本日はフェヌグリークというテストステロンの数値を上げるサプリメントのお話をしたいと思います。
一昔前までは筋肉をつけるサプリメントといえば「プロテイン」ではなかったでしょうか?私が中学生のころ。そうですね。今から15年も前になりますが、初めて飲んだのがホエイプロテインでした。
ジョークで「寿命が縮まるからやめておけ。」とまるでステロイドと勘違いされている人もいました。今でもそーいう人は少なからずいらっしゃいますが、プロテインはタンパク質のことなので、薬でも何でもありません。
今の時代、トレーニーではなく、スキンケアをされていユーザー、美容家などにも好まれているものです。タンパク質は肌の原料にもなりますからきれいになるんですよ。そんな中で、ここ最近では様々な筋トレサプリが話題になっています。
例えば、HMBなんてそうですよね。これは私が小学生ぐらいのころからすでに日本でもあったらしいのですが、その時は流行らず。今、ものすごい勢いで流行っていますが、こういうアミノ酸系サプリメントに精力剤が含まれていることがあります。
何故、精力剤を入れるのか?答えはテストステロンを増やすためです。確かに、タンパク質、アミノ酸+筋トレでも筋肉は増えますが、男らしいムキムキな体にするにはテストステロンの存在はなくてはならないのです。その、テストステロンを増やすことで知られている「フェヌグリーク」という栄養素をご存知でしょうか?
フェヌグリークとは一体何だぁ?

1.フェヌグリークの概要
フェヌグリークとは、学名Trigonella foenum-graecum、英名fenugreekといいます。トルコ、アラブ諸国などの中近東、インド、アフリカなどでは昔から育てられてきました。ハーブ、香辛料にも分類されますし、豆亜科にも分類されます。
2.フェヌグリークの呼び名
英名でのfenugreekは、もともとはラテン語のfaenum graecum。つまりは、「ギリシアの馬草」から由来しています。これが変化して学名になっています。日本では一般的にフェヌグリークと呼ばれることも多いです。
スパイス名は「メッチ(シード)」「メティー(シード)」などとも呼ばれますが、これは、ヒンディー語でमेथी。methi(メティー)が由来しています。中国語では胡廬巴(フールーパー)、日本語では胡廬巴(ころは)と呼びます。
3.フェヌグリークの用途
フェヌグリークの根、茎、葉のすべてを家畜のえさとして使用したり、種をカレーのスパイス、もやしを作るなど様々な利用の仕方があります。アフガニスタンではフェヌグリークの種子を入れて甘いおかゆを作ったり、イエメン、イスラエルでは種子を水に浸し、スグーフという調味料を作ります。
南インドでは種子を水に浸し、挽いたものをドーサというパンのような軽食に入れることがあります。インドでは苦みのある葉っぱの部分を普通に野菜として食べることがあります。イランでは、クークーイェ・サブジーやゴルメ・サブジーなど料理として使うことも多いです。
また、種子からエキスを抽出したらそれをたばこのフレーバー、メープルシロップの添加物として使用することがあります。ちなみに、薬としても使用されています。口腔病、胃腸障害の薬としてヨーロッパでは広く利用されていますし、漢方薬としても使用されています。動物実験では脂肪蓄積抑制、血中コレステロール値の低下に関係していることがわかりました。
フェヌグリークの筋肉増強効果について。

1.テストステロンの増加
フェヌグリークにテストステロンを増やす効果が期待できます。その理由はフェヌグリークに含まれている「ジオスゲニン」です。ジオスゲニンには、男性ホルモンやステロイドを活性化する作用があるためテストステロンの増加につながるのです。ちなみに、私たちの身近にもジオスゲニンが含まれている食品はないこともないです。それは、山芋になります。
しかし、普通の山芋からジオスゲニンを摂取するとなると2kgも食べないといけませんのでこれも効率が悪いです。日本で一番ジオスゲニンが含まれている食品はおそらく沖縄のクーガ芋ですがこれはものすごく貴重なため入手は難しいです。
それを考えたときに、フェヌグリークなどジオスゲニンが含まれているサプリメントを活用するのが手っ取り早いです。吸収率が高くなるように作られていますし、コストパフォーマンスを考えても断然お得。
2.筋肉の増強
フェヌグリーク単体では筋肉を増強することは難しいというか無理です。飲むだけで筋肉が増えるというモノはもはやサプリメントや栄養剤ではなく、「アナボリックステロイド」とかそういう類になります。
フェヌグリークは、テストステロンを活性化させるという点では筋肉の成長に役立つ。そのため、フェヌグリークの力を発揮させるためには、プロテイン、アミノ酸系サプリメントを摂取すること。
それに合わせて高負荷なトレーニングを行うことが必要になります。結局、筋肉を強くする基本は、「高負荷トレーニング」→「筋繊維の破壊」「栄養摂取」→「休息」→「再生」このサイクルを繰り返すのです。
フェヌグリークについてまとめ

いかがでしたか?本日はテストステロンを増やすサプリメント「フェヌグリーク」についてお話しさせていただきました。フェヌグリークの特徴は、トンカットアリと似ていてテストステロンを活性化することにあります。
プロテインや筋肉系アミノ酸を摂取するのもよいのですが、それに合わせてテストステロンを活性化させることができれば筋肉の増強も効率的になります。もちろん、プロテイン、BCAA、HMBなどの栄養補助食品と合わせてフェヌグリークのサプリメントを飲む。
これでもよいのですが、面倒くさいですよね。いろいろと飲まないといけないので…それであればはじめからこういったサプリメントの中にフェヌグリークが含まれているものはいかがでしょうか?
それであれば、男性ホルモンも活性化、筋肉系アミノ酸を補給。これが同時にできるのです。たとえば、当サイトでもご紹介している「スマートマッスルHMB」であれば、HMBなどの筋肉系アミノ酸のほかにこういった男性ホルモンの分泌を促す精力剤系の栄養素も含まれています。もちろん、フェヌグリークも!