ベストボディジャパンでグランプリ獲得の片岡麗香さんにインタビューしてみました。実は、ベストボディナビにて、勝手に片岡さんの記事を投稿したところインスタグラムでシェアしていただきました。
これをきっかけに取材させていただきました。新宿のとあるカフェでインタビューをしました。ほんの少しだけインタビューするつもりだったのですが、明るい方で話も盛り上がりまして、思いのほか時間も伸びました。
特に、女性。これから女性らしい美しいベストボディな体つくりをするのであれば片岡さんのトレーニング内容をぜひ参考にしてみてください。他にはない。本人から直接聞いたことなのでとっても参考になると思いますよ。
ベストボディに出場する前

———「まず、片岡さんの経歴について教えてください。」
幼少期から中学まで新体操、バレエ、ダンスをしていました。
高校、大学のときには、読者モデルとして活動していました。
その後、インポートショップの販売員、不動産の営業を経て、百貨店で大手ブランドショップの販売員として従事していました。
様々なお客様と接点を持つ事が出来ますし、自分の接客によってお客様に笑顔になってもらえる事が出来て、販売員としての仕事にやり甲斐を感じていましたが、
元々、手に職が欲しいとう願望もあり、30歳を機に看護師の資格を取ることを決意し、専門学校へ入学しました。
———「では、病院に就職するのですか?」
看護師でも色々と種類があります。私の希望としては、トレーニング外来で働きたいと思っています。
患者さんのケアも出来て、一緒にトレーニングを通して身体の中から外までサポートする内容です。
自分にとって将来の目標です。
———「トレーニングを始めたきっかけは?」
2歳半から新体操をやっていて全国大会に出場し、県の強化選手に選ばれたこともありました。
数年前からホットヨガを始めました。体力にはそこそこ自信があったので、更に有酸素運動も取り入れたいなと思って、
ちょっと走ってみたら30秒もまともに走れなかったんです。走れないのがとても悔しくて、自分にプレッシャーを与える為に大会に出ることにしました。
そこから毎日ランニングをするようになって、今ではフルマラソンにも出場して完走しています。
ベストボディジャパンに出場してみて。

———「初めて出場した大会について教えてください。」
初めて出場したのが3年前の2015年ベストボディジャパン名古屋大会です。初めての大会だったので、何をしたらいいのか全くわからないまま出場したのを覚えています。
結果は準グランプリで、初挑戦にしては予想外の結果でとても嬉しかったです。
———「トレーニングのサイクルについて教えていただけますか?」
毎日、有酸素運動は必ず行うようにしています。(マラソン、b-monster)またはビクラムヨガ。
パーソルトレーニングは週2~3回行ってます。
今年からは筋力をもっと増やしたいので、パーソナルトレーニングを週5回に増やし、なるべく毎日トレーニングはしたいです。
時間があれば、基本的に身体を動かす様にしています。
あとは汗を出してデトックスする事が好きなので、コラーゲン溶岩浴やゲルマニウム温浴も良く行きます。
———「パーソナルジムのメニューは?」
スクワット、ブルガリアンスクワット、チンニング、ヒップスラスト、ラットプルダウン、サイドレイズなど種類は色々やります。
今年はアウトラインとお尻を鍛えたいので、上半身とお尻を集中してトレーニングしています。
実践しているトレーニングメニューは?

———「普段どのようなトレーニングを実践されていますか?」
基本的に、今日は脚、翌日肩とか分割法でやっています。スクワット、ブルガリアンスクワット、肩とかは後ろに引っ張っるラットプルダウン、あとは懸垂です。
頻度は、下半身、上半身、下半身という風に、上半身下半身を交互に一週間行います。それを、一週間の間に3回、1回1時間ぐらいのトレーニングしています。
———「それはバーベルを使ったトレーニング?」
はい。スミスマシンのバーベルスクワット50kgぐらいでトレーニングをしています。スミスマシンというのは、機械が補助してくれるので安全です。
このときスクワットも腰を高くするパラレル、ハーフではなく、フルスクワットでしっかりとお尻を落とすと本当に効果的です!
あと、今はやっているスクワットでチューブを足に巻くことで脚の内側に押されます。
そこで、あえてそれを内側に入らないように外側に力を入れることで腿も鍛えられます。それを大体15~20回ぐらいやっています。
重量は上がると回数は下がります。50kgぐらいだと10回とか。4~5セットとかそれぐらいで行います。ブルガリアンスクワットは片足で行いますので重量なし。
もしくは、少しつけるぐらいでやります。流石にこれで50kgとかはできません。回数は通常のスクワットと同じぐらいです。あとは、腹筋が好きなのでメニューに取り入れています。
———「腹筋について詳しく教えてください。」
仰向けに寝る際、背中にボールを挟みます。ジュウタンを丸め込む気持ちで腹筋に力を入れてクランチ(上半身を上げる)を15~20回×3セット行います。
簡単そうに感じますがとても効果的です。
———「上半身を鍛えるトレーニングメニューとは?」
肩を広げて背中だけを使った懸垂。Youtubeに上げたワイドグリップチンニングを行います。次に、前と後ろをしっかりと鍛えます。
これも、ウォーミングアップを行ってから取り組むと筋肉が動きやすくなるからウォームアップは大事です。
次に、最近、美尻の方々がよくやっているヒップスラスト。これは、下腹部にバーを置いてお尻を上げるトレーニングです。これを3セット、
あと、ベンチに手と膝をついてダンベルをしたから引っ張るダンベルローイング(ワンハンドローイング)をやってます。
———「ジムに通うのは一週間でどれぐらいの頻度?」
今は週二回で、多いときは週三回ぐらいです。
学校が終わったらジムに行くんですけど、大体、月、水、金といいペースで通えています。
ベストボディの大会の前もこんな感じでトレーニングを行いました。
これからトレーニングを始める初心者は何からスタートすべきか?

