ドラゴンフラッグは初心者でも出来る?ベンチを使って効果的に鍛えるやり方。

本日は、

ドラゴンフラッグというトレーニングについてお話しします。

「腹筋をバキバキに鍛えたい!」「かっこいい腹筋を作りたい!」「綺麗なボディラインが欲しい!」など、腹筋に対して憧れを抱いている人もいるでしょう。でも、ある程度クランチが出来るようになるとなかなか筋肉痛までに追い込むのが大変です。

そこで、スポーツジムのアブドミナルクランチやケーブルクランチで強い負荷をかけるなどしてトレーニングの強度を上げることが重要になります。

しかし、腹筋のトレーニングで色々やってきましたが、一番腹筋に負荷がかかるトレーニングはやっぱり、「ドラゴンフラッグ」ではないかと思います。自重トレーニングとはいえ、全体重を腹直筋に乗せ、がっつりと強いストレッチをかけることができます。

もちろん、フォームの上手下手は有りますけど、宙に体を浮かせてた状態でトレーニングを行うので下手でもやっぱりトレーニング効果は期待できるのではないかと思います。ただ、第一前提として、腕、肩の力だけで全体重を支えることが出来ないとこの種目は出来ないです。

なので、本当に上級者向けの種目になります。ほとんどの腹筋はできる、腕力や肩にも自信があるという方はぜひチャレンジしてみましょう。

ドラゴンフラッグとは一体どういうトレーニングなのか?

1.ドラゴンフラッグの誕生

「ドラゴンフラッグ」=「龍の旗」というところでしょうか。名前の由来は龍が旗を振って動いている様子をイメージして名付けられたというのが有力説です。ちなみに、ドラゴンフラッグとういトレーニングは誰が考えたトレーニングご存知でしょうか?

ロッキーが山小屋でトレーニングをしているシーンにドラゴンフラッグがあったのでこれか?いや、違います。それよりもずっと前に、李小龍ことブルース・リーが考案したトレーニングです。それに、ドラゴンというのもブルースリーが大きく関係しているのは間違いなさそうです。

ブルースリーは太極拳から始まり、詠春拳…あらゆる中国武術、世界中の格闘技を研究し、截拳道(ジークンドウ)というオリジナルの戦闘術を開発しました。蹴りなんてすごいですよね。一瞬で体全身のエネルギーを使ってサンドバッグを蹴り飛ばす。あのモーションであそこまでの蹴りはすごい。俳優だけではなく達人の領域です。

そんな、ブルース・リーは肉体改造のためにボディビルディングのトレーニングも取り入れていたことは有名です。運動学、解剖学、トレーニングに関係する書籍は140冊も勉強し、重要なところはすべてチェックしておき、武術だけではなくトレーニングの研究も妥協は無しです。

ブルースリーの怪力伝説

そして、ブルースリーの怪力は伝説的な話しも多く残っています。パンチを打つときに体全身の力は重要ですが、拳圧から跳ね返された反作用の力を支えるクッションで三角筋の前部は重要な役割を果たします。ブルースリーは三角筋の前部が強く、57kgのバーベルを持ち上げ腕を前に伸ばした状態でキープできたといいます。

あの細身で普通そんなことができるか?ブルースリーよりもはるかに筋肉量が多い格闘家でもそれをやるのは難しいです。三角筋前部という小さな筋肉だけでそれをやり切れるのはすごすぎます。

更に、背中に100kgのプレートを乗せた状態で腕立て伏せを何度もこなします。これは、ベンチプレス100kgよりも難しいのではないかと。。。そして、先ほども少しお話ししましたが、蹴りが凄いです。さらには回し蹴りが神技です。

あの体重で136kgのサンドバッグを強く蹴りこむとそれが天井まで吹っ飛ばされてしまうのです。ブルースリーの強さの秘密は、トレーニングにより神経と筋肉の連動を完成させたこと。さらには、強い刺激を加えるトレーニングよりも筋肉の肥大よりも神経系の開発が進んだのではないかと思います。

2.ドラゴンフラッグのトレーニング理論

ドラゴンフラッグというトレーニングはどうしてここまでトレーニング効果が高いのでしょうか?「ネガティブ」「ストレッチ」の動作が非常に強い点です。筋トレは「ポジティブ」=「力を入れる動作」を重視される人もいますけど、重要なのはトップポジションから力をゆっくりと抜きながらボトムポジションにもっていく「ネガティブ」です。そこでどのようにストレッチをかけるか?です。

その中で、ドラゴンフラッグは「ストレッチ」=「伸展」作用が非常に強いのです。そういうコトでは効果的なトレーニングといえるでしょう。ただ、欠点としてはネガティブは強いけど、ポジティブ、収縮がともに弱いです。

