katochan33!ボディビルダー加藤昌平のトレーニングが参考になる。

katochan33さん

ご存知でしょうか?

結構、マニアックな話になります。

名古屋市中区のボディビルディング・トレーニングジムOSSU!!に所属している現役のボディビルダー兼パーソナルトレーナー。現在Youtubeでは筋トレ動画たくさんありますけれども、専門的にトレーニング動画を配信していたのがkatochan33さんです。

もともと、学生時代は体操部に所属されておりまして、その後は空手道。

学生気分が抜けずなかなか就職することができず、専門学校へ進学、そのぐらいの時期に現在のOSSU!!へ入会したとき、たまたま横を通りかかったオーナーでもあるボディビルダーの森永経一郎さんの体を見て感動。そして、本格的にトレーニングをスタートし、ボディビルダーの道を志します。

Youtubeを始めたのも2008年で、筋トレを解説したブログを始めてみようかと思って色々とみてもしっかりと解説しているサイトやブログがなかったらしいのです。さらには、動画なんて全然なかったから自分がやってみたら面白そうだということで始めたそうです。そんな、katochan33について勝手に解説していきます。

katochan33とは?

ちなみに、katochan33とはYoutubeチャンネルの名前です。本名は加藤昌平さんといいます。動画の特徴はとにかく丁寧にあらゆるパターンからトレーニング方法を理論的に解説してくれておりますので、多分これを見てジムでトレーニングをするだけでも上達するのではないかと思います。

katochan33のプロフィール
名前 加藤昌平
チャンネル名 katochan33
生年月日 1975年1月8日
身長 168㎝
体重 65~70kg
職業 パーソナルトレーナー(トレーナー歴20年)
趣味 ロードバイク
主な戦績
1997年JPCノービス6位
2004年JPCナショナルズ7位
2009年愛知県ボディビル選手権優勝
2012年東海ボディビル選手権優勝
2015年東海フィジーク選手権優勝
2016年西日本ボディビル選手権65キロ級優勝

筋トレは見て真似るということも大事ですが、どのようにして力を入れるのか?負荷の掛け方はどうすればいいのか?など細かいところを知るだけでも十分トレーニング効果は変わってくるはずです。そんな加藤昌平さんのトレーニングについて勝手に解説していきます。

ボディビルダー加藤昌平のトレーニングの一部を勝手に解説します。

1.ベンチプレス

理論的な説明をもとにどのようなフォームでトレーニングをされているのか?考えながら動画を見ると参考になると思います。例えば、ベンチの上であおむけになりますが、その時のフォームも無駄にブリッジを作っていませんよね?

重量を軽くしているというのもありますが、非常にきれいなフォームを作られていますね。ベンチプレスを行うときは、3点をフラットベンチにつけます。それが、頭、肩、お尻です。

ここで、ブリッジを効かせすぎてお尻が上がったりすると大きな重量は挙がるかもしれませんが、しっかりと筋刺激を加えるということでは微妙なやり方になります。

また、バーを下すときは肘は直角、大胸筋のストレッチが効いている。挙上するときはしっかりと肩を下げています。

ベンチプレスはシンプルな種目であり、多少崩れたフォームで行ってもトレーニング効果は期待できますが、筋刺激を追及するとなると細かい部分を意識するだけでも大分効果は違ってきます。

シンプルが故に奥が深い種目でもあります。まずは、重量重視でもよいかもしれませんが、それに慣れてきたらフォームも考えたトレーニングを行うと更に高い効果が得られるはずです。

2.バーベルスクワット

加藤さんのバーベルスクワットのフォームも参考になるかと思います。下半身への負荷を大きくするために肩にバーベルを担ぐのですが、初めてやるときはどうすればいいかわからないでしょう。

確かに、基本フォームはウエイトを使用しない自重トレーニングのスクワット同じですけれども、自重でやっていると大きな負荷を支える必要がないので背筋の伸び、出尻を作るのも何気なくやっているだけの人もいるかもしれません。

しかし、実際に肩にバーベルを担いで行ってみると出尻の意味というのがわかってきます。背筋のピンと張り、出尻を作ることでウエイトを支えやすくなります。ここにさらに腹腔内圧。通称、腹圧などといったりしますけど、これを使うだけで一気にパワーが上がります。

また、フルスクワット、ハーフスクワット、パラレルスクワット、など高さの違いはありますけれども、やはり腰をしっかりと落とし込んだフルスクワットがストレッチやスクイーズが一番かかりやすいので加藤さんのようなやり方は効果的だと思われます。

3.デッドリフト

加藤さんは以前、デッドリフト180kgとか挙上してましたね。現在は年齢に合わせて重量をコントロールしているとらしいです。流石に大きな重量になってくると強い握力が必要になりますから、サポーターやグリップの方法に工夫がいります。

たとえば、加藤さんのグリップのやり方をみるとオルタネイトグリップといいまして、左右逆に握るやり方です。これは負荷を分散させる効果がありますから重量が大きくなったときに行うのはおすすめです。

100kgぐらいの重量であれば握力50~60kgあればサポーターや持ち方に工夫をしなくても十分持ち上げることができます。ただ、10回などレップ数を考えるとある程度ホールドし続けないといけませんので、一発握りこむ握力とはまた別な問題になります。

ですから、ある程度大きな重量と感じたら握り方をオルタネイトグリップにしてみるとか、リストストラップを装着するなどウエイトを持ち続けられるように工夫したやり方をするとよいですね。

4.ダンベルカール

上腕二頭筋を鍛える種目といえばアームカール系の種目が頭に思い浮かびますよね?その中で、ダンベルカールやバーベルカールがありますが、ここは筋肉の面積が非常に小さい個所になりますので何も考えないで行うと効かせにくいのです。

ここで重要なのは、

1.肩なの近辺にある大きな筋肉に分散させないこと。
2.肩を落として二頭筋に力が入るようにすること。
3.上腕二頭筋に負荷が入り続ける可動域で行うこと。
4.肘を固定することです。

私も初めのうちはこれが出来ずに苦労しましたが、加藤さんの動画を参考にして自分なりに力の入れやすさやフォームを研究してからは、そんなに苦戦することもなくなりました。

そして、もう一つは手首を返す癖がある人はもしかすると手首の力で負荷を分散させている可能性もありますからできるだけ手首の返しを使わないように注意しましょう。必要であればパワーストラップやグローブを使用して固定してしまうとよいかと思います。

5.ラットプルダウン

ラットプルダウンという種目は、手幅の広さによって効かせる筋肉を変えることもできます。たとえば、加藤さんのこのフォームは比較的広めに握っていますが、三角筋後部を鍛えることもできます。

肩を上げたパターン、肩を下げたパターンの違いを詳しくは動画で説明されていますが、このフォームを知っておくと僧帽筋への効かせ方、広背筋への効かせ方が理解できるようになります。肩を上げて行うと僧帽筋に効きます。

逆に、肩を落として行うと広背筋に効きます。どちらが良い、どちらが悪いとかそーいう問題ではありませんが、どのようなフォームにすればその部位に効果があるのか?これを知ってくと目的用途に合わせたバリエーションを考えることができます。

などなど。

加藤さんの動画をいろいろとみてきましたが本当にどれも参考になります。動画自体は非常に長く、説明も非常に長いものが多いのですが、それを見ているだけでも加藤さんからトレーニングを教わっているような感じです。

パーソナルトレーニングジム-24/7

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