昔のように格闘技の盛り上がりはなくなってしまったのは少し寂しいのですが、PRIDEが盛り上がっていたころってみなさん見ていましたね。老若男女問わず大人気でした。あれに触発されて格闘技を始めた人も多いはず。
私もPRIDEに興味を持って柔道部をやりながら修斗ジムで打撃を学んでいましたからね。しかし、PRIDEがなくなってしまい、一時期格闘技ブームも冷えてしまいました。昔は大みそかに3番組ぐらいは格闘技がやっていたのに、
PRIDEが終わってからはなくなってしまいました。他の格闘技もたまーにやるぐらいで盛んではなくなりましたね。しかし、2015年からその後継番組として、RIZINが生まれます。これは、基本的には総合ルールですが、
MMAのほかにも、修斗ルール、グラップリングルール、K-1ルールなどもあって面白いです。今年の年末もとても楽しみにしているんですが、こういう総合格闘技の世界ではブラジリアン柔術の選手は大活躍するものです。
やっぱり、打撃とグラップリングをマスターしていると強いですからね。さて、ブラジリアン柔術といえば、モデルの東あずささんです。ご存知かどうかわかりませんが、学生時代に柔道でオリンピックを目指すぐらい本格的に鍛えこんでいた。そして、現在はブラジリアン柔術を!
東あずさのブラジリアン柔術について。

東あずさんは最近ですとブラジリアン柔術の選手としても、さいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN FF JIU-JITSU OPEN TOURNAMENT 2016」に出場してデビュー戦を経験されています。では、実際その柔術とはどのような感じなのでしょうか?
カルペディエムの鎌倉道場では、代表の坪井先生から指導をしてもらっているそうです。ブラジリアン柔術といえば、グレイシー柔術を想像される人も多いはず。なんといっても、グレイシー柔術はブラジリアン柔術の始まりみたいなもの。
多分、グレイシー柔術で一番有名人。ヒクソングレイシーはサーフィンを好んでやっていました。サーフィンの大会でも好成績を残されているのですが、ブラジリアン柔術家は同時にサーフィンをされていることも多いのです。
サーフィンもブラジリアン柔術と通じる部分があるそうです。これはスポーツ全般において言える話ですが、メンタルの維持。サーフィンは自分よりも強い相手と戦います。天候やスポットにより状況は変わりますから常に最高のパフォーマンスができるようにメンタルをととのえ、バランスを崩さないよに精神を集中させながら波に乗る。
こういう練習を行っていると一対一の戦いで試合の時間内精神を集中させながら相手に立ち向かう。メンタルを崩さず常に高いパフォーマンスで挑むことができるようになるというのは「なるほどな。」というのがありますよね。
また、動画をみていると、柔道仕込みのテクニックなのでしょうか?グラップリングはうまいような気もしますよね。十字固めの入り方とかみると、当然なのかもしれませんがスイっと入り方がナチュラルな感じがします。
ただ、ブラジリアン柔術の面白いところは下だから不利ということもなく、逆に下から三角締めにもっていくなど戦略の幅が柔道よりも広いんですよね。投げて終わり、抑え込んで終わりというモノでもありません。だから、柔道が強くてもブラジリアン柔術が強いとも言い切れないのです。今後のご活躍に期待したいところです。
東あずさがトレーニングで作り上げた美しい筋肉

ケトルベル
ケトルベルは身体能力を上げる上ではとても心強いパートナーです。ぶんぶん振り回すことで、軸から体全体を鍛えこむことができます。確かにケトルベルもウエイトトレーニングではありますが、バーベルのように一か所のみではなく、
あえて、全身を動かすことにより身体能力を強化することが出来るのです。ダイレクトで鍛えるトレーニングのメリットは集中さえて負荷を与えることができるので筋力アップや筋肥大には適していますけれども、バランスが悪くなったり、油断しないとほかの個所がおろそかになる。
だからこそ、こういう全身運動も取り入れるべきなのです。ちなみに、RIZINでもおなじみのクロン・グレイシーもケトルベルはやっています。
バトルロープ
大きなジムだと結構おいてあるバトルロープ。並みを立たせるようにロープを上下に動かすトレーニングです。普通のロープよりも重いのでこれを真面目にやると肩や腕がものすごく痛くなるほどトレーニング効果が高いのです。また、やり方によっては背中や体幹なども鍛えることができます。
懸垂順手

藤井聡太四段が、29連勝したときにインスタグラムで投稿していました。そのときに懸垂の写真をアップしていたのですが、手幅はやや狭く順手で行う懸垂。これをみるとわかりますが、肩、背中の筋肉が非常に発達していますよね。素晴らしいです。
東あずささんのトレーニングをみると、ガンガンウエイトをやりこむというよりかは自重トレーニングや全身を使ったトレーニングを行っていますね。道場にはウエイトトレーニングの器具やプレートもたくさんありますからウエイトトレーニングを禁止としているわけでもなさそうです。
グレイシーの理論からすればウエイトトレーニングはなしなのですが、ブラジリアン柔術全体で見ればそんなことはありませんからね。もちろん、写真に投稿していないだけでやっている可能性もありますけどね。
ただ、言えるのは、どちらかとういと、全身運動を重視している気がします。特定の筋肉を大きくするとバランスが崩れますし、筋トレという意味ではそれでも良いと思いまが、柔術のパフォーマンスを上げるためにはどうすればいいか?これも考えながらトレーニングを行う必要がありますからね。
東あずささんのインスタグラム https://www.instagram.com/azuma.azusa/
カルペディエム鎌倉道場 http://bjjkamakura.com/