どうもこんにちは!
ベストボディナビの佐藤です^^
男性なら一度は思ったことはあるのではないでしょうか?
「自分の握力でりんごをぐしゃっと握りつぶしたい!」
「握力でリンゴをつぶすことが出来たらカッコイイな!」
「リンゴをつぶせるぐらいの握力が欲しい!」
など。
私が高校2年のころに『PRIDE』という格闘技の試合が流行っていましたが、ボブ・サップがメディアで引っ張りだこだったのも丁度その頃です。バラエティー番組に出演するたびにリンゴを「グシャっ」といとも簡単に握りつぶしてしまいます。
知らない人には申し訳ないのですが…
そのころからすでにいろいろなトレーニングをしていましたので、「すげーな。」「あんな風にリンゴを握りつぶせたらかっこいいな。」なんて思ったものです。当時握力が50kgちょいしかなかったのでリンゴがつぶれるというよりかは穴が開いただけ。。。
まあ、リンゴをつぶしたというよりも半分に切った感じですよね(笑)
さて、さて、そんな話はさておき、実際のところ握力でリンゴをつぶすためには何キロぐらいは必要になるのか?どのようなトレーニングをすればリンゴを効率的につぶせるようになるのか?そんな話をしたいと思います。
握力でリンゴをつぶすには何キロ必要なのか?

1.80kg以上必要と言われている
これもリンゴの固さによりますので不透明なところがありますが、およそ80kgはあったほうが楽に潰すことが出来るといわれています。確かに、極めて固いリンゴをつぶす場合は並大抵の握力では潰すのは困難でしょう。りんごをつぶすにはテクニックが重要だとはいえ一定以上のパワーを指に集中させることが出来なければ割れませんからね。
2.70kg以上でも割れるという説
ところが、70kgでも割ることが出来るという説もあります。筋肉自慢のムキムキアナウンサー、草野仁さん。ベンチプレスも100kgぐらいは軽く挙上できてしまいます。普段スーツを着ているので目立たないのかもしれませんが、Tシャツをきたときの草野さんは結構マッチョですよね。
そんな、草野仁さんの握力が69kg程度だそうです。それでリンゴ潰しに成功しているので実は80kgも必要ないのではないかという説です。もちろん、固さによっても難易度に違いは出てくるでしょうが、それでも70kg以下で達成できることは分かりました。
3.テクニックが重要
リンゴを効率的に破壊するとなったときにはテクニックが重要になります。よく言われているのが、リンゴを握った際に指の腹、手の甲をうまく使って割るというやり方です。指の腹、手の甲など、全体から圧をかけることで効率的にリンゴを割ることが出来るという考え方です。テクニックが必要ないほど握力が強くなれば、指をリンゴに突き刺すようにして握りつぶすこともできるようです。
リンゴを潰すための握力トレーニング!

1.クラッシュを増強する
握力を効率的に増強したいのであればCOCハンドグリッパーなど高強度のグリッパーを握りこむことです。ウエイトトレーニングと同じ理論でマックスの重量を数回ほど握りこむみ、重量を更新していくことで力が強くなっていきます。
5~10回程度行うのもおすすめです。それで、負荷を下げていき、トータルで3セットぐらい行うだけのトレーニングでもかなり握力は強くなると思います。ただ、これに関してはマックスの負荷を一発ガツンと握りこむやり方になりますので瞬間的なパワーを養うのには効率的ですが、持続的に握りこむ力ではありません。
2.鉄球を握り続ける
リンゴを潰すのはほんの一瞬ですのでクラッシュを増強するだけでも十分という考え方もわからなくもありません。しかし、リンゴの形とハンドグリッパーの形は違うので多少力の使い方も異なるでしょう。そこで、リンゴ潰しに近いようなトレーニングも行っておくべきです。
例えば、重たい鉄球を指の腹全体で支えて落とさないように握り続けるとか。球体を持ち続けるので負荷はリンゴ潰しに近い所があります。
3.プル型の種目
要は、握りこむ方向に対して逆方向へ重力のベクトルが向くような種目であれば握力は強化されるのです。そういう意味では、デッドリフト、ラットプルダウン、ローイングマシンなどはおすすめです。握力が強い人であれば、片手でデッドリフトを行うとか、とにかく重たい重量を一定時間持ち続けることでホールドは鍛えられます。
そして、このホールドを養うにおいて手軽にできる方法といえば、懸垂もしくはチンニングバーに捕まり一定時間キープするというモノです。
4.スチール缶つぶし
スチール缶の胴体の部分であればそこまで握力がなくても凹ますことはできるでしょう。しかし、スチール缶の口の部分は比較的固いです。それでも、60kg程度の握力があればつぶせるかと思います。
やり方はスチール缶の口のサイドを親指と人差し指で覆うように握り、もう一方の手のひら全体でスチール缶を握っている手を口の上から多いかぶせるようにして握ります。右手、左手の両方の握力を合わせることで効率的にスチール缶を潰すことが出来るという考えた方です。
5.ピンチブロックを活用
ピンチとは握力の中でもつまむ力のことを指します。クラッシュ、ホールドは指と手のひらの両方で握りしめますが、ピンチは指で挟んでウエイトを持ちます。手軽に出来る方法はプレートやピンチブロックを使うこと、ボルダリングでもピンチは強くなります。
6.トランプちぎり
トランプの枚数にもよりますが1ケース分のトランプをちぎることが出来ればほぼ確実にリンゴはつぶせるでしょう。自分がちぎれる限界のトランプの枚数を重ねてちぎります。その枚数を覚えておき、少しずつ枚数を追加していきます。
ちぎるポイントは、トランプを重ねてバラバラにならないように整えたら雑巾を絞るようにちぎります。もしここでトランプがずれたりしてしまいますと、ちぎりやすくなりますので、トランプを重ねてきれいに整えることが重要になります。
ただ、このトレーニングはかなり効果的です。100円ショップでトランプをたくさん買ってちぎってみるのは良いかと思います。
7.りんごを潰すことも重要
りんごを潰すことで力の入れ方などコツを覚えることができます。これまでいろいろな方法で握力をどのようにして鍛えるかというのはお話ししましたけど、やはり実際にリンゴを潰してみないことにはどう潰すべきか感覚をつかみにくい所があるかと思います。
ですので、握力を鍛えこむというのも大事ですが、それと同時にリンゴの潰し方もうまくなりましょう。そうすることにより、握力が80kgもなくてもりんごを潰すことは不可能ではなくなります。
りんごを潰すぐらいの握力増強は男性なら難しくはない。

いかがでしょうか?
本日は、どのようにして握力を鍛えこんで、どのようにしてリンゴを潰せばよいのか?ざっくりと個人的な見解について述べました。リンゴを潰すには、それ相応の握力が必要になります。その握力自体はクラッシュ、ホールド、ピンチと握力の中でもあらゆるパターンを強化すれば自然と身についてきます。
もちろん、破壊的な握力さえあればテクニック的な要素を抜きにしてもリンゴを割ることは難しいことでもありません。
ただ、テクニックを身につければ最小限の握力でリンゴを潰すことが出来たりもしますので、握力を鍛えると同時にリンゴの潰し方を身に着けるほうが効率の良いやり方ともいえるのです。とにかく少しでも早くリンゴを潰したいのであればパワーだけではなくテクニックを養うことは必要です。