L-カルニチンで脂肪を落とすなら食品よりもサプリから摂取しよう!

トレーニーが飲むサプリメントでも結構人気な部類に入っているのがL-カルニチン。実際のところ脂肪燃焼効果に関しては賛否両論ありますが、脂肪酸をミトコンドリアへ運搬するという理屈からは脂肪燃焼効果は十分期待できるだろうと思います。ただ、検証モニターの体質が一定ではないため正確なデータが取れなかったというだけです。

L-カルニチンとは?ダイエットに効果なしと言われる理由について。

詳しいことはこちらのページで語っています。では、実際に、L-カルニチンはどのようにして摂取すれば脂肪燃焼効果が得られるのか?実は私も一時期、L-カルニチンをトレーニングに使っていたことがあります。

当時は、ジムで10キロメートルのランニングを行ってからベンチプレス中心のウエイトトレーニングを行っていました。その時に、L-カルニチンというサプリメントを活用していましたがまあ、効き目はあった気がします。

おかげで初月から体脂肪率がぐんぐん下がる!という劇的な効果はないにしろ、運動と組み合わせればジワジワと効果が感じられていた気がします。そこで、L-カルニチンをどのように活用すべきか?そんなお話をしたいと思います。

L-カルニチンはどんな効果があるのか?

L-カルニチンで期待できるものは脂肪燃焼効果です。このL-カルニチンの正体は、アミノ酸が合成されたものです。具体的には、リシンがメチオニンにメチオ基をもらうことで体内合成されるものです。

このときに、ビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンが必要になりますが、実際、ビタミン、ミネラルは単体だと効果を発揮しにくいのでマルチビタミン、マルチミネラルが必要になるといえます。

体内合成するからそんなに必要なものなのか?と疑問を抱く人もいますが、リシン、メチオニンともに必須アミノ酸になりますから食事、プロテイン、サプリメントなどから摂取しなければいけません。

リシン、メチオニンは体内合成することはできないのです。成長期にこういったアミノ酸、ビタミン、ミネラルが欠乏すると、L-カルニチンがうまく作れなく成長に影響する可能性も懸念されます。

そのため、成長期などにはサプリメントを使ってまでもL-カルニチンを摂取するのはありです。また、20代までであればしっかりと体内合成されてくれますが、それ以降、作られる量が徐々に減っていきます。

年を重ねると筋肉量が減るから代謝が落ちるのもありますが、L-カルニチンが合成される量も関係しているとも考えられています。ですので、ダイエットをされる人は、L-カルニチンを摂取するのは効果的と考えられるのです。

L-カルニチンは食事だとダメ?サプリメントで摂取すべき理由。

マトン(羊) 約220mg
ラム肉(仔羊)約190mg
牛肉     約110mg
豚肉     約35mg
鶏肉     約9mg

※100gあたりの含有量になります。

どうしても食事から摂取したいとなれば、特に上位二つです。マトン、ラムなどを毎日のように大量に食べていく必要があります。それこそ、L-カルニチンは1kgあたり20mg必要だといわれているので、体重60kgの男性ならば1200mg必要だと考えられます。

これを、マトンから摂るとなると毎日200gです。それも、200gの生肉を調理するのではなく、料理されたものが200mgです。そうなるとかなりの量です。毎日それを食べ続けるとなると現実的には困難ではないでしょうか?そうなるとサプリメントでとったほうが楽なのです。

L-カルニチンは有酸素運動で組み合わせると効果的?

L-カルニチンは食事と合わせて普通に飲めばそれで痩せるという書き込みも見られましたが、確かにタイミング次第では効果はあるかも。要するに、血中に流れ込んでいる遊離脂肪酸を燃やすので皮下脂肪には効果が少ないと認識してください。

食事などで脂肪を摂取したらすぐに吸収されずに血液に流れ込むので遊離脂肪酸の状態であれば効果的。もう一つ遊離脂肪酸が血中に流れるときというのは有酸素運動を行っている最中です。

皮下脂肪がエネルギーとして燃焼されるために血中に溶け込んだのが遊離脂肪酸です。これを燃焼するためにはL-カルニチンが効果的だと感がえられるわけです。もちろん、筋トレなどの運動でも効果はありますが、やはり脂肪燃焼は有酸素運動のほうが効果的です。

ですので、トレーニングの30分ほど前に、アミノ酸、カーボドリンクで筋肉の分解の抑制。それと同時にL-カルニチンを摂取しておけば有酸素運動を行ったときに丁度良く遊離脂肪酸が燃焼されていくという仕組みです。

パーソナルトレーニングジム-24/7

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