L-カルニチンとは?ダイエットに効果なしと言われる理由について。

本日は、L-カルニチンのダイエット効果を高める摂取方法とタイミングについてお話ししたいと思います。

今から何年前の話でしょうか?あんまり覚えていないのですが、確か私が高校生ぐらいだったと思います。コエンザイムQ10が日本で認知度が全くなくテレビでそのすごさが語られていました。

それから、コエンザイムQ10が流行り始めたわけですが、日本には偽物も多いので要注意などという情報もありましたね。今はどうなんですかね。その後、比較的すぐにL-カルニチンがすごいぞ。

ということがテレビで取り上げられたような気がします。私の薄らいでいる記憶なのでこの辺は参考までに。。。それから、14年近くも経過しているのにいまだこの二つのサプリメントは人気が途絶えることはありません。

特に、L-カルニチンはダイエット効果がすごいということで広告を出していますからね。その一方で、L-カルニチンのサプリメントを飲んだところで効果が全然なかったという話しも耳にします。

そこで、今回はダイエット効果があるらしい。。。L-カルニチンがどんなサプリメントなのか?その概要。なぜ、効果がない人と効果のある人が出てくるのか?これについてお話ししたいと思います。

L-カルニチンとは一体何か?

L-カルニチンの概要

カルニチンとは人の細胞に存在するもので脂肪の代謝に関係しています。ビタミン様物質という体内合成されるビタミン同等の効果をもたらす栄養源で、アミノ酸から合成することができます。

このように、L-カルニチンはエネルギー代謝に関与しておりまして、エネルギーの原料でもある脂肪酸を燃焼する発電所であるミトコンドリアに運搬する役割を担っております。現在ではサプリメントとしても販売されており手軽に購入することができます。

L-カルニチンは食品分野ですから、日本では完全にサプリメントである薬事法の適用範囲ではありません。その一方で先天性欠乏症患者向け希少病医薬品にレボカルニチン、消化機能低下に効果的なDL-カルニチンというものがあります。

この中で脂肪の代謝を促す効果が見込めるのはL-カルニチンになりますから、ダイエットやトレーニングをされている方もL-カルニチンのサプリメントを飲んでいたりします。

L-カルニチンの推奨摂取量

L-カルニチンは代謝に関係しているだけありまして、そのほとんどが筋肉細胞に存在します。ヒトの体内にはおよそ20g程度存在するといわれていますが、1日の推定摂取量は体重当たり20mg~10mg程度です。つまりは、体重60kgであれば、1200mg必要になりますし。

これもどういう生活を送っているかにもよって異なります。たとえば、L-カルニチンを消費しやすいような生活。体を動かす仕事をしている。ジムに通っている。ほぼ毎日スポーツを行っている。

このようにアスリートやトレーニーは普通以上にL-カルニチンの摂取は必要と思われます。ただし、20代まであればL-カルニチンはL-リジン、L-メチオニンから合成することが可能なのでよほど偏った食生活を送っていない限りは欠乏することはなかなか考えられない。

ところが、加齢を伴い、体に存在するL-カルニチンの量は減少していきます。ですから、サプリメントなどを活用してL-カルニチンを摂取するように呼び掛ける声もあります。

L-カルニチンはダイエットに効果的か?

ダイエットサプリメントとしての位置づけが非常に強い「L-カルニチン」ですが、これまで通り脂肪燃焼効果が期待できる合成物質であるということを解説させていただきました。特に日本人にはL-カルニチンが非常に重要な栄養素であると考えられています。

なぜかとうと、加齢に伴い、筋肉の中に存在するL-カルニチンの量が減少していく。さらには、現代人の食生活をみると昔と比べても動物性脂質が増えているためそれを処理するために必要なL-カルニチンが体に十分にはない。

ということが危惧されているのです。ですので、サプリメントなど経口摂取を行う重要性が認められています。ただ、研究によれば肥満者、非肥満者、基礎代謝の差は個人差が大きいのでそれで痩せた。痩せなかったというのはL-カルニチンの影響なのか?と判断するのも難しいのは実情です。

L-カルニチンでダイエットに成功する人失敗する人の差

1.個人差の問題

もともと、筋肉量が多く基礎代謝が高い人は、「L-カルニチン」をダイエットに取り入れても成功しやすいです。それと比較して基礎代謝が低い人はもともと脂肪燃焼効率も低いためダイエットは成功しにくいです。

2.カロリーコントロールができていない

ダイエットを成功させるうえで一番比重を置くべきところは食事制限です。カロリー、糖質をうまくコントロールできていなければいくら運動をしても、いくらサプリメントを飲んでも痩せることはないでしょう。

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こちらでもお話ししているように、消費カロリーと摂取カロリーのバランスをとることが一番簡単で一番効果のあるダイエット方法なのです。これを基本としたうえで、有酸素運動やサプリメントを取り入れることで効果を発揮してくれるはずです。

3.飲んでいるだけ

ステロイドを除いて「飲むだけで筋肉がつく」とか「飲むだけで痩せる」というのはまずないです。それこそ、L-カルニチンもHMBのようにアミノ酸の合成物質にすぎません。確かにミトコンドリアへ脂肪酸を送りこむため脂肪の分解は円滑化するでしょう。

ただ、だからといって劇的な効果が見込めるというモノでもありません。こういう性質を持ったサプリメントは運動と組み合わせることで効果を発揮してくれるものです。だから、何もせずにゴロゴロしていて飲んでいるだけで痩せるとか夢のようなサプリメントではありません。

4.基礎的な体作り

カルニチンはミトコンドリアに脂肪酸を送るだけに過ぎないといえばそうなのです。ミトコンドリアを増やすには細胞を増やすしかありません。一番簡単なのは筋肉細胞を増やすことですね。

ガリガリで筋肉量も平均以下。中にはインナーマッスルが発達している人もいるかもしれませんが、隠れ肥満型が基礎代謝が高いということはあり得ないです。ですから、筋肉量を増やしてミトコンドリアの量も増やす。

そうなれば、L-カルニチンの量も増えるわけです。そのためには、「トレーニング」「タンパク質の摂取」「ビタミンの摂取」「ミネラルの摂取」「休息」この5つのポイントを基礎として上乗せとしてL-カルニチンを摂取したほうが効果的だと思いますよ。

L-カルニチンはメインではなくサブ要素

いかがでしたか?本日はL-カルニチンがどういったものなのか?なぜ、効果のある人、効果のない人の差が出てしまうのか?それについて解説させていただきました。実際、L-カルニチンの脂肪燃焼効果については賛否両論あるので「脂肪が燃焼します!」と断言することはできません。

ただ、個人的な経験から述べるとそういった効果はあるのではないかと思います。また、L-カルニチンはあくまでもサブ的な要素でありメインではないということも理解しておいてください。軸となるのは体作りです。

筋肉に必要なトレーニング、栄養、休息をとったうえでL-カルニチンを摂取したほうが圧倒的にダイエット効果が高くなると考えられます。逆にこの基礎ができていないとなかなかダイエット効果というのは上がらないでしょう。なぜなら基礎代謝も伸びないですから。。。