ビーフプロテイン!牛肉タンパク質の筋トレ効果はどうなのか?

本日は牛肉で作ったビーフプロテインという未知なプロテインパウダーについて迫っていきたいと思います。

トレーニングをされているトレーニーのみなさん!美容を意識されてタンパクの補給は欠かせないという美容マニアのみなさん!健康オタクでタンパク質の補給は大事だと考えている健康オタクのみなさん!

トレーニーだけではなく美容、健康を意識されている人はやはりプロテインを飲んでいることは多いでしょう。私の栄養学の先生は栄養士、薬剤師の資格を持っている方ですが周りの方々でスポーツ。運動すらしていないのにプロテインを飲んでいる人は多いとか。

タンパク質の代謝量はかなり多いので食事からだけですと死にそうになるぐらい肉を食べないと間に合わない。とあるボディビルダーの方は毎日1kg以上の肉と食べるのは苦痛だったのでしぶしぶプロテインに変えたとかいってました。

逆にタンパク質の摂取を満たすとなるとそれぐらい肉を食べないといけないということになります。ちなみに体重×0.001が1日の最低摂取量です。そこで、ぜひともプロテインを活用していただきたいのですが、プロテインにも種類って本当にいろいろあります。

多くの方々が飲まれているのは、ホエイプロテイン、カゼインプロテイン、ソイプロテインのいずれかでしょう。健康志向の方はどちらかというとソイプロテインが多いかな。ウエイトトレーニングをされている方は、ホエイプロテイン、カゼインプロテインを使い分けている人が多い気がします。

まあ、動物性のタンパク質を補給したいのか、植物性のタンパク質を補給したいのかにも分かれます。そんな中で牛肉で作ったビーフプロテインというモノがあるのをご存知でしょうか?確かに牛肉ってタンパク質は豊富だけど実際どうなのか?

ビーフプロテインっていったい何なんだ?

私はその栄養学の先生を経由して栄養学のセミナーに参加したことがあります。そこでは、スポーツトレーナー、栄養士、米国サプリメントアドバイザーという資格をも持った方が講師を務めてくれていました。

その方の話の中にあったのはステーキ1枚500円玉1枚ぐらいのタンパク質しか摂取することができないという話。肉ってタンパク質の塊のイメージが強いので「そんな馬鹿な!?」と思われる人も多いでしょう。

私も鶏の胸肉1枚も食べれば1日分ぐらいは摂取できると思っていました。あれこそタンパク質の塊を象徴しているようなものではないですか?しかし、鶏の胸肉100gあたりに含まれるたんぱく質は19.5gしか含まれていません。

意外と少ないのです。なぜなら、100gあたりの65~70%が水分でできているからです。水を抜いてしまえばタンパク質なんてほとんどありません。しかも、これは生の状態の話です。過熱すればアミノ酸が減少しますのでほとんど残らないのです。ですから、肉からアミノ酸をまともに摂取するとなると1kgは必要。人によっては4kgほど食べたほうが良いという人もいます。

だから食品から十分なたんぱく質をとることは現実的に考えて不可能に等しいのです。そこで、ステーキ20枚分を1日で簡単に接収できるのがビーフプロテインです。牛肉からタンパク質を抽出して作ったビーフプロテインの素晴らしさについてお話しします。

ビーフプロテインの特徴や効果について。

1.クレアチンの含有量がものすごい

クレアチンは赤身の肉や赤身の魚に多く含まれています。ビーフプロテイン以外のプロテインパウダーの減量は、牛乳、大豆、エンドウ豆、卵ぐらいなものです。赤身肉、赤身魚のプロテインはほかにはありません。つまりは、クレアチンの含有量がずば抜けて高いのです。

クレアチンとは何か?ベストタイミングな飲み方についてお話しします。

2017.06.12

詳しいことはこちらのページでお話ししておりますが、クレアチンはトレーニングやスポーツのパフォーマンスを短期間で向上させることができる素晴らしい栄養素です。ですので、ウエイトトレーニングやハードなスポーツをされている人にはビーフプロテインはアリです。

2.吸収スピードが速い

ホエイプロテインと同じく動物性たんぱく質ですので摂取してからの吸収スピードが比較的早いです。ホエイプロテインと同様に60~120分程度で完全に体に吸収されますのでウエイトトレーニングのように激しいトレーニングをした後に飲むのには向いています。