そのため、クランチなどの腹筋運動でそのあたりを補う必要があります。中には、「腰を痛めやすいからやめておくべき」「表演だけで腹筋の運動ではないでしょ。」と見解を述べる人がいますけど、実際にやってみるとしっかりと腹筋を筋肉痛まで追い込むことができるので効果がないということもないはずです。

ドラゴンフラッグの効果的なトレーニングのやり方

1.スタートポジション

基本的にはシットアップベンチ、フラットベンチ、インクラインベンチなどを使用します。自宅で行うときは椅子などを使えばよいと思いますが、面積が短いので重量を固定させにくいです。そのため誰かに抑えてもらう必要があります。

ベンチでドラゴンフラッグを行う場合は、ベンチの端、ベンチの中央、どちらを掴んでもよいですが、ベンチの中央のほうがウエイトが分散されるので安定しやすくなるかと思います。ただ、腹筋への負荷を期待するならベンチの端が効果的だと思います。

ベンチにつかまり体幹以下を宙に浮かせてスタートポジションです。ここで体が上がらないということはドラゴンフラッグを行うのはまだ早いということです。腕力、肩力、体幹力がまだ不足している影響だと思われます。最低限体を持ち上げるぐらいの筋力を養う必要があります。

2.トップポジション

ベンチにはできるだけ体を着けないようにします。着けてもよいのは肩だけです。出来れば方も首よりも少し下ぐらい。そして、体を浮かせます。体の中で浮かせている面積が多いほど、腹直筋への負荷が強くなると考えられます。

体を浮かせ、お尻から足を45度~60度ぐらいにします。このような体勢を作ることで体幹が作用しますので、腹直筋、脊柱起立筋にも効果が期待できます。

ここで、一つ注意点です。ドラゴンフラッグで体を上げ過ぎると力が抜けるのでおすすめはしません。特にお尻を上げる。。。これをやってしまいますと腹直筋への負荷が抜けるので、動画の通り、45度ぐらいの角度を守ってトレーニングを行います。

3.ボトムポジション

ベンチを背中につけずに出来るだけ降ろします。ただし、足は床につかないようにします。すると、腹直筋に強い伸展がかかります。これがドラゴンフラッグで腹直筋を筋肉痛まで追い込めるポイントでもあります。通常の腹筋運動はここまで強いストレッチはかかりませんからね。

この体勢を作ることで体幹を維持する点、強いストレッチと両方への負荷が期待できるのです。腹筋というカテゴリでは本当に最上級クラスに位置します。

初めてドラゴンフラッグをやったら、たった一回のトレーニングで筋肉痛になったとか、腹直筋が攣ってしまったなどの話はよく聞きますが、それだけ強度の強いトレーニングであるということです。

強度の大きなウエイトトレーニング。アブドミナルクランチ、ケーブルクランチなどありますが、それらよりもトレーニング効果を感じられるのも、軸の維持と同時に伸展の効果が得られるためだからではないかと考えています。

ドラゴンフラッグにおける注意点

1.オススメはやはりフラットベンチ

何故なら、椅子、インクラインベンチと比べてもフラットベンチのほうが非常にやりやすいからです。椅子は誰かに抑えてもらわなければ出来ないですし、インクラインベンチは少し難易度が高いです。背もたれを縦て行うのですが、これはフラットベンチよりも腹直筋、腕、肩にウエイトが乗りやすいからです。

それこそ、フラットベンチでもしっかりとドラゴンフラッグが出来ない段階でインクラインベンチに取り組んだとしてもそこまで良い結果を出せないでしょう。そういうった意味でもフラットベンチでのトレーニングをおすすめします。

2.何故、ドラゴンフラッグが出来ないのか?

ドラゴンフラッグが出来ない人の傾向として三つの要素が考えられます。それは。。。

「体重が重すぎる」「腕力が弱い」「体幹が弱い」このいずれかになります。もし、筋力に自信があるけれども体重が重いため出来ないのであれば減量する必要がありますし、筋力が弱いのであればまずは基礎筋力を養う必要があります。

ちなみに、腕の力が強いのであれば体幹力が多少弱くてもそれでサポートすることもできますので、やはりベンチにつかまり体を固定するため、腕の力や肩の力は必要不可欠になります。

3.呼吸を意識

どのようなトレーニングでも、「力を入れながら息を吐く」「力を抜きながら息を吸う」この呼吸法は重要です。確かに息を止めてトレーニングを行えば力が入りやすいというメリットは有りますが、血圧が上がるというデメリットのほうが大きいです。

特にドラゴンフラッグの場合は腕で体を支えるわけですから常に力んでいて血圧が上がりやすいといえます。だからこそ、呼吸を意識します。また、これにより息継ぎが出来るのでスタミナを消費しにくくできるという大きなメリットがあります。

呼吸次第でスタミナは節約できます。

パーソナルトレーニングジム-24/7

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