ナダルの筋肉が凄い!ラファエルナダルの筋トレについて勝手に考察する。

テニスプレイヤーは以外かもしれませんが筋肉ムキムキの人が多いのです。たとえば、アンディ・マレー選手なんかは握力110kgもあるのですね。ラケットを持ち続けるには握力の中でもホールド力が必要とされます。

握ったら離さない!掴み続ける力のことです。また、グリップも意外と太いので強い力で握り続けるには結構な握力が必要になってくると思われます。テニスプレイヤーは大胸筋が邪魔だからつけないほうが良いのでは?

このように考える人もいますが実はそんなことはないのです。確かに、総合格闘技のヘビー級に出場するような選手ですと肩、腕、胸などは普通の人とは比べ物にならないぐらい大きな体つきをされています。

あそこまでいけば、体が重いとか、筋肉が邪魔をするとかそういう次元ですが日本人で60kg、70kg程度で気にする話ではりません。むしろ、多少筋肉をつけておいたほうがパフォーマンスも向上できますのでウエイトトレーニングも多少はやっていたほうが良いと思います。

そこで、テニスプレイヤーの中でも鋼の肉体、実力を兼ね備えているアスリート。2008年北京オリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダル。リシャーミルという1億円以上する超高級時計を腕につけていることでも有名なラファエル・ナダル選手についてお話ししたいと思います。

ラファエル・ナダル選手の筋肉が凄い!勝手に筋肉を語る

身長185㎝、体重85kgと、テニス選手としてはかなりがっちりとしている体型ではないでしょうか。鋼の肉体から放出される運動エネルギーも強靭なモノであり、かかとのクッションから発動されるサーブの強さもこの筋肉ボディが証明しています。

1.筋肉のラインがきれいな太い腕

三角筋の付け根から丸く大きく盛り上がる上腕二頭筋がきれいで大きいです。反対側にはごつごつと上腕三頭筋の盛り上がりが素晴らしいですね。テニスプレイヤーはどちらかというと二頭筋はそこまで使わないような気もします。

ボールは、足、腰、肩で打つので腕はおまけのようなものでしょう。まあ、ラケットを持ち続けるという意味では前腕は非常に重要ではありますがメインは体を使うコト。そのように考えると、何か別にトレーニングをされているのでしょうか?

確かに、バーベルやダンベルを使ってガンガン上腕を鍛えているような感じはしませんけれども、それでもこの盛り上がりは何もしないでできるものではないでしょう。自重トレーニングであればプルアップはやっている気がします。

2.美しく完成度の高い三角筋

丸く大きく膨らんだ三角筋がかっこいいです。丸くて大きい。そして、筋肉のラインがしっかりと入っている。筋トレであればチンアップなどの自重トレーニング。ウエイトトレーニングならフロントレイズ、サイドレイズ、リアレイズで鍛え上げることができます。

では、ナダル選手がサイドレイズでなどのウエイトトレーニングで肩を作り上げているのか?それはわからないです。ただ、ジムで出来るサイドレイズなどのトレーニングを取り入れていけばナダル選手のような肩のバルクを作ることは不可能ではないということです。

3.肩甲骨の周りを盛り上げる僧帽筋

テニスは肩の力が非常に非常に重要です。飛んできたボールをはじき返すために足腰の力をフルに使うわけですが、そのパワーを肩で増幅させる必要があります。その時に肩甲骨をどのように動かすか?

また、ここで、肩甲骨の周りについている三角筋が大活躍します。テニスプレイヤーであれば僧帽筋は絶対に鍛えこんでおきたいところです。では、ナダル選手の背中を見てみるとどうか?まるで格闘技の選手のような肩をしています。

さすがにテニスプレイヤーが肩の力が重要だとはいえここまで鍛えこんでいる人はそうはいないと思います。テニスだけで鍛えた僧帽筋ではないでしょう?結構、負荷をかけたトレーニングを実践しているのではないでしょうか。

4.分厚く割れたシックスパック

ラファエル・ナダル選手の腹直筋の特徴は、四角い大きなブロックがきれいに6つ並んでいます。特にミゾオチを守る腹直筋の上部は大きく膨れ上がっています。腹筋の上部が鍛え抜かれているということはクランチ系の種目は入念にやっていると思われます。

そして、見てわかる通りかなり重圧感のある腹直筋をしています。多少脂肪もありますけれどもこの腹直筋はなかなか作れるものではないです。相当なトレーニング、相当な食事をされているのがわかります。

5.脚はチキンレッグなのか?

