みなさんこんにちは!
本日は筋トレにおけるマインドセットについてです。
カラダを作りこむにはどうしても時間がかかるものです。
ダイエットにしろ、バキバキな筋肉ボディを作り上げるにしろ、一定期間のトレーニング、栄養コントロールを行うべきです。確かに、やり方によっては1か月程度で絞り込むことも不可能ではありませんが、基本的には半年、1年という長期的な考えで取り組まないといけません。
なぜなら、筋肉は頑張ったとしてもそんな簡単につくものではないです。1か月トレーニングをして「筋肉ついた!」なんていう人がいますが、ほとんどは勘違いです。体がパンプしたり、筋疲労により重たく感じることはあるでしょう。
でも、それは筋肉が付いたわけではないのです。私も週3~4回。普通の人と比べればかなり、ガチトレーニングをしているかもしれません。だけど、15分ぐらいですけどねwww
なぜなら、高重量のバーベル、ダンベル、マシンでがっつりと…体調を崩す寸前まで追い込むからです。それで、プロテインなど合計で9種類ぐらいのサプリメントの摂取、食事も高たんぱくなものを食べて、ようやく1か月で1kgぐらい筋肉量が増えるかな~。って感じです。
ですから、すぐに筋肉なんてつくものではありません。ということで、筋トレは6か月、1年やってようやく結果がついてくるものだというのがなんとなくイメージできたかもしれませんね。そこで、どうやったら筋トレが続くのか?なかなか続けられない人にそんなお話をしたいと思います。
筋トレを何年も続けている人たちの特徴

1.そもそも苦行だと思っていない
筋トレを続けている人は苦行と思てトレーニングをやってはいません。僕は「努力」「頑張る」という言葉があまり好きではありません。というのも、努力だとか頑張っているとか思っている時点ではまだまだなんです。
そう思っている時点ではそこに「苦」というものが存在します。
ベストボディジャパンに出場するトレーニーたちにはそれがないとはいいませんが、ない人が多いでしょう。ボディビルダーだって筋トレを苦行とは思わずむしろ快感だと思っています。脳内麻薬が分泌される最高の時間ですからね。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がある通り、それを好きでやっていない限りは一流には絶対になることはできません。また、中途半端に終わってしまうのが見えています。だからこそ、苦行だと思っては長続きしないのです。
2.筋トレの優先順位を低くしない
筋トレが楽しいものだと思えてしまえばこれもできるようになります。「時間がないから」という言い訳を理由にして筋トレの優先順位を下げようとはしません。もしくは、時間のない中でも結果を出すために何かアクションを起こすはずです。
私の場合は、暇なころは、スポーツジムに2~3時間もうろうろしていたことがありましたが、それですと筋肉の分解のリスクが非常に高くなると思ったのと、時間がもったいないと思ったのでもっと効率的に鍛える方法を模索しました。
その結果、あまり筋トレに時間を使わない。基本的に15分ぐらい。長くても30分程度にしてしまう。その代り、強度を大きくして短時間のトレーニングでも十分に効果が得られるやり方。尚且つ、無駄な休憩はせずに、インターバルは長くても1分以内にしておく。これで集中したトレーニングができます。
3.生活のパフォーマンスが上がることを理解している
体作りを行うと、生活のパフォーマンスを高めることができるということを理解していれば筋トレは積極的にやるべきです。頭を使うにしても、頭を使っているだけではパフォーマンスというのは同市絵tも悪いです。
仕事で頭の回転を速くするためにも非常に有効です。よく考えると理解できますが、筋肉は神経を経由して脳とつながっています。意識的に体を動かすことにより脳力開発にもつながると考えられています。
更には、血液を体中に巡らせることができます。それは脳へも血液を送ることにもなりますから、活性化につながります。ですので、頭ばかり使ってパフォーマンスが上がらないなら運動も取り入れてみましょう。
4.心身の成長を楽しめる
これはやっている人でないとわからないことかもしれませんが、筋トレをすることで、メンタル、肉体ともに成長を楽しむことができます。ベンチプレスでも10回行う際に、あと3回できるかどうか。そこで、やりきれるかどうかはメンタルと肉体のバランス。
追い込んで軽い重量でも重たく感じるようになっても気合でやりきるのはメンタルです。ところが、メンタルだけではどうにもならないのでそこで筋肉の成長というのは必須になります。
マックス重量に関しても、気合い一発で挙げられるかどうか。これも「何としても挙げてやる!」というメンタルは重要。だからといって、これも高重量は気合いだけで挙げられるものでもないので筋力の成長も必要。
日々、これが更新されることに対して喜びや楽しさを感じられるとトレーニングは続けやすくなるのではないかと思います。
筋トレが続かない人が行うべきマインドセット

