ブルース・リーの筋肉が凄い!元拳士が李小龍の筋トレメニューを解説

世界的なアクションスター、尚且つ中国武術史上でも歴史を刻んだ武術家の一人でもあるブルース・リーもう一つの名前を李小龍(リー・シャオロン)です。ブルースリーの体はどちらかというと細くて強い。

これまで、ほとんどその中身を見ることがなかったブルース・リーの練功法。秘術であり門外不出で知る者すらいなかったそうです。俳優の岡田 准一もブルースリーの截拳道を学んではいますが本格的なことはおそらく知らないでしょう。

武術は創始者から弟子へ、そして、弟子が支部を作る。その支部からさらに別な支部へ。創始者から離れればその内容も希薄化してきます。それこそ、日本の截拳道ではブルースリーの截拳道とは異なるはず。

だから、まさにパンドラの箱のようなものでその中身は誰も知らない。しかし、最近になりそのトレーニング内容の一部が公開されて話題になりました。そこで、元八極拳士がブルースリーがどんなトレーニングをしているのか?などを中国武術の視点から解説していきたいと思います。

ブルースリーはなぜ強かったのか?

ブルースリーは身長170㎝、体重63kgであったといわれています。確かに映画をみるとブルースリーの体つきは細いです。そのくせ、力は恐ろしいというぐらい強いのです。136kgのサンドバックを蹴れば天井まで吹き飛ばすことができる。

背中に100kg以上もプレートを重ねて腕立て伏せ。57kgのバーベルを持ちげて肩と水平に。フロントレイズのトップポジションをずっとキープできていたのです。握力は80kg以上を余裕で超えていたという話し。

点欠といって、急所、筋肉の割れ目、ツボなどをついて敵を倒す技法があるのですが、敵の皮膚の上から指を突き刺す練習で中身の入っている鉄の缶に指を突き刺すという練習を行っていたそうです。

若いころは荒れており数人の集団と戦っても初めに急所や目を狙い速攻でやっつけてしまう。武術的な戦いにおいては非常に優れており大きな外国人と戦っても負けることがなかったのです。

このようにブルースリーは数々の伝説を残しており、常識では考えられるのか?この細い体でこれだけのパワーを出力することができる理由はいったい何なんでしょうか?元八極拳士である渡した中国武術の視点から考えてみました。

1.発勁をマスターしている

発勁(ハッケイ)とは、中国武術独特の力の発動法です。種類も様々ありまして、明らかに勁を発動している明勁、一寸の距離から撃つ寸勁、勁を内部に浸透させる浸透勁、打撃を打っているのか?触っているのか?一見するとわからないけどしっかりと強いエネルギーが発動される暗勁。

私も八極拳を習い始めたころに勁の原理を学び練習を心がけたことで、発動自体は数か月で使えるようになりました。6年間続けましたが最終的には簡単な寸勁は打てるようになりました。

ブルースリーの演武でも見みたことがある人はいるのではないでしょうか?弟子に板を持たせます。肘を伸ばした状態で拳を板に密着させ寸勁を打ち込む。すると、弟子は数メートル飛ばされブロックも砕けている。

これは、カルト的なモノとか胡散臭いやらせとかそーいうことではないのです。かかとの裏から発動させたエネルギーを、足、胴体、肩で増幅させたものを拳に効率よく伝えるだけ。ただ、力任せに打とうとすると連携がうまく行かないです。

だから、上半身は基本的には脱力、下半身と腰で打つイメージ。姿勢、軸、呼吸、作用などいろいろなポイントがありますがすべて一致させることで強い力を出せるようになります。要するに効率的に体を使っているだけなのです。

また、これが使えるようになると、短い距離から強いパンチも打てるし、小さい人でも大きい人を倒すぐらいのメガトンパンチが打てる。ブルースリーが実践で発勁を使っていたのは言うまでもありません。

2.実践経験が豊富

映画俳優だけではなく武術家としても非常に有名なのがブルースリーです。大人数に囲まれてもたった一人でやっつけてしまう強さ。体の大きな外国人と戦っても負けないその強さはいったい何なのでしょうか?

