最近、テレビで話題のクロスフィットトレーナーのAya先生をご存知でしょうか?中村アンさん、森星さん、土屋太鳳さんなど、人気雑誌のトップを飾るモデルさん、女優さんの殻づくりをサポートしているトレーナーさんでもあるのです。自身でも175㎝、56kgという抜群なスタイルからモデル業もされています。フィットネスとファッションを融合した独自のライフスタイルも注目されています。
本名 : 小山内 あや(おさない あや)
出身地 : 兵庫県
生年月日 : 1984年?月?日
年齢 : 今年で33歳
血液型 : O型
身長・体重 : 175cm・56Kg
スリーサイズ: B84 W60 H89
足のサイズ : 25cm
特技 : 似顔絵
事務所 : 株式会社 ワイエムエヌ
小さいころから運動をされていまして、陸上、水泳、バレーボールに励みます。その中で一番力を入れたのが陸上らしい。大学時代を卒業してからフィットネストレーナーの仕事に就きます。普通に、子老若男女にアクアエクササイズ、エアロビクスを指導。
フィットネスインストラクターとして働いている中でたまたま芸能プロダクションの方にモデルとしてスカウトされたのが芸能界のお仕事をするきっかけ。ところが、Aya先生はフィットネスモデルで自身もストイックに体を追い込んでトレーニングをしています。
そのため、事務所側から「貴方は筋肉が付き過ぎている。」「モデルならもっと女性らしい体つきにしないと。」今では筋トレ女子は人気の的になっていますが当時は筋トレ女子にはまだ理解がなかった。
ここでAya先生は疑問に思ったのです。「なぜ、海外のモデルさんたちは筋肉をつけてかっこいいのに。日本では受け入れてもらえないのか?」これが、クロスフィットトレーナーになるきっかけでもあります。
現在は、ファッションモデルからフィットネスモデルへ転身。細い=スタイルがよいではなく、バランスの良い体=スタイルが良いということを日本に流行らさてくれているトレーナーさんの一人でもあります。つまり、モデル業界に革命を起こした腹筋女子の第一人者でもあります。
クロスフィットトレーニングとは一体どんなものなのか?

クロスフィットトレーニングとは、2000年にクロスフィットというスポーツジムが考案したトレーニングです。どちらかというとサーキットトレーニングに近い要素があります。私がやっているパワーリフティング、ボディビルディングのトレーニングとは異なります。
ファンクショナルムーブメントという日常動作の強度を毎回変えていく。ファンクショナルトレーニングプログラムの類です。10個の運動要素がありまして、体の個所をバランスよく鍛えこんでいくため筋肉のバランスが悪くなるというリスクも少ないのです。
動作は、歩く・走る・起き上がる・拾う・持ち上げる・押す・引く・跳ぶと日常生活の中にあるのもがほとんどです。では、楽なのか?と言ったらそんなことはないです。走ったり、歩いたりする有酸素運動や自重トレーニングと、
スクワット、デッドリフト、プレスなどのウエイトトレーニングを組み合わせる。デッドリフト一つにしても普通に行うデッドリフト、クリーン、スナッチまで行うとかこのように毎回毎回同じ種目でも動作や負荷を変えるので筋肉のマンネリ化を避けます。
まあ、ボディビルディングのトレーニングは基本的には1日あたり1か所しか鍛えません。大胸筋を鍛えこむなら徹底して複数の大胸筋トレーニングで追い込み続ける。しかし、クロスフィットトレーニングはそうではなく、走りこんだり、バーベルを持ち上げたり、砂袋をもったり、ジャンプしたりといろいろやるから飽きないのがメリットですよね。
そして、もう一つのメリットは筋肉を鍛えながらスタミナも増強させることができるのです。ランニングとかやっても確かにスタミナは増強できますがそれだと筋力や筋肉量を高めることは困難です。ただ、クロスフィットトレーニングのようなものであれば持続できる強度で、筋肉にも刺激を与えるので自然とスタミナも増していきます。
Aya先生はどんなトレーニングを実践しているのか?
そりゃ、もちろん。
クロスフィットトレーニングです。日本にこれを広めた人ですからね。色々とありすぎるのでトレーニング種目をすべてお伝えすることはできませんが、細くて強い体を作り上げるならば参考になりますよ。
1.デッドリフト130kg挙上
普段から100kg以上のデッドリフトをトレーニングメニューに組んでいるらしいですが、マックスで床引きデッドを130kg持ち上げる。背中が曲がっていてフォームが崩れてはいましたが50kg代の女性でこの重量を上げられる人なんてそうはいない。
私が130kg挙上したときも体重60kgは超えていましたし、男女では筋肉量が全く違いますからね。やっぱり、軸の筋肉を強化するとか、バランスよく筋肉を鍛えこんでおく、様々な動作を取り入れることで全身の力は強くなるのでしょうね。
2.懸垂バー
懸垂バーにぶら下がって行うトレーニングを実践しています。ハンギングレッグレイズから頭の上のあたりまで足を持ってくる。ハンギングレッグレイズ自体は腹筋下部を鍛える種目ですがこの動画を見る限りはそこだけではなく全身に負荷をかけている。腰の力もかなり使っている。全身運動を目的として行っているようにも感じ取れます。
3.ボックスジャンプ
ボックスジャンプとはプライオメトリックトレーニングに分類されるものです。じっくりと筋肉を鍛えこむというよりかは、筋肉の伸張反射を養うトレーニングになります。陸上選手が身体能力向上のトレーニングとして取り入れていますね。
ボックスの上に飛び乗り、起立、戻るを繰り返すだけです。非常にシンプルではありますが、使える筋肉を作り上げるのには最適です。筋肉が使えないといわれている人はその使い方がわかっていない。だからもったいないんです。
そこで、鍛えて太くした筋肉を使える筋肉として目覚めさせるためにはこういったプライオメトリックトレーニングなどは導入したほうがいいのです。ウエイトしかやらなければウエイトしかうまくならない。それが使えないといわれている理由です。しかし、逆にこういったトレーニングも導入すれば強い筋肉を作り上げることも可能。
4.スナッチ&デッドリフト
スナッチとは、重量挙げの頭の位置までバーベルを持ってくる種目です。一方で、デッドリフトは腰の位置までバーベルを重量挙げします。これをそれぞれ交互に行っています。一般的にスナッチの場合は全身の力を使って勢いで頭の上にエイトを持ち上げる。
もっといえば、クリーン(肩の高さ)までできたらそのままバーの下に体を潜り込ませる。そして、全体の軸を使ってバーベルを押し上げるものです。だから、ダイレクトに鍛えるわけではなく全身運動になりますね。
5.シーテッドローイング
この動画の最後に登場したマシンーです。座った状態で行うのでシーテッド。ここから、ケーブルを体に引きつけるのですが、広背筋や僧帽筋など背中周りを鍛えこむ種目です。動作のスピードなど換えているのがうかがえます。これは刺激の変化?かもしれません。
6.その他
他にはインスタグラムをみるとわかりますが、新体操のトレーニング、ほかのウエイトトレーニング、エアロバイク、縄跳び、懸垂、ロープなど本当に多種のトレーニングであらゆる筋肉を追い込んでいるのがうかがえます。