———「ベストボディってパーソナルジムとか行かないと難しいですか?」
自宅で1人でもサボらずトレーニング出来る方であれば、行かなくても大丈夫だと思います。
大会に出場を検討されてる方は、実績がある方の所に行く事をオススメします。大会についてのアドバイスがあった方が遠回りせずに済むからです。
よくメディアで体型作りについて効果的なトレーニングの方法を紹介をされていますが、良く分からずに間違った姿勢でトレーニングしてしまうと太ももが太くなったりして理想の体型とは離れてしまいます。
今までトレーニングしたことがない方はどこに力を入れていいか分からないと思いますし、体重のかけ方が少し違うだけでも効く場所が変わってしまいます。
パーソナルジムに毎週通う必要は無いと思いますが、正しい知識があり実績のある信頼できる担当トレーナーがいるとボディメイクしやすいと思います。
トレーナーに食事や、正しいトレーニング法を教わり、1人でやってみても上手くいかなかったり分からなかったら、トレーナーにフォームを再度確認してもらう。
いざ太ったとしても自分の食生活や日々の過ごし方を知ってるので、的確なアドバイスを貰えるので安心できます。
そういったことを考えると、担当のトレーナーは居た方がいいと思います。
———「女性が気軽にできる筋トレでおすすめなものを教えてください。」
500㎜ℓのペットボトルを両手に持って、ボクシング動作。(二の腕痩せ)
お尻を突き出してスクワット。(ヒップアップ)
壁にもたれて空中椅子。(コア)
横寝転がって、ボールを足に挟んで足上げ。(下腹)
髪の毛を乾かしてる時に、腰回し。(くびれ)
———「サイドクランチとかはどうですか?」
サイドクランチもいいと思いますけど、私はそういうのはほとんどやらなくて、ダンスをやっていたので腰回しはよくやります。やることによってくびれが出来ます。
あとは脚上げ。仰向けの状態で脚上げを行うことにより下腹の引き締めにもなります。
———「足首って細くなるんですか?」
足首は細くなります。代謝が悪くなると足がむくんだり太くなったりするっていいますけど、どうして代謝が悪くなるか知ってますか。
血液を流す力は、心臓と筋肉です。心臓から動脈を通って末梢神経(手先、足先)まで血が流れると、次は静脈を通って心臓に戻ります。
戻る時に必要な力が筋肉になります。筋量が弱いと血液を流す力も弱い為、浮腫みやすかったり冷えたりします。女性に冷え性が多いのは筋肉が少ないからです。
マッサージやお風呂に浸かることでも循環が良くなり、浮腫みなどには効果的です。
血行を良くすることは大事です、浮腫んだままだと太い足になります。
———「パーソナルトレーニングはムキムキになりませんか?」
簡単にムキムキにはなりません。
ですが、負荷のかけ方を間違えると太くなります。
例えば、女性目線でお尻だけを上げたいとかであればトレーナーも女性に指導してもらったり、女性ユーザーを主に指導してるトレーナーや、ヒップアップ専門のトレーナーが良いと思います。
主に男性を指導してるトレーナーの指導を受けると、「ちょっとやっただけでそんなに太くならないから。」と、アドバイスをもらうことが多いですけど、
女性の場合は敏感ですから「あれ?太ったんじゃない」となることもあります。
———「インスタの投稿を見るとお尻のトレーニングをされているみたいですが?」
私はあんまり大きすぎるお尻も好きではなくて、背中の下ぐらいから上がっているような感じで、丸みのある「プリン!」という感じのお尻を目指してます。
今年はお尻をメインで鍛えるので、どう変化するか楽しみにしててください。
———「自宅で出来るおすすめなお尻のトレーニングはありますか?」
いっぱいあります。単純に足を後に上げるだけのトレーニングや、チューブを巻いてスクワットのトレーニング。この2つは自宅でも簡単にトレーニング出来ます。
———「お尻だけ鍛えるとバランスが悪くなるのでは?」
バランスは悪くならないです。
お尻を鍛えると、同時にお腹にも効果があります。また、お尻が上がることによって足も細くみえます。
———「上半身を鍛えるおすすめな筋トレを教えてください。」
デッドローイング(背中)を鍛えるトレーニングです。
ダンベルを持ち、軽く膝を曲げ上半身を前に倒します。その際「くの字」になる様に姿勢をつくってください。上半身の姿勢はそのままにし、手を床面に伸ばす→肘をまっすぐ肩甲骨の後に向けて引っ張る。(肘を90度に曲げる)家でも出来るトレーニングなので、是非やってみてください。
食事内容について

