加圧トレーニングとは?詳しいメカニズムにいて解説します。

現在では加圧ジムもかなり多くありますが、少し前まではそのようなトレーニングは今のように一般化されていませんでした。
確か、加圧トレーニングや加圧ベルトが流行したのは今から10年前の2007年。

そんな、加圧トレーニングが最近またはやり始めていますね。
ベルトを巻き付けることによりトレーニング効果が高くなる。
軽い重量でも大きな負荷を与えるトレーニングと似たような効果が期待できるというもの。

そこで、今回はこの加圧トレーニングがいったいどういう仕組みで高重度のウエイトトレーニングと似たような効果が得られるのか?
具体的そのメカニズムについてまとめて解説いたします。

加圧トレーニングの基礎知識

上腕部、脚部に専用の加圧ベルトを装着することにより動脈、静脈などの太い血管を圧迫することができます。
これにより血流を制限することができます。
この状態で適切なトレーニング方法をおこなうことで安全に効果が期待できるというものです。

加圧前

腕や足になにも装着していない状態です。
血流も制限されていません。

血流末梢抵抗値といいまして、血流による血管への負荷を数値で示したものがあります。
これが正常時だとおよそ1.0といわれています。

ここで、加圧ベルトで血管を圧迫するのですが、血管にかける負荷も重要ですので一歩間違えたら危険です。
特に初めての方は必ずトレーナーの指導を受けるようにしましょう。

加圧スタート

知識のある指導者のもとで腕や足にベルトを締めて動脈、静脈を圧迫します。
これにより特定の部位に血管をため込むことができます。

一部に血液が集中するため普段行き届きにくい毛細血管まで血液が流れ込みます。
このときの血流末梢抵抗値は1.7を目指します。

加圧中

加圧ベルトを装着して血液の流れを制限した状態でトレーニングを行います。ここで行うトレーニングは軽い重量のダンベル運動などでも効果が期待できます。なぜなら、加圧中は筋動員の力があがります。さらに血管を圧迫しているわけですから酸素も制限されてしまいます。つまりは、体中を酸欠状態に追い込むことができるのです。すると、血中の乳酸濃度が上昇します。この乳酸がとある受容体を刺激しますので脳下垂体から成長ホルモンがたくさん分泌させます。

加圧終了

15分程度加圧をしましたらベルトを外します。
すると、加圧中に分泌されたたくさんの成長ホルモンが作用して、体脂肪を燃焼させます。

すると、脂肪は遊離脂肪酸へと変わり血中へ流れ込みます。
これがダイエット効果の仕組みですが、たくさん分泌された成長ホルモンも血管を介して体中に流れ込むのでそのほかの効果も期待できます。

加圧トレーニングの注意点

加圧トレーニングのメリットはやはり軽い負荷でも効果的なトレーニングが得られること。
もう一つは効果が表れるまで時間がかからないという点です。

一度のトレーニングは10~20分程度の短時間ですが、それだけでもやる前と後の違いが判るはずです。
そんな、魅力的な加圧トレーニングをおこなうにあたり、いくつか注意点がありますのでそれについてお話しします。

1.加圧ベルトを使用

加圧ベルトを購入するのがもったいないとか、ジムに行くお金がもったいなどと思う気持ちもわからないでもありません。
だからといって加圧ベルト以外のジーンズのベルトだったり、チューブを使って圧迫するというのは危険行為なのでやめましょう。

2.上肢下肢を分ける

加圧トレーニングは、上腕、足の付け根にベルトを巻きます。
しかし、一度に4か所にベルトを巻くのは血管を圧迫させ過ぎで、とても危険です。
加圧トレーニングをおこなうなら、腕なら腕、足なら足、とそれぞれ分けておこないましょう。

3.素肌に巻かない

加圧ベルトを肌に直に巻いてしまいますと肌組織が損傷してしまう可能性がありますので、直に巻くことはおすすめしません。

やるとわかりますが、かなり圧迫させるので痛いです。
せめてトレーニングウェアや加圧シャツを使用して巻くようにしましょう。

4.圧迫の調整は慎重に

加圧ベルトを巻く際に、圧迫させて止血が強ければトレーニング効果があると勝手に判断して強く圧迫するのはとて危険です。

血管にかける負荷というのは結構難しいところで、自分では判断しないほうがよいです。
できればパーソナルトレーナーをつけて加圧トレーニングの指導を受けましょう。

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