「ダイエットをしたいけどどんな運動をすればよいの?」
「有酸素運動が良いことは承知。でも何をすれば…」
「ランニングやジョギングなどハードトレーニングは無理。」
など。
ダイエットを行うにもどんな運動が最適なのか?
これは結構悩むところですよね。
特に、昨日、今日、ダイエッターになったのであればなおさらです。
そこで、おすすめするのがシンプルでとても手軽にできる「ジャンプトレーニング」です。
本当に、畳一畳分あればできるし、基本はジャンプするだけのダイエット方法ですから全く難しくはありません。
それに、ジャンプはものすごいダイエット効果、筋トレ効果が期待できるトレーニングでもあるのです。
ということで、こちらでは、「ジャンプトレーニング」を取り入れたダイエットがどうしてそんなにまで効果的なのか?
実際にどういうやり方をすればよいのか?
この辺りを詳しくおはないしてみました。
ジャンプトレーニングは何故ダイエット効果が高いのか?

1.有酸素運動
ジャンプトレーニングはウエイトトレーニングのような高負荷な運動とは違います。
ジャンプの可動域にもよりますがどちらかといえば低負荷なトレーニングです。
そのため、ある程度の時間を飛び続けることが可能です。
このように、一定時間持続できるようなトレーニングは消費カロリーも大きくなります。
2.たくさんの筋肉を使う
ジャンプするということは屈伸を使って飛び上がるのでメインは足の筋肉になります。
足には人の7割の筋肉が集中しているためほとんどの筋肉が使えるということになります。
ダイエットの運動といっても結局は筋肉を動かすことによって消費カロリーを稼ぐか、基礎代謝を上げて消費カロリーを稼ぐかのどちらかになりますのでそこには筋肉の存在が必要になります。
さらに、ジャンプするときは足をメインにしつつも、背中の筋肉だったり、お腹の筋肉なども使用しますから全身の力を使うといっても過言ではありません。
つまりは、体全身の筋肉がエネルギー消費を行うので消費カロリーもそれだけ大きくなると考えられるのです。
3.赤筋・白筋を同時に鍛える
マラソンランナーなどは持久力に優れているためどちらかといえば「赤筋」が発達しています。
基礎代謝をあげるといわれいる筋肉です。
一方でパワーリフターは持久力に関してはそこまで強いとは思われません。
重い重量を一瞬で持ち上げるパワーさえあればよいので瞬発力の白筋が発達しているといえます。
ジャンプに関して言えば、一定時間飛び続けるようなジャンプを行えば前者が発達しますし、一つ一つを大事にしたような運動を行えば後者が強くなります。
しかし、個人的な見解になるのですが、白筋が発達しても基礎代謝は上がります。
なぜなら、基礎代謝は筋肉量に比例するからです。
筋肉が増えればその分、内臓を強くしないと血液を送る。
というところでは不都合になります。
なので、筋肉が大きくなればその分、内臓も大きくなる。
筋肉代謝+内臓の運動により筋肉が1kg増えれば1日50kcalの基礎代謝が上がるという説がありますからね。
このように、二つのタイプのジャンプトレーニングを組み合わせることで白、赤の筋肉をバランスよく鍛えることができるで脂肪燃焼効率も高めることができると考えられます。
ジャンプダイエットのトレーニングメニュー

1.軽ジャンプ
まずは、縄跳び程度の強度で、ボクシングのステップを踏む感じで5分程度ジャンプトレーニングを行います。
もちろん、たった5分のトレーニングを行ったところで消費カロリーはたかが知れていますが、体を温めるウォーミングアップのようなものです。
2.中ジャンプ
軽ジャンプで体が温まってきたと感じましたら、もう少し高いジャンプを行います。
縄跳び程度なら軽いステップでも飛ぶことができますが、床から20㎝程度はジャンプできるような運動を繰り返します。
基本はこれを続けます。
3.バリエーション
中ジャンプを基本としつつ、ステップの踏み方を変えます。
それは足じゃんけんです。
中ジャンプをやりながら、足じゃんけんで「グー」「チョキ」「パー」を繰り返し行います。
「チョキ」は必ず反対側も行います。
ジャンプダイエットあとがき

まず、これを30分程度はできるように頑張りましょう。
足じゃんけんが加わることによりトレーニング強度が随分と上がりますが、最終的にこれを難なく1時間もできるようになればランニングに負けないぐらいの有酸素運動となります。
ちなみに、ジャンプダイエットを行うときは必ず入念の準備運動から始めましょう。
膝周りを柔らかくした状態で、着地をするときも膝を前に出し過ぎない。
もし、ひざを前に出し過ぎると負担が大きくかかります。
目安としては、かかとが浮かない程度。
この基準を守って膝を前に出し過ぎないようにすれば膝を痛めるリスクは大幅に下げることができます。
やはり、関節を痛めると次回のトレーニングに響きますから体はメンテナンスをしつついたわりながらトレーニングを行いましょう。