のトレーニングとはいえど、いくつか種目を組み合わせているようにも思えます。もしかしたら、腕立て伏せなどの自重トレーニングはメインではないにしろどこかに取り入れている可能性は十分に考えられます。
2.肩の筋肉のラインが素晴らしい
イビョンホンのかっこいい肩を作り上げるのはなにか?三角筋をみると前部はしっかりと発達しているのはわかります。三角筋の前部はベンチプレスを行うとがっつりとストレッチがかかるので鍛えらえるのです。
では、横は?確かにイビョンホンの三角筋サイドも横に膨らんでいます。これは明らかにダンベルサイドレイズやケーブルサイドレイズといったトレーニングをこなしているように思えます。
サイドレイズって意外と難しい種目で、僧帽筋に力がかからないように注意します。三角筋だけに力が入るようにするには三角筋を落として固定。肩の収縮で上下運動をするのです。そういった意識的なことがでこきていないとここまで結果は出せないでしょう。
だからといって、別にバルクの大きなメロンという感じではありません。程よく膨れているこの三角筋がかっこいいです。もう一つ注目すべきところは僧帽筋です。確かにそこまで大きく盛り上がっている感じはしませんけどシュッとしたこのラインがかっこいいです。
シュラッグをやっているとすれば適度な重量で負荷をコントールしながらトレーニングを行っていると思われます。だからこそ、このようにしなやかな僧帽筋ができがるのではないかと。
3.腕の筋肉も大きく発達している
イビョンホンの筋肉の中で注目すべきところは大胸筋や肩だけはありません。上腕二頭筋、三頭筋ともにしっかりと発達しています。三角筋の付け根からそこの下へとラインを描く上腕二頭筋、三頭筋はしっかりとトレーニングを行わないと作れないはず。
上腕二頭筋であれば、バーベルカール、ダンベルカール。その中でもいろいろとやっているでしょう。プリチャーカール、コンセントレーションカール、この辺は上腕二頭筋へ負荷を与えやすいトレーニングです。
そして、二頭筋よりも大きいのが三頭筋です。イビョンホンの太くて逞しい筋肉を作るならライイングトライセプスセクステンション、スカルクラッシャーといったトレーニングは必要かと思います。おそらくこういったウエイトで三頭筋を鍛えるようなトレーニングは実践しているでしょう。
4.分厚くてきれいに出来上がった腹筋郡
まず、注目したいのはバキバキに割れたしなやかな腹直筋です。硬い腹直筋の中でも柔らかさを感じさせてくれます。しかし、思ったのがここまでの腹直筋を作り上げるにはかなり鍛えこまないと無理です。
どんなトレーニングをしているのかとても気になりますね。自重のクランチであればよほど効かせて高回数こなさないと無理でしょう。ドラゴンフラッグ?腹筋ローラー?ケーブルクランチ、アブドミナルクランチ?
色々なトレーニングが想像できます。腹直筋だけではくその周辺にある腹斜筋もきれいに斜めの線がくっきり見えます。有酸素運動やからだを捻るトレーニングから出来上がるかと思います。さらには、腹筋の横に大きく盛り上がっている腸腰筋。
これがすごいですね。腸腰筋は腿上げなど足を上げるときに作用する筋肉です。短距離などの運動のパフォーマンスも高めることはできますし、見た目としても男性らしい感じでとてもかっこいいですよね。
イビョンホンの筋トレメニューもすごいです。

イビョンホンのトレーニングをみると筋力トレーニングとランニングを同じ日に行っていることがほとんどです。ランニングを行うことで持久力の強化といったところでしょうかね。映画俳優は体力勝負です。アクションシーンをこなすには筋肉だけではなく体力も必須です。
月曜日:[胸、腕(三頭筋)、腹筋](45分)、ランニング(30分)
火曜日:[上腕二頭筋](45分)、ランニング(30分)
水曜日:休息
木曜日:[肩、腹筋](45分)、ランニング(30分)
金曜日:[足](45分)、ランニング(30分)
土曜日:休息
日曜日:走る(30分)
どれだけのトレーニングをしているのかはわからないです。韓国のサイトを参考にしましたがこの中にもウエイトトレーニング、自重トレーニングの両方が含まれているのでしょう。トレーニングの内容としてはやはり腹筋を重視しています。腹筋を取り入れている回数が週二程度です。
そして、月曜日に上半身すべてを鍛えこんで、その後は分割法。火曜日すべてを上腕二頭筋に費やしていますので比較的、複数のカール系の種目を行っているのではないかと思います。
イビョンホンになることはできるか?

イビョンホンの筋トレメニューを見ると実はトレーニング時間はそこまでは長くはない。トータル合わせても75分なので分解が盛んになる直前でやめています。正直、75分のトレーニングはそこまでハードルは高くはないです。
仕事をされている人がプロアスリートのようにトレーニングをすることはほぼ無理ですが、イビョンホンぐらいであれば普通にできます。先ほどのメニュー通りに鍛える場所を半分割法で分割します。
そして、筋肉痛になるぐらい。80%の負荷を10回ほど繰り返す。同じ種目で3セットほど行ってください。例えば、胸ならベンチプレス、インクラインベンチプレス、デクラインベンチプレス。それぞれ10回ずつ合計3セット。
あとは、食事です。
トレーニングだけは残念ながらムキムキなることはできません。筋肉を破壊したら栄養補補給。脂肪をつけないような食生活。これが盛り上がった筋肉ボディを作り上げるポイントでもあるのです。
朝食:塩のない卵の白、サラダ。
ランチ:チキンバストとサラダ
夕食:サーモン、オート麦粉、玄米。
これが基本となる食事だそうです。かなりストイックですね。おそらくですが、これのほかにサプリメントやプロテインぐらいは摂取しているかと思います。そうでないとここまでの肉体にはなれないでしょう。
ということで、イビョンホンの肉体を手に入れることは不可能ではないです。ただ、そのためには休まずジムへ行ってしっかりとトレーニングをする。しっかりと栄養補給を行う。これが重要です。