フロントプレスとバックプレスの違い!二つのショルダープレスを比較します。

スポーツジムへ入会してからまだ間もないころ。ウエイトトレーニングで何を行えば良いかわからないならば、まずはビッグスリーです。ベンチプレス、デッドリフト、スクワット、これは非常に大きな筋肉ですから鍛えておくだけで基礎代謝が上がります。

そして、太りにくくなるうえ、強い力が出せるようになります。ですからまずはこの辺のトレーニングをマスターすることですね。その次に、大きな部位といえばやはり肩です。

特にスポーツをされている人であれば肩は鍛えない手はありません。なぜなら、どんな競技でも大体肩の力を使うからです。つまりは、スポーツのパフォーマンスを上げる上で肩は鍛えておくべき。ピッチングにも肩の力は必要、テニスのスマッシュも肩の力は必要不可欠です。

では、肩と鍛えるトレーニングといえばどんなものをご想像されますか?僧帽筋を鍛える種目ならシュラッグ。だけど、三角筋を鍛えるならショルダープレス。今日は丸くて大きな三角筋を鍛えるショルダープレスの二種類を比較したお話をしたいと思います。

ショルダープレスといえばフロントプレスでしょ。

普通、ショルダープレスといえばフロントプレスになると思います。フロントプレスとはその名の通り、バーを肩の前、鎖骨の下あたりに構えます。ここからまっすぐウエイトを頭上まで挙上していきます。

注意点としてはプレス系の種目になりますから肘は必ず直角、垂直に保つことです。ベンチプレスなどでも同じことが言えますが、肘が前に向いていたり、後ろに向いていたりするとエネルギーが垂直にかからず最悪バランスを崩す要因にもなります。

それに、手首が負けてしまいますからこれはよろしくない例です。やっていてなんか前腕が効いてるようであばもしかするとフォームがおかしい可能性があります。私の場合はバーベルで行うことが多いのですがスタンディングで実践します。

スタンディングはその名の通りたった状態で行うバージョンです。それに大してシーテッドはフラットベンチなどに座って行います。どちらでもよいのですが、スタンディングの場合は重い重量を扱うときにチーティング(反動)を使いやすかったりします。

いずれにしろポイントは肘をまっすぐに伸ばしきらない。ロックしないことです。ショルダープレスで肘ロックすると三角筋よりも広背筋に負荷がかかりやすくなります。そうではなく、やや余裕を持絶えることがポイントです。これにより三角筋のサイドの部分を鍛えることができます。

バックプレスはフロントプレスよりも難しいか?

バックプレスはフロントプレスとは異なり三角筋のリア。つまりは後部を鍛える種目になります。バーを下す位置は首の後ろを目標とします。バックプレスの場合難易度が高いかどうかはさておき、関節が固い場合はやらないほうが良いです。

それは関節を痛める原因になります。最悪肩関節を痛めてトレーニングをしばらく休まなくてはいけないかもしれません。なので、バックプレスを行う前にバーで一度確認してみてください。しっかりと首の後ろにバーを下すことができるか?

降ろせないないならバックプレスを控えましょう。降ろせるとしても関節が温まっていない段階で負荷をかけるのは危険と思われるのでまずは関節を温めるために軽い重量でウォームアップを行いましょう。

やり方は基本的にはフロントプレスと一緒ですが、若干顎を引いて前傾するようなイメージでフォームを作ります。ここでリアを収縮するようなイメージで上下運動を行います。

フロントプレスとバックプレスの二つの違いについて。

1.フロントプレス

鍛えられる個所は三角筋のサイドです。フォームも肩が固かったとしてもなかなかできないということはないと思います。フリーウエイトが難しそうなら軽いダンベルから始めてみるのでもよいですし、重量の安定性を求めるならマシンで行うのでもよいです。スポーツジムに行けば大体こういうマシンはおいてあります。それぐらいマシンのショルダープレスというのはポピュラーなものです。

2.バックプレス

頭を下げて顎を引き、首の後ろにバーを下せるように空間を作っておきます。この状態で上下垂直にバーベル動かすことにより三角筋の後部を鍛えることができます。この時自然に肩甲骨が閉じれると思いますが、ベンチプレスと同じく肩甲骨を閉じることを意識するだけでトレーに具効果は違ってきます。

以上からご理解いただけたかと思いますが、この二つのトレーニングの種目の違いは、名前の通り、前か後ろです。鎖骨から挙上することで三角筋の横かを鍛えることができるのと、僧帽筋の上から挙上することで三角筋の後ろを鍛えられます。

ただ、注意していただきたいのは三角筋後部は痛めやすい個所でもありますので無理な重量で挙げようとして肩を痛めないようにやや軽いほうが丁度良い重量かもしれません。怪我のリスクを考えるなら低重量、高回数でも全然よいと思います。

パーソナルトレーニングジム-24/7

[PR]