———「食事は気を使ってます?」
私はあまり気を使わないほうです。
気を使いすぎたら半年も持たないです。
好きな物を食べてその分しっかり動く様にしています。食べすぎてしまったら次の日は食事の量を減らしたり、運動量を増やします。また、前もって食事に行く予定がある時は、その日も運動量を増やしたりとコントロールはするようにしています。
1か月で痩せたかったら正直食べなければ痩せます。だけど、食べなかったらその倍以上リバウンド必ずします。
ある程度好きなモノを食べてダイエットしたほうが絶対に続くと思います。
炭水化物抜きダイエットは、糖質制限ダイエットなど様々な方法がありますが、人によって合う合わないは必ずあります。
炭水化物を普段から3食必ず食べる方が食べなくなったら一時的に痩せますが、また食べ始めることによって吸収率がよくなるのでリバウンドします。炭水化物を普段から摂っている人は、ダイエットのときも炭水化物をとりながら痩せていくほうが絶対に効果的だと思います。
私もですが、女性の場合、結果が見えないと挫折する人が多いと思います。1か月食事制限をして痩せるという方法もありますが、その後が怖いのでオススメではありません。
———「意識して摂取している食べ物について教えてください。」
肉、魚が好きです。
毎日、赤身なら焼肉でも全然苦じゃないです(笑)ハラミとか大好きです。
もし、食べ過ぎたら必ず運動はします。だから、食べた後も必ず走ります。
———「サプリメントやプロテインは使用していますか?」
使っています。
プロテイン、BCAA、HMB、クレアチン、Lカルニチン、カリウム、ビタミン、胃腸薬などです。
———「HMBって流行ってるんですか?」
私の周りは皆飲んでいます。
筋肉の合成を促進し、筋肉の分解を抑制してくれるので私は飲んでいます。
———「1日のスケジュールを教えてください。」
大体、10~11時ぐらいに起床します。起きるの遅いんです、朝起きるのは苦手です。起床後、ジムに行って、13ː00からパーソナルトレーニング、学校が14:40~21ː00。その後またジムでトレーニング。時々友達とご飯行ったりします。
24ː00過ぎに帰宅して掃除、そこから勉強や宿題などをやり5~6時とか7時になっちゃいます。そして寝ます。
———「自炊はされているのですか?」
自炊はその時の気分でしています。外食が基本的に多いです。
学校では友達も、鶏肉や卵などトレーニングメニューが好きな子が多いので一緒に休憩時間に食べています。
自炊するときは簡単なものが好きです。
この時期はキムチ鍋や水炊きか多いです。
あとおにぎりが大好きです。すぐ食べれる様におにぎりは常時冷凍庫に入っています。
片岡さん、ありがとうございました!

本日は、ベストボディジャパン優勝の片岡麗香さんにインタビューすることができました。どのようなトレーニング、どのような食事、そして、片岡さんのライフスタイル。女性トレーニー、ベストボディを目指される方はぜひとも参考にしてみてはいかがでしょうか?
インタビューして思ったことは、とてもフレンドリーで明るい方でした。本当にありがとうございました!
https://www.youtube.com/channel/UCCX6Zv-QtXRBXovjNWQEBZg
片岡麗香さんが動画でトレーニングを教えてくれます!片岡さんのようなカラダを目指すなら今すぐチェック。
片岡麗香さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/reikakataoka/
片岡麗香さんが日々の様子を投稿。トレーニング風景も満載です!
https://www.bestbody-navi.com/dumbbell-squat/
ヒップスラストの効果的なやり方
https://www.bestbody-navi.com/hip-thrust/
ディップスの効果的なやり方
https://www.bestbody-navi.com/dips/
クランチの効果的なやり方
https://www.bestbody-navi.com/crunch/
サイドクランチの効果的なやり方
https://www.bestbody-navi.com/side-crunch/
懸垂の効果的なやり方
https://www.bestbody-navi.com/pull-up/