一つ考えられるのが実践経験が非常に豊富だということ。格闘技や武道を習っていても形ばかりにこだわって型の練習ばかりしていては実践の強さは養われません。どんな、格闘技や武術もそうですがとにかく対人練習を積むことが強くなるコツです。

また、そこで重要なのはできるだけいろいろな人と戦うことです。一人の人と戦っていても慣れてしまうのでうまくはなりません。しかし、いろいろな人と戦うことで対応法も変わってくるので攻防技術も上達するのです。

では、ブルースリーはどうだったか?若いころはスラム街で実践を慣らしていました。つまり、常に異種格闘技(喧嘩)にチャレンジ当然のご渡航実践の強さは向上していきます。また、ルール無しの喧嘩なので、なんでもあり。

ここが、中国武術の強みを生かせたところではないかと思います。戦いが始まったとたん、股間を蹴る、指建て伏せで鍛えた指で目を突く、これで大きい相手も速攻で倒して倒します。けりに関しても136kgのサンドバックを吹き飛ばすぐらいのパワーなので大男を普通に蹴っても倒すことができるのです。これも発勁の技術を使っていたのではないかと。

3.練習量が半端ない

ブルースリーは武術家ですから基本的には毎日一定の練習量をこなしています。武術だけではなく、科学的なトレーニングを取り入れ自分を強化していきました。当然、普通の人とは違う環境下にいるわけですから強さも全く異なります。

寸勁など打撃力を向上させるためのトレーニングから、筋骨を鍛える外功、弟子と実践稽古、ウエイトトレーニング、自重トレーニング、有酸素運動、など。武術の練習以外にもしっかりと自分の体を作り上げるトレーニングも行っていたのです。

ブルースリーが行っていた筋トレメニューとは?

パンチ:月曜日/水曜日/金曜日

ジャブスピードバッグ、フォームパッド、トップ&ボトムバッグ
クロスフォームパッド、ヘビーバッグ、トップ&ボトムバッグ
フック重バッグ、フォームパッド、トップ&ボトムバッグ
オーバーハンドクロスパッド、ヘビーバッグ
コンビネーション – ヘビーバッグ、トップ&ボトムバッグ
プラットフォームスピードバッグワークアウト

キック:火曜日/木曜日/土曜日

サイドキック
フックキック
スピンキック
リアとフロントスラスト
ヒールキック

ブルースリーのサンドバッグを使ったトレーニングはとても理にかなっています。サンドバッグは動かないのでただ何も考えずに殴っていたら、ダイエットや筋トレと同じです。だけど、ブルースリーの場合はしっかりと敵だと思って打つ。敵が突き、蹴りを出してくることを想定しそれをよけるフォームを行う。など考えながら打つ。強くなるにはただ連打をすればよいというものではないのです。

火曜日/木曜日/土曜日のトレーニング

ワークアウトA

ワン・アーム・ケルトベルクリーン 8回×2セット
バーベルスクワット 12回×2セット
ベントアームバーベルプルオーバー 8回×2セット
バーベルベンチプレスミディアムグリップ 8回×2セット
バーベルカール 8回×2セット

ワークアウトB

ワン・アーム・ケルトベルクリーン 6回×4セット
バーベルスクワット 6回×4セット
ベントアームバーベルプルオーバー 6回×4セット
バーベルベンチプレスミディアムグリップ 6回×4セット
バーベルカール 6回×4セット

ABワークアウト

バーベルサイドベント 限界まで×5セット
バンギングレッグレイズ 限界まで×5セット
シットアップ 限界まで×5セット

3日間プログラム

1日目

ケルトベルプレス 8回×2セット
バーベルスクワット 8回×2セット
スティッフバーベルグッドモーニング 8回×2セット
ランニング、トレッドミル スプリントで簡単に走る

アブスサーキット

バーベルサイドベント 限界×2セット
バンキングレッグレイズ 限界×2セット
起き上がる 限界×2セット

2日目

ファイティングプラクティス 15分
ロープジャンプ 2分実践、1分休憩×5セット
自転車、固定式 15分
バーベルサイトベント 限界まで×1セット
バンキングレッグレイズ 限界まで×1セット
クランチ 限界まで×1セット

6日間プログラム

1日目/4日目

ファイティングプラクティス 重いサンドバックで20分
バーベルサイドベント 限界まで×2セット
バンキングレッグレイズ 限界まで×2セット
起き上がる 限界まで×2セット

2日目/5日目

ケルトベルプレス 8回×2セット
バーベルスクワット 12回×2セット
ベーベルベンチプレスミディアムグリップ 6回×2セット
スティッフレッグバーベルグッドモーニング 8回×2セット
ランニング、トレッドミドル 15分

3日目/6日目

ファイティングプラクティス 重いサンドバックで20分
ロープジャンプ 2分実践、1分休憩×5セット

その他のトレーニング

ドラゴンフラッグ
メディンボール
指立て伏せ
など。

パーソナルトレーニングジム-24/7

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