1.成功体験を見つける
苦行を楽行に変えるには、まずは成功体験を探すところからです。ウエイトトレーニングなら先月はベンチプレス50kgしか挙がらなかったのに今月は55kg挙がるようになったとかでもよいのです。それだけで楽しくうれしく感じるものです。
ランニングであればジムに入会したときなんて5kmも走れなかったのが10km走ることができた。こういうこいとですね。特に初めのうちは自分に甘くていいと思います。
なぜなら、楽しくなければ続かないからです。完璧主義になりすぎてしまって、うまく行かないことに対して不満に思うのは逆に成長を止める可能性がありますので、初めはほんの少しの成功でも喜び、楽しさを大事にすることとです。
2.やらない理由を潰す
何かを取り組む際にすぐ辞めてしまう人の傾向としては「辞める理由」「やらない理由」を探します。そして、やらない方向に進んでいくものです。これも自分のメンタルコントロールの問題なのである意味仕方のないことかもしれませんが、本気で筋トレを続けたいなら「やらない理由を作らない」ことです。
そのためには、「やる理由」を作る。いや、「やらなければいけない理由」をどんどん作っていくことです。なかなか筋トレをやらなければいけないという理由なんて思いつかないかもしれませんが、ここで、やらなければいけない理由を考えてみると良いですよ。
3.仲間・ライバルを作る
ジムに通っているならジムの友達を作るとか、ライバルを作るとよいです。フリーウエイトをされているなら自分に出来るだけ近い人を勝手にライバルにしてしまってその人に負けないように頑張ろうと思うとやる気がでるものです。
「今日、ジムを休んでしまったけど○○さんは行ったらしい。どうしよう。○○さんのほうが重量が上がられるようになったら…それは困るな…」と思えるようになればあなたはもう筋トレマニア認定です。
また、大会に出てみるのもよいかもしれません。肉体美を競うベストボディ、ボディビルディング。肉体を絞り込むのが苦手ならパワーリフティング、アームレスリングなど。ここでライバルを作ってみたり、次回はもっと成績を上げたいと向上心を持つことで通わざる負えません。
4.現状維持機能の開放
人間は今のままでいたいという現状維持機能が働くものです。これは本能的に仕方がないこと。石器時代に遡るとまだ槍を持って獲物を追いかけていた時代ですが、この時から現状維持機能というモノが作られました。
二つの洞穴があります。A洞穴には以前開拓した際に食料をたくさん見つけることができた。だからA洞穴へ行けば安心だ。しかし、その食料は一生保証されているものではなく次第になくなっていきます。
だから、新しいB洞穴を開拓する必要があります。しかし、ここで現状維持機能が働くと中には猛獣がいるかも入れないから行きたくない。ということ。しかし、ここでブレイクスルー、勝負をかけて壁を突破しなければいつまでもそのまんま。
これは筋トレにおいてもいえることです。今までの状態でいることは簡単です。しかし、肉体改造を行えばその先に待っている未来を想像する。セルフイメージを意識することによりこの現状維持機能を打破することができるのです。
筋トレのマインドセットまとめ

いかがでしたか?
筋トレは長続きしないと結果を出すことはできません。しかし、長続きさせることはとても難しいのが普通の人の考え方です。でも、簡単なのは筋トレをまず好きになること。好きこそものの上手になれという言葉通り好きになってしまえば体がボロボロになろうと筋トレをやりたくなります。
風邪をひいている時にトレーニングをすれば悪化しますが、筋肉が落ちるのが心配でトレーニングをやりたがるマニアもいます。20代前半の頃なんて私は熱を出しても走りこんでいましたし、ウエイトをやっていました。
医学的に考えると完全にアウトなんですけどね。
この、筋トレが好きという状態まで行くためには、
1.成功体験を見つける
2.やらない理由をつぶす
3.仲間を作る
4.現状維持機能を打破する
これらを組み合わせて取り組んでいくことで次第に好きになっていくはずです。まあ、筋トレってある程度やりこめばほとんどの人がハマる。ハマりやすい趣味ですから一度ハマってしまいましょう。そうすれば確実に長続きします。私も筋トレ自体は10年以上やってますから。