ニートゥエルボーというトレーニングをご存知でしょうか?
「お腹を引き締めたい!」
「夏までにぷよぷよしたお腹を卒業したい!」
「横腹についたお肉をさっさととりたい!」
と悩んでいるのであればぜひとも腹筋を鍛えるトレーニングを今すぐ導入すべきです。
しかし、どんなトレーニングをすればよいのか?
ジムへ行ってアブドミナルクランチ、ケーブルクランチなどのウエイトトレーニングであれば腹筋にかかる強度は強いためトレーニング効果も大きいです。
自重トレーニングならドラゴンフラッグなんかは強烈なトレーニングです。
しかし、アブドミナルクランチは効果はあるもののマシントレーニングですからジムに行かないとできません。
ドラゴンフラッグはジムでなくても実践可能ですが、素人向けではなく超上級者向けのトレーニングになります。
また、スポーツジムへ行くのは時間やお金もかかるので難しいと考える人もいるでしょう。
それであればまずは自宅トレーニングから始めてみるのもアリです。
そこで、以前紹介したクランチなどと合わせて実践すると効果があると考えられるのがニートゥエルボーというトレーニングです。
ニートゥエルボーとはどんなトレーニングなのでしょうか?

ニートゥエルボーは起立して行うこともできますし、寝て行うこともできます。
スポーツジムではエアロビクスなどのスタジオエクササイズで導入されていることも多い種目になりますが、手を頭の後ろに組んで、体の回転と当時に逆肘と逆膝をくっつける。
といった非常にシンプルなトレーニングです。
1.腹直筋
体をねじるトレーニングは腹斜筋だけではありません。
実はねじりの作用というのは腹直筋にも効かせることができるのです。
それに、ニートゥエルボーはツイストクランチととても似ている動作です。
腹直筋が収縮した状態で回転を捻じりを効かせることができるので普通に腹筋を収縮させるのとはまた別な刺激のかかり方ができます。
ツイストクランチと異なる点は寝て行うときは足の伸び縮みの動作が伴うため腹筋以外にも軸を維持することから体幹トレーニングにもなります。
2.腹斜筋
体を捻じる動作が伴います。
ここで腹斜筋が作用しますのでくびれを作る効果が期待できます。
ダイエットであれば、サイドクランチと併用して横腹にたまった脂肪の燃焼効果を狙うことができます。
3.有酸素運動
エアロビクスの中に含まれていたりするぐらいです。
素早くたくさんの回数をこなすことでニートゥエルボーは有酸素運動としても効果が期待できます。
負荷を弱くして回数を重ねる方法になりますが、お腹周りの脂肪を落とすにはおすすめです。
4.深層筋の強化
じっくりと、ゆっくりと、「ドローイン呼吸」を組み合わせて行うことで腹直筋の内部に効かせることができます。
深層筋が強ければバランス感覚もよくなりますし、基礎代謝が上がりますから脂肪を落としたい方にはおすすめです。
ニートゥエルボーでお腹周りを引き締めるやり方!
1.スタートポジション
両手を頭の後ろに組んで直立します。
この時、背筋を曲げずに「ピン!」と張るぐらいなイメージでスタートポジションを構えます。
2.トップポジション
このまま上半身の回転を効かせながら左膝と右肘をくっつけるように腹直筋、腹斜筋を絞りこむような感覚を掴むとトレーニング効果は高くなります。
ここでのポイントは背筋を軽く猫背になるように、お尻を前に突き出すようにすると腹直筋が収縮されやすくなります。
動作に合わせて呼吸を行うと疲れにくいです。
収縮するときは息を吐く、戻るときは息を吸う。
トレーニングの基本です。
ここで息を止めると逆に疲れやすく酸欠のリスクが上がります。
3.ボトムポジション
起立して行う場合はボトムポジションで腹筋にウエイトがほとんど乗らないのでそのままスタートポジションと同様の姿勢に戻ればよいです。
しかし、仰向けで行う場合は最後まで腹筋への負荷を逃がしたくはありませんので腹筋に負荷がかかるぎりぎりのところでキープしておきます。