3.アミノ酸スコアが高い

牛肉のアミノ酸スコアは100です。アミノ酸スコアとはざっくり説明すると、「必須アミノ酸がすべて含まれている食品のコト。」必須アミノ酸は体内合成ができないため外部から摂取しないといけません。

ただ、これも必須アミノ酸が100の食品だからオーケーというのも少し違います。たとえば、牛乳のように微量なぐらいに必須アミノ酸がそろっていてほとんどは水でできている食品ですとどうなの?

となりますので、含有率だけではなく含有量も重要になります。その点、ビーフプロテインはアミノ酸バランスが非常に良いプロテインになりますから、BCAAなど筋肉にはぜひ欲しいアミノ酸も手軽に摂れてしまいます。

4.低カロリー

牛肉のデメリットは高たんぱくですがカロリーが高いこと。そして、牛脂がふんだんに含まれているので食べ過ぎると生活習慣病のリスクが心配されます。特に、高血圧症、高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞など循環器系の病気です。

しかし、ビーフプロテインの場合は牛肉のタンパク質を集めて作ったパウダーになりますので脂質がほとんど含まれていないのです。ですので、減量中で高たんぱく、低下ロリーの食材を摂取したいという人におすすめです。

ビーフプロテインのデメリット

1.高品質なものだけ

どのようなプロテインでも似たようなことが言えます。どういう原材料を使用しているか?ここはプロテインを選ぶうえでかなり大事なポイントです。しかし、牛肉の場合は狂牛病も問題になりましたのでその辺はシビアになる必要があるでしょう。

特に、ビーフプロテインの場合は日本国内のメーカーで販売されてはいませんので、海外からの個人輸入になります。アメリカ産牛肉の狂牛病の疑いがあるものや遺伝子組み換えの餌を使用しているようなものは言うまでもなく危険なのでおすすめはできません。

2.動物性タンパク質

動物性たんぱく質は腸内にいる悪玉菌の餌になりますのでホエイプロテインやカゼインプロテインと同様に過剰摂取もしくは一度に消化吸収しきれないぐらいの量を摂取すると腸内環境悪化うのリスクが心配されます。

腸内環境が悪化すると便秘、下痢ともにひどくなります。また、それに伴い体臭や口臭もひどくなる場合があります。単純に考えてお肉を食べると臭いがきつくなる。これと同様のことが起こり得ます。

もし、ビーフプロテインを少し飲んでみたけど臭いがきつくなったとか、便の調子が悪いという場合は体質に合っていないと考えられますのですぐに摂取をやめましょう。乳酸菌やオメガ3を服用すると改善することもありますが。

3.種類が少ない

ビーフプロテインはプロテインの中でもかなりマイナーな種類になります。そのため販売されているメーカーに限りがありますし、基本的に海外のものになります。amazonや海外サイトのみの購入となります。

4.食感が微妙

ほかのプロテインと比較しても溶けにくいです。ただ、オーガニックのソイプロテインよりはマシな感じがします。シェイカーを使えば溶けないこともありません。ただ、牛肉で作っているため、味がついていないものですとやはり独特な風味。だからと言って味付けされているものは甘かったりしますので難しいところですね。

ビーフプロテインについてまとめ

いかがでしたか?本日はビーフプロテインについて種類や特徴などについてお話しさせていただきました。ビーフプロテインの良いところは、アミノ酸スコアが100点。アミノ酸の含有量も非常に高いところ。そして、吸収率、吸収速度ともに早いです。

言い忘れていましたが、牛肉はアミノ酸以外にもビタミン、ミネラルが豊富に含まれているのでタンパク質の吸収率もよくなるのです。メリットはこれぐらいでしょうかね。逆にデメリットは品質に関してです。

低品質の牛肉を使用していれば危険性は否定できません。それに、流通数が少ないので種類にも限りがあります。腸内環境の悪化のリスクもありますので常にこれをタンパク質の補給として飲み続けるのは美容健康の視点から見るとないですね。ただ、ボディビルディング的な部分からすればありかな?と個人的な感想ではこのように思います。

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