今日は鶏肉の話です!
普段から筋トレに励むトレーニー、わき腹にこびりついた脂肪を必死で落とそうと頑張るダイエッター、いろいろと目的によって肉体改造の実践方法は多少異なるでしょう。しかし、筋肉を作るためにあ高たんぱくな食事をとる必要があります。
それもそのはず、筋肉を現在よりも多くしたいのであれば新陳代謝で消費されるタンパク質よりも多くタンパク質を摂取する必要があります。ですので、どういうった食生活を送るかというのは非常に重要なのです。
筋トレよりも食事を大切にするトレーニーも多いぐらいです。一方、ダイエッターの方々も高たんぱくな食事が重要だということは知ってましたか?その理由は、タンパク質を摂取することにより基礎代謝を上げる、筋肉量を維持することができる。
結果的に脂肪を燃やすことができるのです。そこで、高たんぱくな食品といえば、やっぱり、鶏肉でしょう。トレーニー、ダイエッターが食べたほうがよいといわれている鶏肉ですが、今回はこれについてお話ししたいと思います。
鶏肉は本当に低カロリーな食品なのでしょうか?

鶏肉ってコスパが非常に高い肉体改造の食材ですよね。たとえば、同じお肉でも牛肉の場合は3倍ぐらいお値段が高くなります。鶏むね肉は筋肉の塊のようなものですが、あれ1枚で200円以下で購入することができるのはうれしいです。
サラダチキンのように加工されているものを購入するぐらいなら鶏の胸肉を購入して鍋でゆでてサラダチキンを作ったほうが断然コストパフォーマンスが高いです。ですので、ダイエッターやトレーニーのブログを確認すると必ずと言ってよいほど料理の写真に鶏肉が登場します。
ただ、意外とカロリーは高いです。鶏むね肉1枚を200gと計算すると、エネルギー400キロカロリー、タンパク質32.4g (129.6kcal)、脂質28g (252kcal)、炭水化物0g (0kcal)となります。鶏むね肉1枚食べるかどうかという話しにもなりますが意外とカロリー多いんです。
これについてどう思うか?というのは人それぞれだと思います。ダイエッターの方であれば「鶏肉ってカロリー多いんだ。」「豆腐にしようかな。」などと思うかもしれませんが、痩せる、太るという問題を考えるとカロリーよりも糖質になるのでそこまで意識しなくてもいいと思います。
鶏肉はどうしてカロリーが高いのでしょうか?

しかし、牛肉や豚肉と異なり霜降りの状態にはならない。鶏肉は人間の筋肉を同じように完全に脂質と筋肉が分離している状態です。そのため、薄皮がある程度でさほどカロリーは高くならないと思えるのですが…
鶏肉がカロリー高いというのも実は皮を食べるから高カロリーな食事になるのです。つまり、皮の部分を取り除けば大幅にカロリーを抑えることができます。ボディビルダーやフィジークなどガチで大会に挑む人はこれを気にして鶏の皮を取り除いて完全にタンパク質の部分だけを摂取します。
流石に、ダイエットをするぐらいで、普通にトレーニングするぐらいならここまでやらなくてもいいとは思います。鶏肉は皮がついているからおいしいというのもありますからね。まあ、どうしてもカロリーを抑えたい場合は皮をとって食べるとよいでしょう。
鶏肉ダイエットの実践方法を考えてみました。

では、鶏肉を活用したダイエット方法はどのようにすればよいか?これについて考えてみました。ダイエットというと難しく考える人がいますが、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスをととのえれば簡単に痩せます。ここでいう、エネルギーはカロリーも当てはまりますがどちらかというと糖質になります。
1.鶏肉で糖質を抑える
太る要因である糖質。これを如何にして抑えるかが痩せるためのコツでもあります。例えば、ご飯や麺類などを食べ過ぎているのであればその一部を鶏肉に変えるとか。炭水化物などの糖質は1日あたりの摂取量は300g程度に抑えておきます。
これも、食品によって異なるので一概にはいえませんが、ご飯なら2膳、多くても2膳半ぐらいにしておきます。そこで、なんだか食べたりないとか思ったときに鶏肉を食べるのです。このような食生活を送ることで糖質を抑えある程度はタンパク質を摂取することができるのでダイエットとしては効果が期待できます。
糖質を抑えているつもりですが痩せないんです。という話をたまに聞きますけれども、ほぼほぼ何か食べてます。気が付かないうちに間食をしているとか、そーいうのが積み重なって結果的に太る要因となる。
気を付けたほうがいいです。間食に何かつまみたいならそれこそ鶏肉をゆでたものを食べるのでもよいですし、そこまでするのが嫌なら、ナッツなど水分と一緒に摂取することで腹持ちが良くなる食品なんかもおすすめです。
2.過剰摂取には要注意
鶏肉は皮を取り除けばヘルシーとは言いますけれども、動物性脂質、動物性たんぱく質は腸内に生息する悪玉菌の餌となりますから過剰に食べるのはおすすめはしません。あくまでも動物性タンパク質、植物性たんぱく質のバランスを取りながら糖質の一部を鶏肉に変えるという考え方です。
ここで、毎食鶏肉ばかり食べているのはやりすぎでしょう。確かに、フィジークの選手で鶏肉ブロッコリーしか食べない人がいますけれどもそうなると栄養バランスが崩れてしまいますからそこはあくまでもバランスの取れた食生活を送ること。
今回の鶏肉ダイエットというのはあくまでも糖質の一部を鶏肉に変えるというだけで、鶏肉だけしか食べるというものではありません。まあ、それでも結果としては痩せるとは思いますが個人的にはあまりおすすめできる方法ではありませんね。
3.鶏肉だけで筋肉はつかない?
鶏肉を食べてトレーニングを行うだけで筋肉をつけることができるか?現実的に考えると少し難しいかもしれません。なぜなら、筋肉をつけるということはそれだけのタンパク質を摂取する必要があるからです。
鶏肉の場合基本的にゆでて食べますよね。というか生で食べたら危ないので絶対にやめてください。ゆでると水分が抜けてアミノ酸が変性しますので実際摂取できるアミノ酸がほとんどなくなります。ですので、胸肉10枚とか食べてようやくタンパク質を満たせるというレベルです。
では、筋肉をつけるのは難しいのか?はい。食事からですとかなり難しいでしょうね。そのため、プロテインなどのサプリメントを活用するのが普通です。あくまでも、鶏肉は糖質の摂取量をコントロールに使うイメージでダイエットに取り組むとよいと思います。