トンカットアリと筋肉の関係!テストステロン増加で筋トレ効果を高める?

筋肉系サプリメントにも含まれていることが多いのが「精力剤」に分類される成分です。本サイトでも紹介しているおすすめのサプリメントに「スマートマッスルHMB」というものがありますがこれにも含まれています。

HMBサプリメントにはこういった精力剤の主成分となるものが含有さていたりもします。それはどうしてでしょうか?筋肉を増やすうえで重要なのは、「トレーニング」+「タンパク質」になります。

吸収率を上げるために、脂質やビタミン、ミネラルなどの栄養素も必要ではあります。しかし、忘れてはいけないのは、「成長ホルモン」です。トレーニングによって破壊された筋肉細胞は栄養を摂取することで修復されます。

この効果を飛躍的に高めるのが男性ホルモンのテストステロンの特徴の一つでもあります。小学生低学年ぐらいまでなら男女の差は五分五分ですが、高学年あたりから差が生まれ始めます。これというのも男性ホルモンの分泌量が異なるため同じ運動を行っても男性のほうが筋肉が付きやすくなると考えられます。

テストステロンは男らしい体を作るホルモンになりますからそれは当然といえば当然なことなのかもしれません。このようにテストステロンを増加させるために筋肉系のサプリメントの中にこういったものが調合されていたりするわけです。

そこで、「スマートマッスルHMB」にも含まれている「トンカットアリ」という精力増強の栄養素についてみていきたいと思います。

トンカットアリとは何か?

トンカットアリは東南アジアに生息するハーブの一種で、ニガキ科の植物です。主に、マレーシア、インドシナ半島、スマトラ島、ボルネオ島など南シナ海、タイランド湾以南の島国で栽培されています。

昔からマレー半島では精力増進の強壮剤として、トンカットアリの根っこを煎じてお茶のように飲むという風習がありました。ちなみに、トンカットアリを飲むとものすごい不味いので飲みなれないまでは辛いかもしれません。

しかし、HMBサプリメントに含まれているトンカットアリであればこのように不味い思いをしなくてもよいので楽に摂取することができます。また、最近ではトンカットアリのサプリメントもたくさん販売されています。

トンカットアリに含まれる成分

トンカットアリに含まれる成分は、グリコサポニン、ユーリペプチド、リポポリサッカライドがほとんどです。その他に、カシノイド、アルカロイド、ステロール、テルペノイド、アルギニン、亜鉛が含まれております。

1.グリコサポニン

グリコサポニンもゴボウや漢方薬などにに含まれている「サポニン」と似ています。グリコサポニンは、内臓機能、筋肉、細胞など活性化させる働きがあります。これにより細胞分裂を促進しますので、筋肉細胞増加、男性ホルモン増加など直接筋肉増強にもかかわってきます。

2.ユーリペプチド

ペプチドとは決まった順序でアミノ酸が連なった状態を指します。たとえば、身近なモノであれば大豆ペプチドがありますがこれと似たようなものです。ペプチドは効果効能としてはアミノ酸と似ています。

ホエイペプチドは筋肉を増加、アルツハイマーの予防、大豆ペプチドは疲労回復、魚類ペプチドは生活習慣病の予防など。これと同じでユーリペプチドはコレステロールを男性ホルモンに買えます。これにより男性ホルモンの濃度が高まり筋肉も付きやすくなる体質にします。

3.リポポリサッカライド

リポポリサッカライドは、免疫力を強化します。感染症、アトピー、アレルギー、生活習慣病を予防する効果が期待できます。特に筋トレを行った直後は免疫が低下しますのでその時に摂取すれば風邪をひきにくくできると考えられます。

トンカットアリの筋トレ効果について。

1.テストステロンを増加する

「筋肉を増やしたい!」「トレーニングの効果を高めたい!」と考えている人はテストステロンの量を増やしたいことでしょう。そんな、トンカットアリはこれまでの話からもなんとなく想像はつくかと思いますが、「テストステロン」を増やす効果が期待できるのです。