ナダル選手の下半身を見ると確かに細いです。ふくらはぎは。だからチキンレッグなのか?とも思われますが太ももはまずまず太い。運動エネルギーの発動は踵になりますが、そこから足を蹴りだした時に初めにエネルギーを増幅させる場所は太ももです。

ですので、ふくらはぎが細くても太ももが太ければ下半身の力は十分に出せるのです。一見するとチキンレッグかもしれませんが、アスリートとして十分パフォーマンスを上げられるのは太ももの強さだと思います。

そんなわけで、個人的に思うのがバーベルスクワットやレッグプレスなどのウエイトトレーニングはがっつりと取り組まれているのではないだろうか?こういったトレーニングは効率的に太ももを強化することができます。

ラファエル・ナダル選手のトレーニングメニューを解説

1.チューブトレーニング

ナダル選手はチューブトレーニングを非常に重視しています。抵抗バンドをなぜそこまで好むのか?確かに負荷が非常かけるトレーニングではない。子供でも出来るような軽いトレーニングではありますがこれはものすごい意味のあるトレーニングなのです。

軸を作った状態で伸縮性のある抵抗バンドを使って腰を回転させる。こういった運動を行うことで体幹を強くしたり、身体の連動を行う上ではとても効果的な訓練法でもあるのです。クロスショットを素早く実行したり、インナーマッスルを強化することでけがのリスクを低下させることもできます。

2.プルアップ・プッシュアップ

プルアップとは逆手懸垂のこと。プッシュアップとは腕立て伏せのことです。これら二つの自重トレーニングを取り入れているそうです。確かに大胸筋に関してはある程度発達しているものの、ウエイトでがっつりと鍛えこんだ感じではありません。

大胸筋に関してはテニスにおいてはそこまで重視はしていない?しかし、僧帽筋がここまでバルクが大きいのはプルアップだけなのでしょうか?プルアップを行えば上腕二頭筋、僧帽筋の両方を強化することはできます。

ただ、それだけでここまで大きくなるものか?恐らくですが、僧帽筋に関してはウエイトもどこかで取り入れていると思います。鬼のような背中をしているのでこれを自重だけで完成するのは結構難しいと思います。

3.ディップス

上腕三頭筋が発達しているのはディップスをやっているからではないかと思います。ディップスは確かに自重トレーニングではありますが上腕三頭筋に高重度の体重のほどんどをかけることができるので出来ない人も多いです。

それこそ、ナダル選手の体重85kgもあります。85kgを上腕三頭筋に乗せれば片方42.5kg。もちろん、大胸筋にも多少分散するのでそんな簡単な話しでもないけれどもイメージとしてはそんな感じです。

ですので、自重とはいえ体重が重たい人が行えば結構鍛えられる種目なのです。また、下手に重い重量で二の腕を鍛えようとしてひじ関節を故障してしまうとなれば選手生命にも影響しますからね。

4.フロントベンド

フロントベンドは筋トレではなく軽く足幅を作った状態で股に顔を入れるイメージで足を抱きかかえる。足のストレッチです。パフォーマンスを高めるためには筋肉の柔軟性というものもとても大切なポイントです・

ラファエル・ナダルの筋肉まとめ

いかがでしたか?本日はラファエル・ナダル選手の筋肉を拝見してどんなトレーニングを行っているのかを考察してみました。また、実際に行っているトレーニングを海外サイトから調べてシェアさせていただきました。

確かにナダル選手は腕、体幹の筋肉はかなり発達しています。ただ、大胸筋は薄く、ふくらはぎもそこまで太くはない。これはテニスプレイヤーとして自分が最高のパフォーマンスを発揮できるバランスなのかもしれません。

特徴的なところは、チューブを使ったトレーニングを行っていることです。怪我の防止だったり、怪我中のリハビリで推奨されていたりするトレーニングでもありますがインナーマッスルや体幹を鍛え上げることができるのです。

スポーツ全般的に言えることですが外部の筋肉を大きくするのではなく実は深部のインナーマッスルを強化することで強いサーブを打てたり、どんな体勢になっても軸をととのえスポーツのパフォーマンスを向上させることができるのです。武術、格闘技、スポーツ。すべて体幹は大事です。とても見習えるところがありますね。

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