この研究の目的は、人工授乳豚の繁殖におけるリビドーおよび精液の質に対するハーブ抽出物(PHE)の調製物の効果を調べることであった。性的欲求の有意差に応じて、10匹の肥沃なイノシシを対照群と実験群に分けた。群間の精液の質に差はなかった。動物には、猪のための市販の飼料混合物を与えた。実験群のための給餌混合物は、トッカントアリ、ハマビシおよびルージァ・カルタモイデスから調製されたPHEで富化された。実験期間は10週間であった。射精のサンプルを毎週収集した。リビドーは、0〜5点の尺度に従って評価した。精液量、精子運動性、生存精子のパーセンテージ、精子濃度、形態学的異常精子、毎日の精子産生および精子生存を評価した。精漿中のミネラル成分および遊離アミノ酸の量を分析した。リビドー(4.05±0.22対3.48±0.78; p <0.001)、精液量(331.75±61.91対263.13±87.17g、p <0.001)、精子濃度(386.25±107.95対487.25±165.50 (28.36±11.59対20.27±13.93mm; p <0.05)、形態学的に異常な精子(15.94±11.08対20.88±9.19%、p <0.001)およびMg濃度。実験群の性欲は実験の開始時と比較して20%増加した。この研究の結果は、リビドーおよびイノシシ精液のいくつかのパラメーターに対するPHEの正の効果を示した。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21092065

これは、アメリカのサイトに掲載されていた文献の一部を翻訳したものです。まあ、トッカントアリだけではなく、ハマビシやルージァ・カルタモイデスなどの漢方も使用しているので、トンカットアリだけの効果と考えるのは無理があります。

しかし、この中で精力剤といえばトンカットアリとハマビシになりますので十分参考にする価値はあります。豚、イノシシに分けての動物実験になりますが、性欲が増加したことがわかりました。精液の量、濃度を見てもテストステロンの増加を表しているデータです。

テストステロンを減らすことは男を捨てるという意味にもなります。筋肉が減少しやすくなるだけではなく、やる気がなくなる。物事に興味関心が薄れるなど生活面でもマイナスになりますので気になる方はトッカントアリを摂取することをおすすめします。

2.筋肉の増強

確かにテストステロンは筋肉を増強する要素の一つではあります。この世の者とは思えないぐらいの体つきになっている海外のボディビルダーの写真を見たことがありますが、アナボリックステロイドでテストステロンを大量に増やしているのです。

それだけ筋肉を大きくするうえではテストステロンは重要な要素になります。しかし、安全という意味でも私たち一般人がそういうリスクを背負ってまでアナボリックステロイドを使用する理由もないでしょう。

漢方の力である程度テストステロンを増やしましょう。ただ、この場合は飲むだけで筋肉が増えるということはありません。確かにテストステロンの量は増加しますが別にトレーニングを行う必要があります。

冒頭でも少しお話ししたように、「高負荷のトレーニング」→「筋肉細胞の損傷」「栄養摂取」→「休息」→「再生」のプロセスが重要になります。これとプラスしてテストステロンを増やすことで筋肉の増強効果が高まります。

トンカットアリについてまとめ

いかがでしたか?今回はテストステロンを増加する栄養素。トンカットアリについてお話しさせていただきました。プロテインやアミノ酸系サプリメントのように直接筋肉細胞の栄養素になるというモノではありません。

しかし、筋肉細胞を増やすには男性ホルモンのテストステロンの増加が重要になります。テストステロンが低めだから筋肉が付きにくいということもあります。体質的に筋肉がなかなか増えないとうい人は心当たりはあるのではないでしょうか?

そこで、トンカットアリのサプリメントを活用してテストステロンを増やすのでもよいのですが、どうせならその他にも筋肉増強に必要な栄養素が配合されているサプリメントを使用するとよいでしょう。

HMBであれば損傷された筋肉細胞を速攻で再生肥大させることがで期待できます。そこに、トッカントアリが配合されておりますので筋トレで伸び悩んでいる人にはおすすしたいサプリメントです。

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